2008 February

Sphinx Broadcasting Station

SENDAI AKIU - Life, Work, Weblog

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更新日 2009-01-01 | 作成日 2007-10-20

02月29日(金)

ビジョンがない人がいくら話し合っても…


日本のメーカーにその気があれば,MacBook Airによく似たパソコンは作れるだろう。彼らに足りないのはApple社のビジョンである。それがない限り,見た目に似たものは作れても,MacBook Air,あるいはiPhoneやiPodは作れない。
Tech-On!「Appleファンの怒りが示す設計思想の根本的な違い」」より

 日本では,みんなで話し合って決めていくというルールを大事にしますよね。それが民主主義であるというような思いもあるかと思います。学校も同様で,勤務時間中にいろんな会議が行われています。

 でも,そうやって話し合う中から,いいアイディアが浮かんだという経験はないですねー。あのたくさんの会議というのは,実はとても生産性の低い,無駄な時間なのではないでしょうか。

 日本のメーカーに Apple社のようなビジョンがないように,日本の学校にもビジョンが欠けていると思う今日この頃。学習指導要領に「自ら学び自ら考える」生徒を育てようと書いてあるのに,8時間授業だの土曜課外だの,自ら学ぶ時間を奪いに奪っている現状も,ビジョンのなさの一例です。

 ビジョンのないところで,いくら時間を費やして話し合っても,何もいいモノは出てこない。ものづくりもひとづくりも,同じです。

  • Life is beautiful:"Less is more"なもの作りと合議制と こちら


02月24日(日)

週末の旅 — 青青少年自立支援のための研究協議会(国立赤城青少年交流の家)


 この土日は,家が揺れるほどのたいへんな強風でした。関東地方を中心に鉄道のダイヤも大きく乱れましたが,昨日は,私もその渦中にいました。下がその証拠写真です。21:02発の新幹線に乗ろうと大宮駅のホームに行ってみれば,電光掲示板には19:22の表示が…。その意味をにわかには理解できず,「今,何時だっけ?」と携帯で時間を確認する始末。19:22に出発しているはずの新幹線が,21:00になっても到着していない — なんと1時間半以上の遅れです。

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 強風による停電で,夕方から東北新幹線が不通になっていたと知ったのは,家に帰ってからです。それでも私の乗る21:02発の新幹線は,幸い15分程度の遅れで到着しました。昨日の状況で,予定とそれほど違わない時間に家に帰ることができたのはラッキーだったかもしれません。

 金曜日から土曜日にかけて,国立赤城青少年交流の家で行われた「青少年自立支援のための研究協議会」(開催要項)に参加していました。知的障害・発達障害,不登校・ひきこもり,非行や反社会的行為といった難しい課題を抱えた青少年の自立を,主に自然体験活動を通して支援している関係者の集まりです。キーワードは「アドベンチャー・セラピー」です。

 まだ帰ってきたばかりで,いろんな記憶の断片が頭の中に散らかっている状態です。それでも私にとって今回一番の収穫は,自閉症や発達障害の人たちの自然体験活動に,積極的に取り組んでいる方々にお会いできたことでした。また,PAやMAPでつながっている方々とご一緒できたのもうれしかったです!

  • NPO法人 BIG TREE こちら
  • 社会福祉法人青葉仁会 森の学校 こちら
  • NPO法人 国際自然大学校 生き生き冒険隊 こちら

 自分の教員生活の中で2本の柱となっている,障害児教育とMAP。それらはどこかで一つに収れんしていくだろうと思っているのですが,まだどんな形で収れんするのか,自分でもはっきり見えていないのです。

 今年1年,養護学校の授業の中にMAPの要素を取り入れてみて,それなりの手応えを感じました。そういう仕事とからめていく方向性が一つ。もう一つ,別のアプローチとして,障害のある人たちの自然体験活動に余暇の中でかかわっていくというのも楽しそうだと思います。自分の未来のイメージを,ちょっと膨らませることができた二日間でした。

【追記】それから,高校時代にお世話になった先生と20数年ぶりに再会しました。お互い,20歳以上歳をとっていますが,一緒に話していると高校時代にタイムスリップしますねー。先生には,ツリーイング(木登り)のことを,いろいろ教えていただきました。


02月21日(木)

