さて,いざ個別目標をつくってみると,個別だけあって本当にさまざまな目標があがってくるわけです。

  • 日常生活面のさまざまな課題
  • 「計算ができるようになる」とか「文字を読めるようになる」などの教科的な課題
  • コミュニケーション手段の獲得や,語いの広がりなどの「コミュニケーションスキル」
  • 買い物や交通機関の利用などの「社会生活スキル」の課題
  • 余暇
  • その他

その中で,当時うちの高等部で一番問題になったのは,高等部卒業後の社会生活に向けたトレーニングが,必要性はわかっていてもなかなかできないということです。実際に地域の中で体験しながら学ばせたいのに,当時はそれが難しかったのです。その理由は大きく二つありました。

  • 班編制の問題
  • 時間割の問題

この2点を改善して,今は社会生活スキルの学習を地域の中で行えるようになりました。


特別支援教育の部屋プレゼン資料の先頭に戻る