2007 February

Sphinx Broadcasting Station

SENDAI AKIU - Life, Work, Weblog

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更新日 2009-01-02 | 作成日 2007-10-20

2月28日(水) タミフルと異常行動


 昨日,仙台でタミフルを服用したこどもがマンションから転落して死亡したというニュースは,同じ仙台市民として衝撃的でした。

 タミフル服用後のこどもの異常行動については以前から指摘のあるところですが,厚生労働省の見解は,

専門家の意見を随時聞いたところ、タミフルと死亡との関係については否定的であることなどから、現段階でタミフルの安全性に重大な懸念があるとは考えていません。
平成17年度厚生労働科学研究「インフルエンザに伴う随伴症状の発現状況に関する調査研究」の報告書によると、約2,800名の小児等を対象に、異常言動の発現について、タミフル未使用群とタミフル使用群を比較したところ、統計学的に有意な差は見られなかったと報告されています。


ということのようです。しかし,このように身近なところで事故が続くと,親としてどう行動すべきか悩みますね。

資料No.2−3 リン酸オセルタミビルについて


 厚生労働省が引用している,異常言動の発現が統計的に差が見られないという報告を斜め読みしましたが,異常言動がひとくくりにされている印象で,命に関わる異常行動と,それ以外の「いつもとは違った」という程度の異常言動が区別されている様子はなく,この結果を持って「現段階でタミフルの安全性に重大な懸念があるとは考えていません」と言われても,それでは納得しがたいというのが正直なところです。

厚生労働科学研究費補助金「インフルエンザに伴う随伴症状の発現状況に関する調査研究」

 親として知りたいことは全般的な異常言動がどうのではなく,タミフルによって命に関わるような異常行動が起こる危険性が高まるのかということですよね。タミフルが登場する以前は,インフルエンザは寝て治すしかありませんでした(もちろんそれによる死亡例もありました)。タミフルを飲むことによる効果と,それによる危険性をどう判断するか。誰がどんなことを言っても,こどもの命を守る責任は親にあります。こどもが死んでしまってから,○○を信頼していたのにと言っても取り返しがつかない。さて,どうしようか…。

インフルエンザ時の異常行動:タミフルとの関連(粂 和彦のメモログ)

2月27日(火) 近況


 昨日午後から出張で富谷高校に行きました。その帰り道,二日前にも利用した富ヶ丘小学校の前のローソンでお買い物。二日前の土曜日は,MAP研究会の勉強会で富ヶ丘小学校におじゃましてました。その前日の金曜日は,かかりつけの耳鼻科に通いに泉区桂に来てました。この3つの場所は,ほとんど同じ地域(仙台北部〜富谷町南西部)にあります。

 以前,長命ヶ丘に住んでいた頃はこの辺が生活圏内でしたが,仙台の奥座敷(仙台南西部)に転居してからは,どきどき宮城県図書館に行く程度であまり縁のない地域になってしまいました。今の自宅からだと走行距離で30km弱,時間で1時間弱もかかるので。そんな場所に4日間で3回も行くなんて珍しい…と思いつつ車の燃料計を見て驚いた。嗚呼また温暖化に手を貸してしまった…。

 でも,ドライブは楽しいですね。以前は遠くに行くときは躊躇なく高速道路を使っていましたが,最近は一般道だけです。ノンビリと一般道を運転する方が楽しいし燃費もいいので。昨日は天気も良く,冬枯れの木立と青空のコントラストがとてもきれいでした。

2月25日(日) 言い合い:みんなそれなりに正しいけど…


 「群盲象をなでる」という故事があります。象の足を触った者は「象は太い柱だ」といい,腹を触った者は「大きな壺」といい,耳を触った者は「大きなうちわだ」という。それぞれ自分の体験からの理解を譲らず言い合いになるという話です。

 みんなそれなりに正しい。だけど,誰一人全体像を言い得てはいない。だから言い合いになる。これって私たちの日常そのものではないでしょうか。私たちは誰もが,自分の見える範囲でしか物事をとらえていません。でも,そのわりには自分の見え方に固執する人の多いこと。