Internet Explorer で閲覧不能になっていました


 今日,学校でたっちママさんに指摘されて初めて分かったのですが,月曜日から Windows の Internet Explorer でこのサイトの表紙が見られなくなっていました。Mac や Windows の Firefox では問題ないのですが,Internet Explorer だとダメのです。

 原因は月曜日の記事の中に表示させていたGIF画像でした。それを削除したところ,IEでも問題なく表示されるようになりました。

 ここ数日アクセス数が激減していて,なんか変だなとは思っていたのですが…。まさかひとつのGIF画像で表示できなくなるなんて驚きです。でも,これでアクセスも元に戻るでしょう。

au その後


 ウェブサイトで意見投稿をした au ですが,その後すぐにお詫びメールをいただきました。これで少しでもマナーが向上しますように。今日は学校帰り道にある別な au ショップで用事を済ませました。とても親身に対応してもらって,やっぱりこれが普通だよなと納得。さらに「先ほど発表されたばかりですが…」と前置きして,家族間通話無料サービスが3月から始まることも教えてもらいました。聞いたときは au 太っ腹!と感激しましたが,ソフトバンクはすでにそうなっているんですね。ついでにパケット通信も,もう少しがんばってもらえるとうれしいですね。

02月18日(月)

ご当地検定に文科省の指針なんて必要なんでしょうか?


 ここ仙台にも「だてな仙台検定」というご当地検定ができました。過去問を見ると,例えば「長町〜秋保間を結び、市民に親しまれた秋保電鉄の営業開始はいつ?」という問題があります。はい,分かりません。(汗)まあでも地元市民として,こういうのにチャレンジしていろんなうんちくを覚えておくのは楽しいですよね。

 ところで,この度そういうご当地検定の質を維持するために,文科省がガイドラインを作る方針を決めたのだそうです。受験者や,試験結果を採用や評価の参考にする企業や学校にも「客観的な質やレベルを知りたい」という声が高まったからだとか。

 文科省がつくったガイドラインで評価すると「客観的な質やレベル」が分かるんでしょうか。なんで皆さん「他者の評価」に頼るんでしょう。試験結果を採用や合否判定に使いたい企業や学校なら,自前の分析でその検定のレベルを「主観的に」判断するのが,責任あるやり方ですよね。過去問は公表されているわけですから。他者の評価を利用するくらいなら,その検定を合否判定になど使わなければいいのです。一般の受験者にしたって,質やレベルを問題にするなら,ご当地検定なんて受けなければいいのです。だって,洒落みたいなものでしょう?

 文科省も,くだらない仕事にうつつを抜かしていないで,やるべきことに人と時間をしっかりかけてほしい。例えば,もう少し教育現場に足を運んでみたらいかがでしょう。教員をやって16年になりますが,私の勤務先に文科省の人は一度も来たことがないですよ。

  • 「ご当地検定」質維持に指針作成へ 中教審が答申 こちら

02月17日(日)

携帯電話で緊急地震速報を受信する


 気象庁では,昨年の10月から緊急地震速報の提供を行っています。緊急地震速報というのは,地震の大きな揺れが来る前に,その到着時刻や震度を伝えるサービスです。こちらのビデオをご覧ください。これは,昨年の7月に発生した中越沖地震の時に,実際に緊急地震速報を受信したときの映像です。



 何秒後に来るという時間の予告と,「震度3」という震度の予告があることで,比較的大きな揺れでも冷静に対応できています。私の住んでいる宮城県では,近い将来宮城県沖地震が起こることが確約されています。そのときは,うちでも震度5強になると予測されています。地震の揺れは小さな揺れから大きな揺れに変わるので,たとえ小さな地震でも,それが始まった段階ではどれだけ大きな揺れになるか分からずに,たいへん不安な気持ちになります。緊急地震速報で時間と震度があらかじめ予告されれば,それに応じて先手を打った対応が取れそうです。

