●ボードメーカーを使って
自閉症のコミュニケーション指導によく使われるシンボルは主に二つあります。ひとつは Picture Communication Symbol(PCS)と呼ばれるもの,もう一つは Pictgram Ideogram Communication(PIC)と呼ばれるものです。私はPCSを使っていますが,PICのほうがより抽象的なシンボルになっていて,そちらを好む人もいます。
PCSには3000種類ものシンボルが用意されているのですが,そのシンボルを使ってコミュニケーションボードをつくるためのソフトが「ボードメーカー」(Mac,Win)です。とても便利ですが,お高いのが難点(6万円!)。PICにも,似たようなソフトがあるようです。
※講演では,実際にボードメーカーを起動して絵カードを作る実演をしました。
●デジカメを使って
例えば,友だちの顔とか,具体的な課題のカードを作りたい場合は,デジカメで撮影して,それを使います。インスタントカメラを使ってもつくれますが,ランニングコストの安さではデジカメにかないません。
※講演では実際に実演する予定でしたが,時間が押していてやむなくカットしました。
●インターネットを活用して
【1】フリー素材
いくつかのウェブサイトでは,フリーのシンボルが公開されています。また,ホームページ用のフリー素材の中にも絵カード作りにつかえるものがあります。
【2】お店のロゴマーク
携帯コミュニケーションブックの中にお店のロゴマークを入れたくなるときがあります。そんなときは,広告を切り取って貼ったり,スキャナで読み込んで先ほどのデジカメの例のようにワードに張りつけたりします。
実はインターネットを使うと,その辺を省略してすぐにカードを作れます。お店のHPは,インターネットを検索して探します。GoogleとYahoo!の二つの検索サイトを知っていれば,だいたいOKです。
●印刷→ラミネート
このようにしてつくった絵カードは,プリンタで紙に印刷します。余力があるときはラミネートでつつむと,間違って洗濯したり,食べ物をこぼしても作り直さずに済みます。携帯する方法としては,
- システム手帳に綴じ込んだり
- 写真用のミニアルバムに入れたり
- 名刺ホルダーに入れたり…
などいろいろあるので,それぞれの大きさに合わせてカードを作りましょう。
いかがでしたでしょうか。絵カード作成,意外に簡単ですよね。
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