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今あげた4つの理念に加えて,教師の社会的責任と関連してもう二つ理念を付け加えたいと思います。 |
1975年に全障害児教育法が制定された当時,当然,日本にもその情報は入ってきました。ところが,当時は日本もそこから学んでいこうということにはならなかったのです。ところが90年代後半から,個別教育計画が一気に花開きました。その理由として,私は社会の変化をあげたいと思います。 国際障害者年(1981)を経て障害者に人々の意識が向いたり,ノーマライゼーションの理念が紹介されて障害者の人権に気づくようになり,集団へ帰属するために個人の個性を二の次にする風潮が古くなって個人の力が強くなってきて…。あるいは,企業や行政の社会的責任がいろんな事件や出来事でクローズアップされたり。…こういう社会の変化が,個別教育計画を後押ししていると思います。 ※「ちょっと一服」は省略しました。 |