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皆さん,こんにちは。
Sphinxです。
この投稿では,学校図書館の復興支援の活動について紹介します。
先日,サイゼリヤ仙台駅前店で7月の研修会の打合せをする前に,同じお店で玉川大学の河西由美子先生にお会いしました。
河西先生は,情報学がご専門で,教育関係では図書館に関する研究を行っているそうです。そして震災後は,被災した学校図書館を支援する活動を行っています。主な活動は次の2つです。
・被災地に40冊の本をパッケージにして寄贈する活動
・学校図書館の復旧作業のボランティア
このうち被災地の学校に本を寄贈する活動では,例えば他の学校を間借りしていて自由に本を読めなかったり,図書室が教室になって図書館での学習ができにくくなった学校などを支援先としているとのこと。現在も支援先の学校を募集しているそうです。皆さんの学校,あるいは周辺の学校で,子どもたちに読ませる本がほしいというところはありませんでしょうか。
また,その他の活動として,図書の整理や読み聞かせなどのボランティア活動も,日程さえ合えばぜひ行いたいとおっしゃっていました。下のリンクは,河西先生の活動のホームページです。
被災地の子どもたちに届けたい本 @ ウィキ
http://www45.atwiki.jp/slls
河西先生によると,学校図書館には専任の司書がいないところも多く,復旧の活動もままならないとのこと。でも,こんな時だからこそ,子どもたちには読書を通じて気持ちを休めたり,希望を持ったり,楽しい時間を過ごしたりしてほしいですよね。声を上げていただいている河西先生の助けを借りて,子どもたちが読書の楽しみを味わえるようにしませんか?
今回,河西先生は,日本アニマシオン協会の紹介でKAIさんのところを訪れたのだそうです。そのアニマシオン協会の会報に,河西先生の学校図書館支援について詳しく書かれた記事が掲載されていますので,合わせてご覧ください。
会報「アニマシオン」
http://www.animacion.jp/doc/kouhou/a011.pdf
支援の申込みは,「被災地の子どもたちに届けたい本 @ ウィキ」から,あるいは「文部科学省子どもの学び支援ポータルサイト」から行うことができます。
子どもの学び支援ポータルサイト(SLLS(学びの場としての学校図書館)研究会)
http://bit.ly/o7ecUY
また,この情報交差点や私宛にメールをいただいても,河西先生におつなぎしたいと思います。ぜひ活用してください!
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