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本人が答えますが、他のみなさんが聞いて感じたことも是非教えてくださいね。
MAP研ということで、アクティビティはみんながよく知っているので、そこに英語活動のポイントをどのように組み合わせるかということが伝えられればと思って行いましたがいかがでしたでしょうか。
ポイントは、ずばり「聞かせる活動の組み合わせ」でした。
英語ノートのデジタル黒板の使い方のニーズが高かったので、アクティビティを少し省略しながらやってしまいました。みんなの振り返りでも出ていたように、もう少し実際の授業での活動を再現するように、1単位時間で同じようにやった方がよかったかなとも思いました。
英語活動とMAPやPAとの関係をもう少し、伝えたほうがよかったと反省しています。
オープニングでやったアクティビティを例に補足します。
グリーティング(挨拶)の活動の最後に行った「マイネーム一族」は、実際に挨拶するときの要素が必然的に入っている活動です。その要素は「自分の名前を名乗る」「相手の名前を聞いて握手を交わす」「相手の名前を聞き取れないときや、覚えられないときはすぐに聞き返して覚える」「アイコンタクトを自然に行い聞こうとする(相手を見つけるとき、挨拶をしているとき)」などです。英語活動の中には、無理矢理「ビックボイスで」「ジロジロと目を見て」「速く3人と挨拶して終わらせよう」というようになってしまうものも多くあります。これらの要素をこのアクティビティでは、楽しみながら自然に行えます。 急ぐわけでもなく、相手が何という名前になっているのかを楽しみながらできます。集団の関わりで考えると、好きな友だち同士や男女で偏るようなところから、他の仲間にもチャレンジしようとする気持ちが出てきます。男子女子との積極的な関わりや、普段あまり話していない仲間とも関わることが多くなります。男子が女子の名前で終わりたくないから、違う人とじゃんけんをしようとする、隣のペアから馴染みのある名前が聞こえてきたので、その子とじゃんけんをしようとする、さっきじゃんけんしたからまだやっていない人をなるべく探す、同じ名前の仲間が増えているからもっと広めようとする、同じ名前の人同士が出会って一致している偶然を楽しむなど、必然的.積極的に関わることを促す要素があると思います。
「スタンドアップカウンティング」では、みんなで達成するという課題をクリアするアクティビティに英語を聞かせる活動をミックスしました。英語活動では、英語が分かる話せる児童が個人でできたらGood!と終わってしまう活動も多くあります。せっかくなので、みんなでできてうれしい活動をどんどん取り入れることで、集団の関わり合いにプラスになると思います。
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