 「現場が忙しすぎる」「親がわがままになったことやこどもがしつけられていないことで一生懸命やってもうまくいかない」という現場の教員の声に対して,かつて先生をしていたという人からの「私たちの時代は5〜60人のクラスを教えた。こどもに向き合えないというのは言い訳に過ぎない」といった意見。保護者からの「何がそんなに忙しいのか」という声。現場の声を「愚痴」と言い切る放送局。

 元教員は,今の教育現場を知らないからそんなに無邪気に言い切れるのでしょう。学校を見当外れに批判する保護者も,間違いなく授業参観やPTA行事に来ない保護者です(学校に来てものを言う保護者の意見は的確ですから)。今の教育再生会議も,学校を見ないで学校を批判できる人たちです。自分に見えていない部分があるという謙虚さを,どうして持てないんでしょう。見てもいないことを,どうしてそんなに自信を持って批判できるんでしょう。

 象の全体像を見ることができないとしたら,個々の意見を信頼してそれらを足し合わせていけばいいのです。象は「柱のような足をもち,うちわのような耳を持ち…」と。みんなで力を合わせて理解するのです。でも,それができない人が多いんですね。他者の(自分と違う)見方,感じ方を受け入れられない人に,議論の余地はなありません。そんな人が多いから,いじめもなくならないのです。そしてさらに悪いことには,世の中のしくみはそういうごく個人的な狭い見方からの主張を根拠にして,どんどん変わっていくのです。自分の乗っているバスの運転手がとても視野の狭い人で,自分の見たい方角しかみていないとしたら怖くないですか?今の教育再生会議は,こんなバスに似ています。このま乗っていたら,いったいどこに連れて行かれるのでしょう?

NHK解説委員室ブログ:時論公論・教育再生への受け止めは…

2月20日(火) ウイルス


 昨日,群青色の夕暮れの空に,きれいな細い月(地球照つき)と金星が浮かんでいました。こどもたちを呼んで庭に連れて行き,その月と星を見せました。見上げるとだんだん他の星も輝きだしていて,ayuはそれを見ながらピョンピョン跳んでいます。そうすると,星もジャンプするのだそうです。


 先週ぐらいから,うちの学校でもインフルエンザでの出席停止が出てきました。インフルエンザにロタウイルス,ノロウイルスと,この季節は用心すべきウイルスたちがいっぱいですね。

 私の場合,仕事に前向きに取り組めなくなったり,考え方が悲観的になったら,ウイルス感染の黄色信号です。体より先に気持ちに出てくるんですね。

 腰のほうはかなり良くなったのですが,昨日あたりから気分的なウイルス感染症状が出ています。気をつけないと…。皆さんも,ウイルスに負けないように,どうぞお気をつけて!

日常生活でできる予防法法(インフルエンザ情報サービス)
インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所・感染症情報センター)
ウイルス(Macをはじめよう)

2月19日(月) 『右翼と左翼』読了


 忙しかったり体調が悪かったりして,なかなか読み終わらなかった『右翼と左翼』ですが,返却期限が来たのでがんばって読み終えました。全部は頭に入らなかったけど,いくつかのことが整理されました。例えば,こんな文章も,自分の頭の中にあるものとつきあわせながら興味深く読み進められる程度にはなりました。

小泉「改革」の呪文が解けてきた・個人が負いきれないリスクは社会が引き受ける
新自由主義こえる「第三の道」・「結果の平等」ではなく「機会の平等」をめざす
安倍政権は周回遅れの没落ネオコンだ・社会運動のネットワークを発展させよう
安倍成長戦略の誤謬 ー「下村治・都留重人論争」を持ち出す認識不足と時代錯誤

2月18日(日) 『国家の罠』佐藤優氏の記事 +ayuのひと言


DSCF8651.jpg 昨日の朝日新聞 be on Saturday に,『国家の罠』の著者・佐藤優氏の記事が載りました。今回が「上」ということなので,たぶん来週と再来週に続編があるでしょう。

「逆風満帆」 外務省職員 佐藤優(上)

 そう言えば先日『国家の罠』を読んだあとのこと。読み終わって本を閉じて「非常に面白い!」と言ったら,ayuに「じゃあ,どうして笑わないの?」と切り返されました。これはお父さん,一本取られた。

