生活学習の記録マニュアル'96【高等部編】
|
ここでは,生活学習の記録を書く目的を,つぎの3点でとらえている.
時期 | 記録する項目 | 様式 | 記録担当者 |
年度当初 | 個々の生徒の年間到達目標 | 高等部学級経営案 | 生活学習の班の担当者 |
題材実施時期の前 |
題材の指導計画 | 指導展開計画 | 班の題材T1 |
題材ごとの個別目標と指導の手だて | 生活学習・記録/担当者用 | 班の担当T | |
題材実施時期の後 |
到達度評価 | 生活学習・記録/担当者用 | 班の担当T |
題材実施の反省 | 指導反省記録 | 班の題材T1 | |
−−− | 生活学習題材別個人記録 | −−− |
年度初め |
「本年度の課題」の作成・コピ−・配布 | 学級担任 |
生活学習の年間の個別目標の設定 | 班担当全員 | |
「個別目標と題材の対応表」の作成(年間題材配当マニュアル参照) | 班担当全員 | |
題材実施前 | 題材の指導展開計画を作成 | 班の題材T1 |
個別目標の設定と指導の手だての記入 | 班の担当者・学級担任 | |
題材実施後 |
個別の到達度評価の記入 | 班の担当T |
「生活学習・記録/担当者用」を各担当Tから回収 | 班の題材T1 | |
個人ごとに題材の記録を「生活学習題材別個人記録」にまとめなおす | 班の題材T1 | |
高等部学級経営案の「本年度の課題」の中で,学級担任から生活学習で指導してほしいとリクエストされているもの(「生」という記号が付いている課題)の中から,今年度1年間かけて指導していきたい重点目標を決めて,学級経営案の所定の欄に書き入れる.
学級担任からリクエストされていない課題について,もし生活学習の担当者が指導したいと思った場合は,学級担任と協議の上,その課題にかかわる目標を作成してもよい.
指導展開計画の書類は,A4版サイズで,下記のような様式になっている.生活学習の題材ごとに,その題材全体の計画・指導の手立て・留意点等を明示する.記入するのは班の題材T1.
【表側】 | 【裏側】 |
生活学習の題材(あるいは小題材)ごとに,生徒一人一人の目標・指導の手立て・評価等を記録する.記録は,生活学習の班の担当Tが分担して行う.
※なお,<個別目標>と<指導の手立て>については,各担当教師が設定したのちに,班の担当者全員で検討し,共通理解を図る.
題材を終了して学習班全体の取り組みがどのようなものであったか,記録する.記録するのは題材の担当T1.
題材が終わるごとに,「生活学習・記録/担当者用」をコピーして切り貼りし,作成する.
※集中学習と,それ以外の生活学習は,分けて貼付していく.
【1枚目】 | 【2枚目】 | 【3枚目】 |