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Sphinxです。
皆さんにとって「MAPを授業に導入する」ときのエッセンスはなんですか?
MAP的に授業を組み立てようとするときに,どんな要素を考えながら組み立てていますか?
昨日,県内指導者の研修会がありました。
午後の分科会は,いつもの10分模擬授業のあとに研究協議。お題は「HRや授業への効果的導入法およびその課題について」。
私は第6分科会の「進行」を引き受けましたが,参加者の体験と振り返りから次につながる学びを引き出す難しさを感じさせられました。自分の学校の研究でも私が進行役になることが多いですが,それぞれ小さなグループにすると,話し合いは盛り上がります。ただ,その盛り上がった話の中から,明日の授業を変えてくれる重要な何かを引き出すことがとても難しいです。
昨日も…研究協議の時間が30分弱と短かったこともあって,なかなかうまく進められませんでした。みんなの話を聞きながら,なにかもどかしい気持ちになっていました。核心を突きたいのだけど,その周辺をグルグルと回っているような…。
今朝もそのことを考えていて,上記の質問が頭に浮かんできました。昨日の議論の核心はここだったのではないかと。
家庭用のパン焼き器というものがありますよね。内釜に小麦粉や水やバター?などの材料を入れて,ポンとスイッチをおすと,ガラガラと音がして何時間後かにパンになって出てくるという。
みんなの模擬授業を受けたり,実践事例集を読んだりするのは,みんながつくったパンを見てるということですが,それよりも,どんな材料を使ってるのかとか,パン焼き器がどんな仕組みになっているかのほうが知りたいと思いませんか?
多様なパンを作るパン焼き器の仕組みは,そんなに複雑ではないはずです。私たちは数少ないエッセンシャルな要素を組み合わせて,多様なMAP的授業をつくっているはずです。それって何でしょう?
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