 写真は,昨日連れて行った宮城県図書館での一コマです。私が3階の「みやぎ資料室」でちょっと調べ物をしている間,二人で静かに借りた本を読んでいました。

2月17日(土) 教育にお金をかけない「ケチな国、日本。」


 腰痛は,昨日ぐらいから改善の兆しが見えます。少し楽になりました。



 教育再生会議の報告書は,どのページを読んでも腹立たしいです。教育環境を悪くするようなトンチンカンなアイディアで満ちあふれています。

 教育を「再生」する一番手っ取り早い方法は,教育予算を倍増することです。そしてクラスの人数を半減することです(20人以下に)。これでいじめを含めかなりの問題が改善するでしょう。倍増というとすごく増やすというかんじがするかもしれませんが,それでだいたい諸外国並みのようですよ。

 日本は教育に金をかけない国です。国家百年の計は教育にありと言いますが,予算配当から見れば,日本は次世代を育てることにあまり熱心とは言えません。教育再生会議もしかりです。しっかり学べ,もっと働け,金はやらん。これが教育再生会議や安倍内閣の本音です。この底抜けにデタラメな教育再生会議をやめさせるには,どうすればいいんですか?

教育改革三法 国の権限強化には疑問(中国新聞・社説)
2006年10月4日 本会議〜総理所信表明演説に対する代表質問〜(鈴木寛)

2月13日(火) 腰痛(泣)


 久しぶりに腰痛です。思い返せば10日ほど前から兆候がありましたが,昨晩,寝ているtaroを2階に運び,ベッドに降ろそうとしたときに「グキッ!」となりました。思わずtaroをベッドに落としてしまった…。先週仕事が忙しかったのと,連休中寒い戸外にいることが多かったりして体調が下降し,椎間板ヘルニア状態になっているのだと思います。

 今朝は着替えるのもかなり辛いです。ズボンはなんとかはいたけど,靴下はどうやったらはけるかな。今日は例の予餞会の日で早朝から放課後まですべて役割がある仕事ばかり。とりあえず朝7時半集合でリハーサルからなんですが…。よりによってこんな大事な日に,思考力も元気もないSphinxです。

2月12日(月) 「はがれ落ちる学力」世界一をめざす改革!?


Snufkin.gif 「はがれ落ちる学力」という言葉を聞いたことがありますか。こどもの頃に学校で一生懸命学んだことが,大人になる頃までにすっかりはがれ落ちてしまう,そういう学力のことです。きっと誰もが思い当たるのではないかと思います。こどもの頃に頭に詰め込んだものは,ほとんど抜けていますよね(抜けてないのは掛け算くらい?)。時間をかけて必死に学んだことが大人になってまったく役に立たないとしたら,私たちは何のために学んでいるんでしょう。

 教育再生会議が「ゆとり教育を見直し」「授業時間10%増加」「全国学力調査」などと言うときに,彼らは学力についてどういうイメージを持っているのでしょう。まさにこの「はがれ落ちる学力」しか見えていないようです。

 こういう日本の「教育改革」とまったく逆方向の教育をしている国があります。ムーミンの住む国フィンランドです。フィンランドでは,授業時間数が少なく,習熟度別クラスはなく,順位をつけるためのテストもない,自分で成績が低いと思ったら1年余計に中学に通ってもよい。「ゆとり教育」のかたまりみたいな環境で,こどもたちは伸び伸びと学習しています。それでは,フィンランドのこどもたちの学力は日本と比べて低いのか。実は,2003年に実施されたOECDの学習到達度調査(PISA)で総合成績1位だったのはフィンランドです。

 教育再生会議はとても威勢のいいことを言っていますが,方向性は詰め込み,競争教育です。こどもたちや教師は競争で煽られ,気持ちの余裕を失い,出席停止にしてもいじめは増え続ける。10年も経たないうちに大失敗だったということになるでしょう。私は,こういう間違った改革に乗せられて,その手先になって仕事をしたくはないです。

学力テストに懸念の声、廃止の海外事例を報告 教研集会
比較・競争とは無縁 学習到達度「世界一」のフィンランド
弁護士会の読書:競争やめたら学力世界一
知恵か?知識か?議論百出の学校教育はどこへ行く?(JTB)
競争しなくても世界一の国・フィンランドの教育VS競争だらけの国・日本の教育
解説委員室ブログ|時論口論・教育改革三つの課題

