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【1823】学力向上とMAP Sphinx 07/6/17(日) 16:40
┣ 【1826】Re:学力向上とMAP [名前なし] 07/6/18(月) 20:05
┣ 【1827】Re:学力向上とMAP kenya 07/6/18(月) 22:58
┣ 【1828】Re:学力向上とMAP みっちぃ 07/6/19(火) 11:51
┣ 【1831】テストは成績のいい子にもよくない!という話 Sphinx 07/6/23(土) 8:29
┃┗ 【1833】Re:テストは成績のいい子にもよくない!とい... kenya 07/6/23(土) 23:07
┃┗ 【1834】Re:テストは成績のいい子にもよくない!とい... みっちぃ 07/6/25(月) 9:06
┃┗ 【1835】ヒューマン・ネットワークです! タッキー 07/6/25(月) 20:48
┃┗ 【1836】Re:ヒューマン・ネットワークです! みっちぃ 07/6/25(月) 22:37
┣ 【1842】国際的な学力 まんちゃん 07/6/28(木) 19:36
┣ 【1860】日本とフィンランドの教員、どう違うの?…... Sphinx 07/8/6(月) 18:17
┗ 【1978】MAPとPISA型読解力 まんちゃん 08/2/12(火) 11:04

【1823】学力向上とMAP
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 Sphinx E-MAILWEB  - 07/6/17(日) 16:40 -

引用なし
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   Sphinxです。

学力向上とMAP,皆さんの中ではどうつながっていますか?

学力向上とMAPは接点がない?
いやいや,MAPを積極的に取り入れている人なら,学力向上にMAPは有効である…と考える人が多いのではないでしょうか。でも「その根拠は?」と問われると,ちょっと答えるのが難しい…。

先ほど,フィンランド教育についての本を1冊読み終えたのですが,読みながら感じたことは,学力向上にMAPは有効であるということの具体的な根拠が,このフィンランド教育ではないかということです。MAPが目指しているところが,この国の教育に具現化されていると感じます。

フィンランドはPISAの学力状況調査で世界一と認められた国です。その教育の特徴を短い文で説明するのは難しいですが,あえて書けば「平等と個別化」です。クラスは習熟度別ではなく,いろんな学力の生徒による少人数クラスです。授業は後頭部凝視型ではなく,数人のグループによる「協同学習」が基本。個別学習もあります。選別のためのテストはありません。学習内容は生徒と教師が相談して決めて,評価も生徒が自分自身で行います。クラスのルールも自分たちで決めます。少し本から引用します。

> 新学期が始まると,「クラスの約束事」をクラス全員で決め,署名をしたりして,公式の文書として作成する。その約束事の中に,「クラスの居心地をよくする」(…略…)「お互いを助けてあげる」などがあって,その関連で自分は何をするか,具体的に生徒と教師が約束事を決めるようである。

とのことです。私たちが行っているビーイングそのものですよね。

学力向上というときに,そもそも「学力って何?」というところからズレることも多いですが,例えば学力を大学進学率とかテストの結果とか,そういう視点でしか考えられない人は,MAPが学力向上に有効だといわれても,まったく理解できないでしょう。

しかし宮城県学力向上推進プログラム(宮城県教育委員会)では,「学力」を文部科学省のいう「確かな学力」と捉え「知識や技能はもちろんのこと,これに加えて,学ぶ意欲や自分で課題を見つけ,自らが学び,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力等まで含めたもの」としています。この学力観の後半部分「学ぶ意欲や自分で課題を見つけ,自らが学び,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力」の育成は,まさにMAPの得意分野ではないでしょうか。

フィンランドでは,学力を単なる「知識量」とはとらえていません。むしろその知識を社会の中で実際に生かせるかどうか(コンピテンシー)を「学力」としています。そしてそれを「協同学習」で伸ばしていこうとしています。その結果が,PISAの学力状況調査で世界一です。

