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▼Toshiさん:
こんにちは!
投稿,ありがとうございます。
今頃,学校訪問でがんばっている頃ですね。
楽しく活動できますように!
> ご意見をいただけたら幸いです。それは,アクテビテイと,指導事例集の「体験学習サイクル」の関係についてです。私の頭の中では,この2つは,うまくつながらないのです。
ちょっと的はずれになるかもしれませんが,Toshiの発言を読んで思ったことを書きます。
ご存じのように,体験学習サイクルは,MAPやPAの中だけの概念ではありません。日常生活のどこにでも存在するものです。ただ,それを自分でまわせる人とまわせない人がいます。体験学習サイクルをまわせるというのは,私たちが生きていく上でとても大事なスキルだと思います。体験をちゃんと振り返って,そこから何かを学び取り,自分の行動を変容させていける人というのは,自分でどんどん進化していける人です。一方,体験を振り返るスキルを持たない人は,同じ失敗を生きている間ずっとくり返します。
先日ある人から,こんな話しを聞きました。
ある女性がこんなコトを言うんだそうです。
「私ってついてないわ〜。どうして怒りっぽい人とばかり友達になるんだろう。」
言われたその人は,もちろん心の中で「それはきみが怒らせてるだけだろう」とつぶやいたそうです。
体験学習サイクルのなかの「実体験」というのは,日常生活の中で起こったことでもいいし,アクティビティという活動をとおして起こったことでもいいし,授業の中で起こったことでもいい。どんな体験でもいいから,そこから一般的な要素に気付いて,自分の行動をよりよいものに変容させていければいい。
それを学校の現場で言えば,例えば特別指導に該当するような行動が見られた(タバコを吸ったなど)としたら,そこを起点にしてサイクルをまわしていけるように指導するということだし,授業で何かの気付きを与えたいとしたら,そこに例えば実験,制作,あるいはアクティビティのような,体験を織り込んでいく。という考え方なのではないかと思います。
私は指導事例集の編集にはまったくたずさわっていないので,実際に書かれた方がどういうとらえ方で書かれたのかは分かりません。私が日頃考えていることを書いてみました。んー,書いていてやはり釈迦に説法だったような気がしてきました。でも,せっかく書いたので投稿します。
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