2月11日(日) よく分からない政治の右左


uyokusayoku.jpg 『右翼と左翼』(浅羽通明著・幻冬舎新書)を読んでいます。過激派や街宣車の話ではなく,政治で「右派」「左派」「中道」などと表現される,その右左の話です。今まで何となく感覚で分かっているような気がしていましたが,最近,自分がよく理解していないと思い至りました。

 例えば,安倍内閣は改革改革というけれど,立ち位置は明らかに右だよね。改革って左のものでは?小泉内閣は左のようでもあるが,右のような側面もある。新自由主義の代表みたいに言われているけど,さて新自由主義とは右なの左なの?小泉さんは安倍さんを後継者としたけど,小泉さんと安倍さんでは考え方がかなり異なるのでは?小泉さんには好感を持ったけど安倍内閣は嫌いな私は,右なの左なの?…とまあ,かなり基本的なところから分からないんですね。

 『右翼と左翼』は昨年の秋に第一刷が出たばかりの新しい本です。政治の右左が誕生したフランス革命から紐解いて,現代日本の右左まで,とても分かりやすく説明してくれます。高校時代の世界史の偏差値が,他教科より20ぐらい低かった私でもよく分かる!!『国家の罠』(佐藤優著・新潮社)を読んだときにイマイチ分からなかったヘーゲルについても,この本でごく基本的な知識を持てたこともラッキーでした。まだ半分しか読んでいませんが,この連休中に読み終えたいです。

 それにしても,安倍政権はどうにかならないんですか。支持率は下降を続けているので,参院選で終わりにしてもらえるんでしょうか。支持率下降の理由として閣僚の不規則発言や大臣辞任などが挙げられていますが,私はむしろ内閣の政策そのものが,一般市民の感覚と遊離しているのが原因ではないかと考えています。道路特定財源の一般財源化も一般市民の反感を買うものだし,教育基本法改定だって市民感覚との接点はないでしょう?教育改革とか教育再生といって打ち出される対策も,的外れで間抜けなものが多い。「ゆとり教育」を是正するとか「不適格教員を排除する」とか威勢はいいですが,肝心の「学力ってなんですか」ということをまったく考えていません。ゆとり教育とか不適格教員とか,そのあたりに市民の不満は確かにあります。でも,そういう問題意識から繰り出されてくる改革案が粗悪品では,支持率が下がるのは当たり前です。

[安倍内閣の支持率]政権存続が危ぶまれる(沖縄タイムス社説)

2月10日(土) 映像は事実ではない


 『発掘!あるある大事典II』のねつ造問題は,まだ尾を引いているようですね。それにしても,今回の件で「だまされた」と怒る人の多さには驚きました。怒るということは,それだけ真剣に番組を見ていたということ。ある程度は虚構と分かって楽しんでいるとばかり思っていました。

 だって「レタスで快眠」できてしまうなら,レタスによる居眠り運転とか起きてしまうじゃないですか!飲酒運転と同じように禁止しないと!それに睡眠薬として,とっくの昔に利用されているはずです。今更そんな特殊な効果が発見されるわけがない。レタスのジュースをマウスに飲ませる実験でも効果は全く見られなかったようですが,取材班は「一時的にかごの隅でおとなしくしていた」マウスを撮影して,それに「眠ってしまった!」というテロップをつけて放映したとか。

 映像は事実だと信じている方もいるかもしれませんが,決してそうではありません。映像というのは,確かに現実に起こったことを写したものですが,だからといって真実ではないんです。まず写すときに枠で切り取りますね。どこをどう切り取るかに撮影者の「意図」が入ります。次にそれを編集するときに編集者の「意図」が入ります。編集者の意図が上手に伝わるように,映像(コメント,テロップを含む)が選ばれ,組み立てられるのです。それは「あるある」に限ったことではなく,すべての映像がそうなんです。

