私が普通高校から養護学校にかわってしばらくは,養護学校ってなんて一人一人への愛に満ちているんだろうという感動でいっぱいでした。一人の生徒のちょっとした成長で,教師全員が喜べる。すばらしい学校だなと。だけど,半年ぐらいたってみると,「まてよ…もうちょっとやれるんじゃない」と思うようになったのです。それは例えばこのスライドに書いたようなことです。それで… |
こういうことを自分なりに考えはじめました。そんなとき,3月に府中で開かれた安田の療育セミナーに参加して,あの『個別教育計画の理念と実践』に出会いました。その年の4月からは研究部に配属され,ちょうどその年からはじまった新しい研究の中心に個別教育計画が据えられました。 休憩を挟んで次の30分は,そうやって研究を始めた光明養護学校の高等部が,4年後にどうなったかについておはなしします。 |