MAP研究会は,(財)カメイ社会教育振興財団と
宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。
10月28日(土)のMAP研究会の報告です。今回は11名の会員が,泉が岳青年の家のローエレメントのコースを体験しました。時間は10時から15時まで,イッシー(石田優光さん),K2(高橋啓悦さん),ゴン太(斎藤和人さん)のファシリテーションで人の字バランス(ワイルド・ウージー)とモホーク・ウォークを中心に研修を行いました。
紅葉の進んだ泉ヶ岳の木々に囲まれ,木漏れ日を浴びて風の音を聞きながらの研修はとても気持ちのよいものでした。
★参加者★(名簿順)
のり(野中映里さん),さくら(石丸八千代さん),Sphinx(山口裕之),しょう(高嶋正之さん),Japan(二本柳淳一さん),Sugar(佐藤博さん),わぶん(佐藤和文さん),うさぎ(佐野督郎さん),こんちゃん(金野和男さん),テク(名前?),クワガタ(早坂潤さん)。
★目次★
まずは健康チェックをかねて,睡眠時間でラインナップ。言葉を使わずにジェスチャーだけで睡眠時間の長い順に並び直します。最も長かった人は13時間(う,うらやましぃ〜),最も短かった人は5時間(きびし〜)でした。さて,それぞれ誰でしょう?(笑)
自分の名前のイメージをストレッチの動きにして,みんなでそれを真似てストレッチをします。
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今回は特に下半身をストレッチしようということで,二人組で膝と膝を合わせる,背中を合わせて人間椅子になる,人間椅子のまま左右に移動する,両手をつないで引っ張り合ってしゃがむ,その状態で左右に移動する…などのバリエーションで行いました。
下半身ストレッチの続きで,鶴クライング。3人で右足を井げたのように互いに乗せあってバランスを取ります。身長差があるとなかなか苦しいです。
ストレッチが終わって,次に人の字バランスを地上で練習してみました。互いに手を合わせて体重を支え合うわけですが,まずはその手の合わせ方はどんなものがいいか,いくつか実験してみました。(1)パーとパーでまっすぐに合わせる,(2)パーとパーでややずらして合わせる,(3)パーとグーで合わせる。実験の結果,(3)は滑りやすいような気がするということで不評でした。(1)と(2)はチームによって意見が分かれましたが,いずれにしてもパー同士がやり易いという結論になりました。
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これも地上版人の字バランスといったところでしょうか。二人で向かい合って手を合わせ,前傾になって互いに支え合う。その状態から腕を曲げて互いに近づいていく。そして腕を伸ばして元の姿勢に戻る。近づいた状態から腕を伸ばしていくときにかなり腕の力が必要で,源流の森でやったときのワイルド・ウージー(ローエレメント,ハイエレメント)の感覚を思い出しました。戻るときに互いに勢いをつけて,直立の姿勢に戻るというバージョンもあるらしいです。
スポッティングの練習として,東西南北を行いました。中心の人のまわり(前後左右)に一人ずつスポッターをつけて,中心の人は適当な方向に倒れてスポッターに支えてもらいます。最初は同じ場所で,次に移動しながら行いました。
まずはじめに周囲の安全の確認をしました。その後,ファシリテーターから内側のスポッターの姿勢はどういうものがいいですかという問いかけがありました。それに対して,(A)かがんで背中で受け止める姿勢,(B)トラストダイブのときのように両側から腕で受け止める方法,の2種類の提案が出て,両方でやってみることにしました。
振り返りでは,(1)目標設定がある場合とない場合でどう違ったか?(2)内側のスポッターの姿勢の違いで,どうかんじたか? という2点について意見交換をしました。(1)では二人の目標設定と,スポッターにどんな支援を望むのかという意思表明があるほうが一体感が得られやすいという意見が出ました。(2)では,スポッターが(B)の形で入ると両側に壁ができたような感じになり,しかも相手の足下が見えないのでスピードの調整や意思の疎通がやりにくかったという意見と,相手と意識してやりとりすればスポッターは気にならなかったという意見が出ました。私自身はやりにくいと思った方です。Sugarが言っていたように,二人の一体感というのがやや薄まってしまった感じがしました。