 この映像を見て,うちにも緊急地震速報の受信機がほしくなったのですが,そんなときに,auの携帯電話が今年の3月から緊急地震速報に対応することを知りました。そろそろ携帯を更新しようと思っていた頃なので,思い切って緊急地震速報に対応している電話機に機種変更しました。新しい電話は W61CA です。

 auショップの店員さんに聞いても「何も分からない」と教えてもらえなかったのですが,緊急地震速報はCメールの形で配信されるようです。W61CA の説明書によると,警報音と音量を変えることはできません。Cメールの受信音量を「消音」にすると警報音は鳴りません(マナーモード時など)。通話中もダメです。メールの送受信中やインターネット中も受信できない場合があるようです。もちろん,電源を切っていたら鳴りません。いろいろ制約がありますが,緊急地震速報の受信機を常に持ち歩けるというのは心強いです。

auのユーザー・エクスペリエンス


 それにしても,auショップ愛子の店員さんの接客マナーはたいへん悪いです。店員さんと話していると,何かこちらが悪いことをしているという錯覚に陥るくらい,不機嫌でぶっきらぼうな対応です。「おもてなし」の「お」の字もありません。高いお金を払って新しい携帯を手にしたのに,ワクワク感は全くなく,徒労感だけが残っています。このお店には,数年前にも接客マナーが悪く不愉快だと直接伝えているのですが,まったく変わっていませんでした。まあ,それを知っていて行く自分も自分ですが。

 auは「おかげさまで、auは2年連続全地区お客様満足度No.1」なのだそうですが,とても信じられません。先日,Apple Store で iPod shuffle の修理交換をしてきた体験との落差の激しいこと。auには,Apple,ディズニーランド,スタバを見習って,自社の「ユーザー・エクスペリエンス」(おもてなし)をについて考察を深めてもらいたい。auのサイトで意見・要望を受け付ける場所があったので,そちらにも投稿しました。さて,反応はあるでしょうか?

  • 【IPCM】iPhone,ディズニーランド,スタバの共通点は? こちら
  • おかげさまで、auは2年連続全地区お客様満足度No.1。 こちら


02月16日(土)

Zippo のカイロ — ハンディーウォーマー


DSCF3626.JPG 昔,天体写真を撮っていた頃は,カイロ灰式のカイロを使っていました。棒状の燃料に火を付けてその熱で温める方式で,炭を燃やしたときのようないい香りがしました。最近は,鉄粉と食塩を使った使い捨てカイロが主流ですが,どうしても一度使って捨てるというところに抵抗を感じます。本当はカイロ灰を買ってそれを使いたいのですが,今は残念ながら流通していないようです。

DSCF3624.JPG ところが,今年はなぜか寒さが身にこたえることが多く(40歳を越えたから?),使い捨てカイロの出番が多いのです。特に朝早く学校の職員室でパソコンを使っていると,指先が冷えて仕事になりません。それで,前から目を付けていた Zippo のカイロを買うことにしました。こちらは白金の触媒作用を利用して燃料を酸化させ,そのときに発生する熱を利用する方式。燃料は Zippo のライター用のオイルです。
DSCF3625.JPG 先ほど Amazon から届きました。さっそく燃料を入れて着火してみましたが,なかなか温かいです。というか,熱すぎて専用の袋に入れないと触れないほどです。これで,今年の冬も楽しく過ごせるかな!


  • 本日の一品 オイルを使う化学のカイロ『Zippoハンディウォーマー』 こちら
  • チョー寒い冬を乗り切る 「ZIPPOハンディウォーマー」 こちら

02月15日(金)

第9回「生命を見つめる」フォトコンテスト入選


第9回生命を見つめるフォトコンテスト入選(小).jpg 日本医師会と読売新聞社が主催する,第9回「生命を見つめる」フォトコンテストで,私の母が応募した作品が入選となり,2月9日(土)の読売新聞紙上で紹介されました。ayuが曾祖母に食事の介助をしている写真です。

 ayuは曾祖母が元気な頃を知らないのですが,実家に帰ると食事介助をしたがって,帰省のたびに1〜2回させてもらっています。二人の年齢差は90歳。選者のコメントには「曾孫と曾祖母の交流を描写しており,核家族化が進んでいる昨今,心温まる物語です」と書かれていました。

  • 「生命を見つめる」フォトコンテスト こちら

02月11日(月)

雪んこまつりと「ファミリースキー」(Wii ソフト)


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 昨日は秋保ビジターセンターで開催された「雪んこまつり2008」に行ってきました。我が家の恒例行事で,今年も馬そりに乗り,スノーボートで飽きるほどすべり,秋保のおばちゃんたちがつくる山菜おこわを買いました。こどもたちの体調が今一つだったのでゲームコーナーなどはパスして昼前に切り上げて帰りましたが,対向車線は祭に向かう車で大渋滞。県外ナンバーもちらほらありましたが,祭の時間中にたどり着けていればいいですが…。夕方のニュースを見ていたら,雪んこまつりの映像が流れ,馬そりにのる観光客の一群の中にayuとaldoがしっかり出演していました。

