'96 地学部会秋季総会・巡検

仙台周辺の断層と地すべり地形の旅

写真集


1.八幡7丁目放山[はなれやま]地区:地すべり地形とその対策

表面排水路

集水井

 柵が張り巡らされていて,中に入ることはできません.柵の上からのぞき込むと,井戸の穴に金網がかぶせてあり,中から水の流れる音が聞こえてきました.

抑止杭

 直径20cmぐらい.長さは35mほど.

もとの文章に戻る


2.赤坂ニュータウン:活断層による段丘面の変位・火山灰層

 写真はありません.


3.熊ヶ根野沢橋:白沢層(湖成層)・断層と地層の変形

白沢層の露頭

 白沢層が,断層に引っ張られてゆがんでいるのが分かります(断層は画面よりも右側にあり,画面の部分は上盤です).手前でマイクを持って説明している方は大槻先生です.

もとの文章に戻る


4.鳳鳴四十八滝:貫入岩体・柱状節理・差別侵食による滝と峡谷の形成

鳳鳴四十八滝の玄武岩

 滝のまわりの岩石は,全部,柱状節理の発達した玄武岩の岩脈です.

鎌倉山

 山腹の垂直な壁がいかにも火道のなごりというかんじです.

もとの文章に戻る


5.作並宿:作並断層と地層の急斜帯の露頭と断層地形

断層粘土の条線を見る

もとの文章に戻る


6.八森駅から奥新川駅:作並断層やグリーンタフなどの中新世の地層

タービダイトの砂岩

 泥岩にはさまれた薄い砂岩層をよく見て,級化層理がないかどうか探しているところです.結局,見つかりませんでした.ここの地層もかなりの急傾斜で,まるで宮崎県青島海岸の「鬼の洗濯板」のような景観でした.

もとの文章に戻る


7.泉区焼河原[やけがわら]:竜ノ口層の貝化石

タカハシホタテ

 出る層準からはたくさん出るが,その層準を見つけるのはちょっと大変.ややピンボケです.ごめんなさい.

もとの文章に戻る


8.さいごに

幻日

 太陽の右側(北側)にやや暗いもう一つの太陽が見えました.最初は虹かと思いましたが,よく見れば幻日(だって太陽と同じ方角に見えるんだもの).少し分光していて,太陽に近い側が赤になっていました.

もとの文章に戻る


地学の部屋へ戻るトップに戻る