お昼ご飯を食べたあと,午後のメニューはまたストレッチからです。今回はドラゴン・ストレッチ(写真はこのページの一番上を参照)。
みんなでひとつの円になります。ファシリテーターのもとに天から水晶の球が二つ降りてきました(水晶の球はそこにある「つもり」で実際には何もない;実際に何かを持つやりかたもある)。それをファシリテーターからひとつは右回りに,もう一つは左回りに順番に受け取っていきます。受け取った球は,片手にのせて(握らない)落とさないように自分の体のまわりをぐるりと一周させます(脇の下をくぐらせて頭の回りに持っていって元に戻す)。一周したら次の人へ。右から来た水晶は右手でぐるっと回し,左から来た水晶は左手でぐるっと回すようにすると両方の筋肉のストレッチになります。
次のバージョンは,ファシリテーターからそれぞれ水晶玉を2個ずつテレポーテーションで受け取ります。それを両手にのせて自由自在にまわし,最後にファシリテーターと目で合図してファシリテーターにジェスチャー付きテレポーテーションでかえします。
次はウォームアップをかねたディインヒビタイザーをひとつ。みんなでエーデルワイスをハミングしながら,曲に合わせて動作をします。まず互いに肩が触れ合う程度の円陣になって,手を用意します。左手は手のひらを上に,右手は手のひらを下に。それで,6拍子の間に1拍ずつ右手で次のような動作をします。
これを16小節繰り返します,16小節まで来たら1小節目に戻ります。途中でファシリテーターが「リバース!」と声をかけたら,左手と右手をまったく逆にして同じ動作を行います。だんだん「リバース」するタイミングが速くなってきて,右左のわけがわからなくなったところで終了。
二人組になって,フェンシングをするときのように一直線上に構えます。それで右手(左手)同士を握り合って,前後左右に押し引きして相手のバランスを崩し,相手の足を動かしたら勝ちです。
今度は互いに握った手の人差し指を出して構えます。そして1歩2歩と踏み込みながら(相手にとっては踏み込まれながら),相手の体のギリギリのところをつくように腕を伸ばします。互いに攻めたり攻められたりしながら,ギリギリのところでやりとるするというものです。年少者など興奮のあまり怪我が想定される参加者がいる場合は,このアクティビティをやる必要があるかどうか再検討する必要があるでしょう。(振り返りより)
最後にモホーク・ウォークに挑戦。柱の間に渡してあるワイヤーの上を渡って,全員が安全に移動するというアクティビティです。はじめに全員で周囲の安全について確認した後,ファシリテーターから「ワイヤーを走らない」という注意が与えられました。
前回(源流の森)同様,テンショントラバースの前まではスムーズに行ったのですが,やはりテンショントラバースをクリアするのにかなり時間がかかりました。しかし,さくらが「振幅消し」という新しい技を編み出し,それにクワガタのバランス感覚が加わって,見事テンショントラバースを成功させることができました。
しかし,あとでゴン太に「もっと楽な方法があるんだよ〜,教えないけど」と言われてしまいました。う〜〜〜〜む。ちょっと考えつかないです私は。
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全体の活動修了後,学校行事を終えてやってきたトモ(関智子さん)から,ないしょのお誘いがありました。これは公式な話ではなく,非公式のないしょ話なのでよろしくお願いします。m(._.)m しーーーーっ…じゃあひそひそ声で読んでください。
11月9日(木)の14時30分から,仙台市の小中学校・不登校担当教員の研修でPAについての講義を行うそうです。人数が170名と多いので,アクティビティはあまりできないそうですが,何かやるときにお手伝いをするメンバーを募集しています。
12月から5回シリーズで水曜日の放課後に,柴田高校剣道部のティーム・ビルディングを行うそうです。それで,これにも手伝ってくれるメンバーを募集しています。
ぜひ手伝いたいという方は,トモさんのほうにご連絡をお願いします。11月9日のほうは日付がせまっているのでどうぞお早めに!