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まあこさん,たいへん詳しく,丁寧にお返事いただきましてありがとうございました。
「自分を見つめ直す」ことって大切ですね。
さて,「授業でのフルバリュー」についてのことですが,私にとってもとても難しく,考えがまとまっているわけではありませんが思っていることをお伝えしたいと思います。(きっと一人一人,考え方が違うと思います。)
私は,フルバリューされているのかどうかということをとらえるときに,「だれが」「何のために」ということを考えました。子ども一人一人が意識するためなのか,教師がグループを考えていくためなのか・・・。
子ども一人一人がフルバリューを意識するときには,振り返りの時であったり,Beingをつくっている時であったりするのかもしれません。自分たちのフルバリューとはどんなものなのか考え,前に進む力にするのだと思います。
子どもたちのフルバリューを私がとらえようとするならば,まず,体験の様子はもちろん,「振り返り」の言葉や「学びを消化」している姿,それを「応用」している姿から考えると思います。フルバリューな環境にあって初めて体験学習サイクルが回るからです。サイクルが回っているということがフルバリューされていることを表していることもあると思います。
最後に,研修会でいただいた資料の言葉です。
「フルバリュー学級の効果」
・認め合う関係を築くことによって,自己概念を肯定的,健康的な方向に向ける。
・ソーシャルスキル,コミュニケーションスキルを育む。
・学ぶ楽しさを認識し,自発的かつ積極的な学び方に変わる。
・発達段階に応じた社会的能力,学習能力の向上。
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