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皆さん,こんにちは。
先ほど,2泊3日の青少年赤十字(JRC)リーダーシップトレーニングセンターから戻ってきました。毎年夏休みに,県内のJRCメンバーが集まって研修を行っているものですが,今年はタイのRCY(Red Cross Youth)のメンバーが10名参加してくれて,国際交流をしながらの研修となりました。
入所式を終えて,一番最初の活動は1時間のアイスブレーキング。県内の40数名のJRCメンバーとタイのRCYのメンバーが一緒にMAPのアクティビティで楽しみました。ファシリテートは英語の苦手な私が日本語+英単語混じりで。
・インパルス
・キャッチ
・サークルラインナップ(身長,誕生日)
・前後左右(英語バージョン)
・ビート
こんなかんじで進めたのですが,中でも前後左右の英語バージョンが,なかなか印象的でした。「ま〜え」と言う代わりに「Forward!」と言うのですが,これは先月のMAP研でピーチボーイにいただいたアイディアです。指示と逆に動くバージョンでは,いろんなところで混乱が起こって,あちこちで笑いが起こっていました。ラインナップからそのままの位置で前後左右に移行したので,タイのメンバーは日本のメンバーの中に自然に混ざっていて,とてもいい雰囲気でした。
班ごとにディスカッションをするワークショップの最初の時間は,各班の担当がファシリテート。生徒たちが救急法を学んでいる間に,第一研修室で密かに担当者の練習会をしました。
○ネームストレッチ
○ネームトス(左右の人を覚えて左回り右回り)
○皿に団子
○ZIP ZAP + LRネーム
○魔法の鏡
○人間知恵の輪
○スタンドアップ
○ジャグリング
1時間弱でこれくらい練習して,活動の様子を見ながらこの中から選ぶように説明して本番へ。体育館で8つの班がそれぞれの担当のファシリテートで課題解決まで楽しみました。私が担当した班では,スタンドアップのときにタイの生徒がいい方法に気付いて,そのアイディアで全員上手に立つことができまして,言葉の壁を乗り越えてコミュニケーションができる生徒たちの力を感じました。
互いに英語もそれほど上手でない両国の生徒たちですが,タイの生徒たちは日本語を意欲的に学び(プリントに日本語で書く生徒がいました),日本の生徒たちも,自分の名前をタイ語で書いてもらったりしてタイの言葉を,まさにタイアタリで覚えようとしていて,最後に提出させた作文の中にも,コミュニケーションについていろいろな気付きが書かれていて,いい体験学習になったようです。
今日の午前中はワークショップの成果をプレゼンテーションしたのですが,日本語とタイ語が併記されたポスターが,とても新鮮でよかったです。
2泊3日を終えて今日のお昼頃には,タイの生徒と日本の生徒はとても仲がよくなり,メールアドレスを交換したり,写真を撮り合ったりして名残を惜しんでいました。
以上,簡単な報告でした。
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