 この3連休,元々の計画では,鶴岡に帰省してスキー場に行く予定でした。taroにそろそろスキーの楽しさを教えようかなと思ったのです。でもtaroと私の体調があまり良くなかったので断念し,手近な秋保のそり遊びに変更したというわけです。

 その代わりという訳でもありませんが,土曜日の夕方,その日の仕事に一段落がついた後,ヨドバシカメラまで出かけて「ファミリースキー」という Wii のソフトを購入しました。これは,ゲームというよりは,スキー場の雰囲気を楽しむソフトです。つまり,勝ち負けをつけるものではなく,スキー場に行ってゲレンデで滑っている状況そのものが楽しいのです。その辺りのことは『「ファミリースキー」場に、J-POPは流れない』の記事に詳しく書かれていますが,私たち40代前後の世代が毎週のようにスキーに行っていた90年代のスキー場が再現されていて懐かしいです。リフトに乗っているときの青空や,ナイターの情景も綺麗です。

 スキー場の雰囲気だけでなく,スキーの雰囲気もよく再現されているのです。バランスWiiボードに乗って体重移動すると,画面の中の自分の分身(Mii)がターンします。標準では右足に体重をかけると右に曲がりますが,バランスWiiボードを後ろ向きにして乗ると,右足加重で左に曲がります。こちらの方が本当のスキーをしている感じになります。あわてたときに加重の方向を間違えて,逆の方に曲がって余計事態が悪化するという状況も,なんか懐かしい感覚です。

 お値段は5,000円程度。リフト1日券の料金で何日間でもすべり放題です。高速料金もかからず,家から0分でゲレンデへアクセス!でも,これをすると必ずホンモノのスキー場に行きたくなります。

  • YouTube ファミリースキー こちら
  • 「ファミリースキー」場に、J-POPは流れない〜ゲーム回帰層を狙うビジネスの始まり こちら
  • ファミリースキー(ナムコ) こちら


02月10日(日)

覚える勉強と考える勉強


 私が勉強で苦手だと感じていたのは,「1192年,鎌倉幕府始まる(今は1185年だそうで…)」とか理科の「おしべが○本,めしべが○本」などという暗記物です。覚えていれば必ず解ける,でも知らないと絶対に解けないような問題は,あまり好きではありませんでした。逆に好きだと思ったのは,図形の証明や関数,微分積分などの数学や物理です。こちらは,数少ないルール(公式)さえ覚えておけば,あとはその場の工夫次第。考える余地があります。

 高校時代は理数科で学んだので,私の周りには理科や数学が好きな人がたくさんいました。私と同じように暗記は苦手で考える方が好きという人たちでしたが,つきあいが長くなると,その中にもタイプが二つあるということに気づきました。それは,公式を暗記することに抵抗がない人と,公式すら暗記したくない人—つまり,なぜそうなるのか自分の頭で考えて納得しないと先に進めない人—の2タイプです。

 私は後者に属するタイプでしたので,公式が出てくるたびに引っかかって考え込んでいました。時には1週間ぐらい納得できずに,授業がずっと先に進んでしまっても,教科書のページがめくれないということもありました。異なるタイプの友人にそういうことはないのかと聞いてみると「公式は暗記するものだ」の一言で片付けられ,「それって工学部タイプと理学部タイプっていうことかな?」なんて互いに話したことを思い出します。

 ただ,自分の頭で物事を考えようとするときに,誰かがつくった公式や誰かの考えを,自明のものとして吟味もなく取り入れるのは,本当に自分の頭で考えたことになるのか?と思うのです。生活の中で,しくみは分からないけど使っているものというのがありますね。例えばテレビやパソコンは,なぜそう動くのかを理解できなくても使うことができます。そういうのをブラックボックスと言ったりします。公式や誰かの考えを,吟味なく使うということは,それをブラックボックス化して利用しているということです。本当に自分で考えると言うことは,自分の頭の中にブラックボックスをつくらないということではないでしょうか。隅々まで自分で考えた思考だから,自分の考えだと責任を持って言えるのだと思います。(そうはいっても,ブラックボックスにする利点もあるわけで,本当に何から何まで自作の部品で思考を組み立てられる時代でもないのですが…)

