次は指導が,より家庭側にシフトした事例です。
シズカさんは年度当初に「郵便局のATM(現金自動預払い機)を使えるようになる」という目標をつくりました。このケースでは,教材を担任が準備して,実際の指導は保護者に全部お任せをしました。担任がつくった教材は,
この目標は3学期のはじめにめでたく指導完了となりました。もちろん,保護者にお任せするにあたっては,家庭の状況や生徒の実態をよく考えるわけですが,やってみたら予想以上にうまくいって喜んでいます。
※実際の講演ではビデオも上映しましたが,ここでは省略します。
以上で,【第1部】個別の指導計画の基礎 を終わります。次は第2部です。