 先日,2泊3日の中高生フォーラム(MAPによる中高生の宿泊リーダー研修)を,10分間のビデオ映像にまとめました。2泊3日に起こったことを10分に縮めるにはどうするか。ほとんどのシーンを切り捨てて,集団が大きく変化していく部分を寄せ集める。そうすると,とてもきれいな映像になります。つまり,グループの成長が停滞したり,上手くいっていない部分はまったく見えなくなり,まるで何の障害もなくトントン拍子に生徒たちが成長していくように見えるんです。

 このビデオ映像は,実は「MAPがいじめ対策に有効である」ことを伝えるのがねらいでした。映像には必ずねらいや意図があり,それに基づいて映像を選び,編集するわけです。同じシーンを使っても,その前後がどうつながっていくかで,そのシーンがもつ意味や与える印象は大きく変わります。そういうのをコンテクスト(文脈)といいますが,どういう映像をどうつなげるかで,その映像のコンテクストは簡単に作り出せるということなんです。同じ素材を使って「いじめ対策に使える研修会」という番組もできれば,「いじめ対策にならない研修会」という番組もできます。簡単に。(誤解のないよう記しておきますが,MAPはいじめ対策に使えます!)

 番組を見るときは,その画面の枠内で見えていることがすべてではないこと,編集者の意図でコンテクストがつくらているということを意識しながら見ていないと,コロッと「だまされた」ということになるんです。今回の件で怒っている視聴者は,関西テレビに感謝した方がいいかもしれません。無批判に情報を受け入れて踊らされる自分の姿を,はっきりと映してくれたのですから。

2月9日(金) 予餞会の準備


 今週は,久しぶりに毎日夜遅くまで学校で仕事をしていました。生徒会が主催する,3年生を送る会(予餞会)の準備です。私は行事の担当ではないのですが(そもそも生徒指導部でもないのですが),ビデオやスライドショーの編集作業の要員として呼ばれてしまうのです。今回の生徒会スタッフはフレッシュな面々ばかりで,そういう作業のノウハウが上級生から伝承されていなくてたいへんでした。例年ですと,秋の文化祭で先輩の下についてやり方を覚え,予餞会でそれを生かすという流れがあるんですが…。

 それでも,部活の後輩や転勤した先生からのビデオレターと,3年間の写真をあつめたスライドショー(LIFE* with PhotoCinema で作成;1・2年生編と3年生編の2本)がもうすぐできあがります。3年生に喜んでもらえるといいな!

2月6日(火) 第一生命のサラリーマン川柳


 第一生命のサラリーマン川柳,今年の100句が掲載されています。今年もなかなかですよ。私のお気に入りは34,50,62です。同業者としては29も捨てがたい。

第一生命・サラリーマン川柳

2月4日(日) 節分→立春


DSCF8592.jpg 追い払ったはずのオニが豆を食べるの図。まあ,小オニだからいいか。

 昨日は節分でした。節分というのは「季節を分ける」という意味ですから,本来は年4回あるのですが,現在では節分といえば特に立春の前日を意味しますね。昨晩は,うちでも豆まきをしました。今年もみんなが幸せでいられますように!

 さあ,そして今日が立春です。春と聞くとやはりワクワクしますね。でも春は花粉の季節でもあります。東京ではすでに杉花粉の飛散が始まったとのこと。暖冬の影響で例年よりかなり早いですねー。私もそろそろ耳鼻科に行かないと…。

暦要項(国立天文台が発表した今年と来年の暦)

2月3日(土) 歌詞の間違いに性格が…


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♪ 雪やこんこ あられやこんこ
♪ 降っても降っても また降りやがる

 間違い方にも性格が出ますね。ayuの歌でした。

 でも,昨日は雪がとってもうれしかったayu。いつもはイヤでのろのろ歩く幼稚園への道も,雪を踏むのが楽しくて走っていきました。午後はお庭で雪だるまつくり。ちょっと雪が足りなくて,砂付きです。

2月1日(木) 佐藤優・外務省元分析官・二審も有罪


 昨日二審の結果が出て,また有罪だったようです。弁護側の主張,裁判官の判断を興味深く読みました。「外務省内の決裁を受けてはいたが、本来の目的に反した違法な支出であって、背任にあたる」(NHK)という判断らしいですが,決済を受けた仕事について,部下のみが個人的に責任を負うというのは普通の論理なんでしょうか。ずいぶん無理をしているような気がしますが。