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おととい、みちのく杜の湖畔公園であったプロジェクト・ワイルドのエデュケーター(一般指導者)講習会に行ってきました。朝起きてびっくり。この雪は・・・。
集まった人たちは意識の高い人ばかりでした。遠くは秋田から4時起きで来た人、岩手から参加のファシリテーター(エデュケーターの一つ上)の方もいました。
講師の山本氏の話で印象的だったのは、コンピュータでたとえると、「体験学習」というOSでPWやプロジェクト・ラーニング・ツリー、そしてPAというソフトなどが動いているという説明。目指すところは同じなんですと言ってました。体験学習サイクルについての説明も同じでした。講習の途中でアクティビティの実施の仕方について細かく書かれたテキストを渡され、1日の講習で修了証をいただきました。どこから実施してもいいですよ、まずやってみてくださいという感じです。
私の印象ですが、PWは環境教育の分野というように領域が絞られているために、とりかかり(とりかからせ)もしやすいのではないかと思います。ただテキストを見ると(とてもじゃないけど、まだ全部は見れませんが)、どこからやってもいいですよと言われても、シークエンスを考えた方が断然よいなというふうに感じてしまいます。もしPAをやっていなかったら、そんなふうには感じなかっただろうなと考えます。
むしさんの投稿にある、切り口、フレーム、シーケンスのことなんか、PAに出会うまで、とんと考えたことがありませんでした。少なくとも言葉と具体的な行動とは結びついていませんでした。PAのアクティビティでの切り口やシーケンスを考えることは、PWのアクティビティにも生かせるし、毎日の授業や活動にも生かせるのでしょうね。毎日の授業や活動をアクティビティととらえると、なんだかちょっと楽しいような気もします。
ところで、またお掃除ネタですいませんが、うちのクラスでは今日から「分担場所は班におまかせ」方法で2週間掃除をすることにしました。これまでは、責任感を持ってもらうため、1人1人の役割、掃除の手順、仕方を1年の初めに決めて、ローテーションしながらそのとおりやることにしていました。だから、多くの子は自分の役割が終われば手伝うこともあまりなし。
それを班ごとにすべておまかせにしてみました。フルバリュー、協力ということを考えてもらうことがねらいです。今日のふり返り(掃除の反省会)では、「役割、手順、仕方を決める時に、自分はどう関わったの?」ということでした。いつもとは違う方法で和気あいあいと掃除をする班あり、もめる班あり、とにかく早く終わらせたいからてきぱきやる班あり。ふり返りの切り口もたくさんありそうです。
いっきゅうさん
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