この指導のために用意した教材は,これら3点です。
1.課題分析&記録表
資料をご覧ください(講演要旨の3ページ目)。これはお金を預けるときの課題分析表です。お金を預けるときの行動を,ひとつひとつのステップに分けて順番に書き出したものです。指導をはじめる前にまずこのような課題分析をするわけですが,この表は指導中には記録表としても使います。ひとつひとつのステップを一人でしたか,声がけが必要だったか,全部介助されたか,それぞれ点数化して記入していきます。
ところでこの課題分析表には,ひとつ重大な見落としたことがありました。そのため生徒はいつもある場面で立ち往生してしまったのですが,それはどこだかわかりますか?今日は粗品を一つ用意したので,お分かりの方,どうぞ手を挙げてください。(^_^)/
2.ビデオ
実際に郵便局に行ってATMを使っている様子を撮影したビデオを用意しました(預入と払い出しの二本)。このビデオの撮影は,生徒がいつも利用している郵便局でおこないました(ATMには3種類ぐらいあり場所が違うと機械が違う可能性がある)。
3.練習用シート
これは,ATMの画面と操作パネルを絵カードにしたものです。実物大でつくりました。紙をめくりながら,操作パネルを操作して練習します。
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