  • Life is beautifle:原点に戻って徹底的に納得するまで理解する こちら
  • <参考>Sphinxのひとこと:必ず一つの正解がある日本の教育で育つと… こちら
  • <参考>Sphinxのひとこと:自分の頭で考える…自分というブランド こちら

02月09日(土)

iPod shuffle 到着翌日に交換


DSCF3504.JPG Apple Store のサイトから整備済製品iPod shuffle を買いました。定価9,800円のところを6,000円。4割引です。注文して2日で到着したところまでは良かったのですが…。Aldo の MacBook につなげると「低速なUSBポートに接続されています」という間違ったアラートが出たり,システム全体がクラッシュ(カーネルパニック)して設定ができません。自分の MacBook Pro につなげても同じ症状だったので,iPod shuffle が原因であることは明らかでした。

 これは修理が必要です。さっそく Apple Store Sendai Ichibancho のサイトを開き,Genius Bar を予約しました。Genius Bar というのは,店内のカウンターで Mac や iPod についての相談や修理をしてもらえるサービスです。翌日の夜7時台が空いていたので,7時20分からの時間を予約して,翌日の仕事明けに Apple Store に持ち込みました。

 ジーニアス(スタッフ)に説明すると,すぐに MacBook Pro に接続して同じ症状が出るか確認してくれます。カーネルパニックにはなりませんでしたが,「低速なUSBポートに接続されています」という表示は何度も出て,めでたく(?)iPod shuffle に原因があると認定されました。ジーニアスも初めて見るような故障だそうで,iPod shuffle の交換が必要という診断結果でした。

 家に持ち帰った新しい iPod shuffle の設定は簡単に終了し,iTunes のプレイリストからの読み込みもすぐに終わりました。重量が15gと軽いので,装着感が全くなくて快適です。今回は Aldo 用として買いましたが,私もほしくなりました。

02月03日(日)

ホテル・カリフォルニア


 イーグルス(Eagles)のホテル・カリフォルニアという曲をご存じでしょうか。1976年に発表された同題のアルバムの代表曲です。もう32年前ですか。

 この曲は,私の中学時代の記憶と強く結びついています。私の在籍した中学校の下校の音楽で,部活動が終わって道具を片付けるために廊下を歩いているときに,この曲が毎日流れていたのです。1979年から80年にかけてのことなので,当時はまだ新しい流行の音楽だったと思います。普通の下校の音楽は「遠き山に日は落ちて…」というドボルザークの「新世界より」あたりでしょうか。下校の音楽がホテル・カリフォルニアだなんて,ちょっと変わった学校ですよね。

 確かにこの中学校は,他にも少し変わったところがありました。下校の音楽がホテル・カリフォルニアなら,掃除中にかかる音楽はYMO(イエローマジックオーケストラ)のテクノポリスとライディーンでした。合唱祭は練習用のピアノの取り合いでケンカが起こるほど真剣で,発表は市の文化会館を借り切って行っていました。体育祭の騎馬戦は,はちまきを取るルールではなく,騎馬を倒すまで戦うルールで,得点や審判の判断を巡って先生同士がケンカを始めることも,よくあることでした。しかも1年生から3年生までが同じフィールドでいっぺんに戦うのです。棒倒しもやりました。校歌は重厚な二部合唱で作詞が西條八十,作曲が古賀政男。2部合唱の校歌は私たちの誇りでした。今の学校にはあまりない「本気」が至る所にありました。

 ところが,私たちが3年生のときに,学区替えと新校舎への移転が同時にありました。音楽の先生も転勤し,掃除の音楽がビバルディの四季になり,校歌が明るい行進曲みたいになり…。1〜2年生のときに「本気」をたたき込まれていた私たちは,新しい校歌に反発して「歌わない」という抵抗をしました。あまりに歌わない生徒を前にして,先生たちは相当困惑したと思います。新しい校歌もとても有名な方の作曲でしたが,わざわざ頼み込んで作曲をやり直してもらったほどでした(それでも私たちはその校歌を気に入りませんでした)。あー,懐かしい。

 しかし,中学生の頃はホテル・カリフォルニアの歌詞の意味など考えてみることもありませんでしたが,改めて日本語の訳詞を手がかりに歌詞を読んでみると,ホテル・カリフォルニアってとても怖いホテルだったんですね。とても比喩的な歌詞ですが,その奥にあるものはとてもよく分かります。メロディーだけでなく,歌詞も味わい深いです。一度入ったら二度とでられないホテル・カリフォルニア。あの音楽の先生はどうしてこの音楽を下校の音楽にしたのだろう。

覚えているのは,
もといた場所に戻る道を探そうと
ドアの方に走っていったこと。
夜警が言った。
落ち着きなさい,私たちの運命を受け入れましょう。
あなたは好きなときにいつでもチェックアウトできます。
でも,ここから二度と立ち去ることはできないのです。

 

  • YouTube ホテル・カリフォルニア こちら
  • ホテル・カリフォルニア(訳詞と時代背景) こちら

02月02日(土)

自分について考える時間をもっていますか?


