■ 日 時: |
2005年 8月27日(土)10:00〜15:00 |
■ 場 所: |
太白区文化センター |
■ 内 容: |
MAP事例研究会
〜授業や日常指導に生かすMAPのあれこれ〜 |
■ 担 当: |
研究委員 |
■ 報 告: |
えんやす |
■ 参 加 者: |
16名 |
午前の活動
いっきゅうさん
アイスブレーキング:グー・パー・グー・パー…
エンブレム(手形で自己紹介)<学校での2学期スタート実践から>
- 夏休み最大のアドベンチャー
- 夏休みの仕事状況
- 夏休みの私事状況
- 今日持ち帰りたいもの,期待していること(参加目的)
- 2学期のチャレンジ(目標)
※以上の5項目を自分の手形に書き込み,3,4人のグループで紹介し合う。
かずさん
MAPを教科・領域・時間に生かすということ
◇教科・領域・時間の目的をより効果的に達成させることがMAPのねらい
◇MAPの生かし方二類型
- 直接的(アクティビティそのものの導入)
- 間接的(互いに尊重し合う考え方や手法を取り入れる)→実践的に豊かにが課題
◇MAPの間接的な生かし方
- 構造主義の手法…体験学習サイクル
- 非構造主義の手法…概念地図法(マインドマップ)
◇概念地図法による社会科授業構成の試み
[研究の仮説]
社会科学習において,子どもたちの問いや考え方を生かす授業構成として,次のような方法で概念地図法を活用すれば,子どもたちは主体的に学ぶであろう。
- 学習の「問い」を組織化する工夫(学習課題発見型概念地図法)
- 課題を追究していく工夫(追究型概念地図法)
- まとめや発展の工夫(まとめ,発展型概念地図法)
「体験学習法全国ミーティングにおけるMAP研の発表内容について」
- 何を伝えたいのか
- MAP研の目標を意識すること
- 発表を見に来る人立場になると…
アイスブレーキング:アルプスいちまんじゃく
「MAP体験会のファシリテートをして」
◇Be here の大切さを分かってもらうことの大切さ
◇参加者のニーズに応えていくことの難しさ
◇振り返りのポイント
- 振り返りはやればいいというのではなく,クイックチェックを活用したり,じっくりやったりと考えて行う。体験の中でよかったことを先に認めて,なぜうまくいったのか等に焦点を当てる話しやすい。
「部活動,数学の授業」
◇中学校剣道部
[活動のねらい]
- 新しい部の部長(2年生)を中心にチームワークで活動できるようにさせる。
- 新部長のリーダーシップを育てる。
[活動内容]
- 卵ボールキャッチ
- 地球を救え
- バルーントローリー
- 振り返り
◇中学3年数学
[活動のねらい]
- 2次方程式を因数分解を用いて解くことができる。
- a・b=0ならば,a=0,b=0であることを理解できる。
- 途中計算の方法をきちんと表現することができる。
- 楽しく興味を持って授業に参加する。
[学習内容]
- 積が0になる乗法の計算について 〜ジャンケンゲームで〜
- a・b=0ならば,a=0,b=0
- (X+1)(X−2)=0の計算
- X(X−1)=0の計算
- 計算練習問題 〜カードゲームで〜
- (2次式)=0の形から考える
- まとめと振り返り
- 次時予告
「MAP通信」〜職場の先生方へ〜
[通信の内容から]
◇MAPの活動をしていく上で大切な心構え(学校で子どもたちが活動する時にも大切)
- Be here
- Play safe
- Play hard
- Play fair
- Have fun
◇目標の立て方(2学期の始めになど)
- S(Specific):具体的な目標
- M(Measurable):測定が可能な目標
- A(Achievable):達成可能な目標
- R(Relevant):適切な目標,成長を促すような目標
- T(Trackable):追跡できる目標
◇アクティビティ紹介 〜セブンイレブンじゃんけん〜
◇アクティビティの分類
- アイスブレーキング(心と体をほぐし,リラックスするための活動)
- ディインヒビタイザー(自己抑制をはずし,自分の殻を破る活動)
- トラスト(信頼関係を高める活動)
- イニシアティブ(課題解決をする活動)
「MAPの効果測定」
◇ |
担当学級の児童に「自己肯定感インベントリー」と「Q-U(QUESTIONNAIRE-UTILITIES)」アンケートを行い,指導支援に役立てる。 |
◇ |
学級集団と,一人の児童という視点を常に大切にしながら,現状を把握する一つの資料としてこれからも活用していく。 |
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