MAP研究会は宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。
■ 日 程: | 2016年11月 5日(土)〜6日(日) |
■ 場 所: | 国立花山青少年自然の家 |
■ 内 容: | 1日目:振り返りを振り返る「グループの何を見てる?」 2日目:協同学習とPA |
■ 講 師: | アンディ(PAJ) |
■ 担 当: | 事務局 |
■ 報 告: | かんちゃん |
■ 参 加 者: | 13名 |
PAJよりアンディをお迎えし,1日目は「振り返り」について,2日目は協同学習と PAについて研修した。
改めてGRABBSSの視点に立って振り返りを吟味する時間だった。3グループに分かれ,2つずつの視点にフォーカスしてグループをどう見るか,ということについて話し合った。振り返りだけに絞ったため密度の濃い話合いができた。
「振り返りを振り返る」。MAP講習以来だなぁと思いながら参加。サイクルタイムパズルで体験を共有し,3〜4人に分かれて,7分ずつそれぞれの手法で振り返ってみる。その後,5分間のフィードバックタイム。振り返りについて互いにフィードバックしあった。FTの説明が冗長だったり,時間配分が難しかったり。FTによっても得意不得意や好き嫌いがあるものだが,未体験の振り返りに挑戦することができた。実り多き時間だった。
午前の活動(特に長縄跳び)から,「何が関わりを生んだか」ということを想起し3〜4人の小グループで共有。アンディから「互恵的協力関係の生成要因」や「グループ活動の効果を阻む要因」などの情報を受け,グループ活動のメリットを考えるチーム,デメリットを考えるチームの二手に分かれて話し合った。
「楽しい」「主体的にできる」といったメリットのある反面,「個のパフォーマンスが上がらなくなる」「人任せになる」といったデメリットも確認できた。こういったデメリットをつぶしながら良い面を伸長するためには,我々のMAP・PAの手法は有効 であり,協同学習とPAということについて今後も学びを深めていきたい,ということを確認できた。
昨年度,創価大学関田先生をお迎えした研修とも(理論的な面において)密接に つながっていると思った。sphinxの報告を参照してみてください。
■MAP研究会 1月研修報告
http://hiroy.kir.jp/map/report_data/2015/ken15-4-1.html