 自分の行動や言葉に責任を持てているか。そのチェックポイントはいくつかあるでしょうが,最も基本的なポイントは,「自分がしている」とか「自分が言っている」という自覚を持ってそれを為しているかということではないでしょうか。そこが上手くできない人は,本当は自分で決めてそうしていることを,他人のせいにして誰かを批難したりすることがあります。高校生が「本当はこの学校には来たくなかった」と言うのを何度か聞いたことがあります。親や中学校の先生に説得されたと言うのですが,その来たくない学校を受験しに来たのは誰でしょう?来たくないといいながら,なぜ来るんでしょう?自分の感情を自分のものと自覚できていない人にも,時々お目にかかります。あるできごとに対してどんな感情を持つかはその人の問題であって,できごとのせいではありません。あなたが何かに怒りを感じたとしても,その何かがあなたを怒らせているのではありません。学校に来ているのも,怒っているのも,自分がそうしているからそうなっているのです。

 「自分がしている」とか「自分が言っている」という自覚は責任への第一歩です。「どうしてそれをする?」と問われたときに「みんながしているから」とか「そう言われたから」としか答えられないとしたら,それは自分で決めてやっている行動ではないかもしれない。自分で決めて行っていることなら,「どうしてそれをする?」という質問に自分の言葉で明快に答えることができるはずです。

 つまり,自分に責任を持つためには,自分に向かって「どうしてそれをする?」と考える時間が必要だということです。1日の中で,あるいは1週間,1年のなかで,自分について考える時間を持てなければ,自分の為すことを自分で決めることもできないし,それ責任を持つこともできない。そこにあるのは「不自由と無責任」です。「夜スペ」で話題になっている藤原校長先生が,こんなことを言っています。

「人生がつまらないと考えている人は、自分の問題を自分自身の頭で考えていないからではないか。」

高校生が自分の進路を他人任せにして文句を言うように,自分で為している自覚なく,他者のつくった枠の中で無責任に生きる人生なら,それはつまらないでしょうね(楽だろうけど)。1日に何時間もテレビを見ている人や,毎日何時間も残業をし続ける人は,自分と向き合う時間を持てているのでしょうか。忙しいという字は「心」が「亡ぶ」と書くなんて言いますが,仕事や消費に忙しすぎると,「心」つまり「自分自身」がない人生になってしまいます。自分の頭で考え,自分に責任をもって自由に生きればこそ,人生は楽しい。

  • 自律型人間になる方法<第1回>
    自律型人間になり、社外に活躍の場を求めた人 その1 こちら

エルゴソフト社のパッケージ販売終了


DSCF3460.JPG 火曜日に,思いがけないニュースが飛び込んできました。Mac用のソフトウエアをつくってきたエルゴソフトが,ソフトウエア事業から撤退するというニュースです。

 エルゴソフトは,Macの黎明期から日本語変換ソフト(EGBridge)や日本語ワープロソフト(EGWord,EGWord Pure)を開発し,Macの日本語環境に大きな貢献をしてきた会社です。私もこれらのソフトにかつてたいへんお世話になりました。それらのソフトが無くなってしまうと聞くと寂しい感じがしますが,自分自身それらのソフトを現在は利用していませんから,これも時代の流れということでしょうか。

 Mac OS X の日本語変換ソフトは,Apple純正の「ことえり」をのぞくと ATOK と egbridge しかないのですが,OS やパソコンの進化に合わせたアップデートは egbridge の方が断然早く,私がこの MacBook Pro を購入したときも,ATOK が対応するよりずっと早く対応してくれてとても助かりました。egbridge という対抗馬がなくなって,今後 ATOK の進化がますますもたつくのではないかと心配です。

  • エルゴソフト社のパッケージ販売終了発表を耳にして... こちら