空白
自閉症カンファレンスNIPPON・講演(2002/9/4)
abstract.pdfへのリンク(PDFファイル;728KB)
スライド

 次の話題に進む前に,ここで要点をまとめてみます。今見て頂いた実践と次の実践に共通するポイントが3つあります。それは課題分析・視覚支援・家庭との連携です。

【課題分析】

 先ほど資料で見て頂いた,ひとつひとつの行動を順番に書き並べたものです。これがあると生徒の学習内容とその順番が明確になります。いつも決まったステップ,決まった順番で学習が進むので,生徒もわかりやすいし,教師も生徒がどこでつまずいているかわかりやすくなり,援助のポイントを絞れるようになります。

【視覚支援】

 生徒の実態や学習内容にあわせて,できるだけ自分の力で行動してもらうためにビデオや絵カードを使います。

【家庭との連携】

 学習は家庭に帰してこそ意味があると思います。そのためには生徒の実態や家庭のニーズをしっかり把握して,それを個別の指導計画に反映させることが大事です。また,保護者を学習場面に招待したりて,学習に引っ張り込むという視点も必要です。それによって,生徒が学校で学んだことをスムーズに家庭に移行させることが可能になります。

前に戻る扉前へ特別支援教育の部屋へ戻るスライドの先頭に戻る次へ次への扉