日本は今,教育改革と騒がれていますが,その改革の方向性はフィンランドとは180度逆向きです。総合的な学習の時間を批判し,土曜日まで後頭部凝視型の授業を受けさせて,「学ぶ意欲」や「自己教育力」を削いでいこうとしているように見えます。フィンランドではテストがなくても生徒たちはよく学びます。日本の生徒たちはテストがあっても「学ぶ意欲」が低いです。これはそれぞれの社会が学力をどうとらえているかと関連があります。日本の教育改革を唱える人の「学力観」は,世界で認識されつつある新しい「学力観」とはかなりずれている(周回遅れぐらい遅れている)ようです。

文部科学省のいう「確かな学力」は,それに比してかなりいい線をいってる(世界標準の学力観に近い)と思うのですが,その中にある「学ぶ意欲や自分で課題を見つけ,自らが学び,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力」を生徒に身につけさせるためのやり方として,MAPは適しているし,その力を持っていると私は強く思います。だから,学力向上にMAPは有効だと思うのです。

ちなみに,今回読んだ本はこれです。

競争やめたら学力世界一 ―フィンランド教育の成功―
福田誠治(朝日新聞社)

ついでに,この本の次に読み始めたのがこれです。

データが語るB 家庭・地域の課題
団らん・しつけ・地域の力を徹底検証
河村茂雄(図書文化)

これらの2冊の本の著者が,いずれも都留文科大学の教授というのは偶然でしょうか。それとも都留文科大学にはそのような文化があるのでしょうか。

【1826】Re:学力向上とMAP
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 [名前なし]  - 07/6/18(月) 20:05 -

引用なし
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   こんにちは。
確かにフィンランドの教育とMAPは似ています。
協同学習,マインドマップ,競争がない,FUN要素など,共通点が多いです。
僕もフィンランド関係書籍を何冊か読んでいます。
フィンランドの教科書は3冊ぐらい翻訳されていてますが,それを読むととても面白いです。
また,確かに教育再生会議は逆行していると思います。
今晩は時間がないのでこれまで。

【1827】Re:学力向上とMAP
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 kenya  - 07/6/18(月) 22:58 -

引用なし
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   kenyaです。
フィンランドの教育についての話題が取り上げられていたので、興味深く読んでいました。実は2月にフィンランド教育省主催の日本人教育者のための教育セミナーでフィンランドに行って来ました。そこで見てきたことをお伝えします。

学校で大切にしていることをwell-being at school の図で説明してくれました。well-beingは生徒の幸福、福祉というような概念であるが、日本の教育では簡単には理解しづらいかもしれません。well-beingを目指すためにhaving loving being healthの4つを上げている。havingは environment education safety。lovingは social relations teacher-pupil。 beingは opportunities self-development。 healthは psychosocial physical。この4つを大切にして学校教育を行う。私も何かMAPのようなものに似ていると感じて、質問してみました。「何か、人間関係を良好にするためのプログラムを参考にして、このような教育を行っているのですか?」アメリカのプログラムを参考にしているのかを確かめたかったのですが、「これらのプログラムは、フィンランドの大学の研究者たちが長年研究の末に開発したものです。フィンランドのものです。」と答えが返ってきました。教育の福祉をどーんと柱としている国から作られた生徒主体のプログラムと考えればなるほどと思いました。クラスのルール作りのことをbeingの活動で行っている例を出して話してみると、なぜ、紙に書かなきゃいけないのか、そんなことは書かなくても当然みんなが大切にすることではないか、教育の福祉であり、当然の権利ではないかと、逆に疑問を投げかけられました。国全体に福祉という考えがしっかりと根付いているため、フリュバリューが出来ていると思わせるような印象でした。

PISA学力の上位の秘訣を探ろうと、小学校、中学校の授業やシステムを見てきました。これと言った秘策や特別目新しいものはありませんでした。ごく普通に授業をしています。あえて言えば、20人以下の少人数学級と、特別支援教育ではないかと思いました。特別支援教育というと日本では障害者のための支援というイメージがありますが、算数でつまずきがある児童に対する支援などであり、学習に対する平等としての特別なサービスの特別支援教育が行われていました。パートタイムの特別支援専門の教員による取り出し授業も当然の権利として行われていました。そして、何度も説明された言葉は「早期に手立てを打つ」という考えでした。小学校に入る前のプリスクールで問題があればその子に対して早期にプロジェクトチームを作り早期に手を打つそうです。低学年で問題があれば早期に介入し、特別な教育を提供するそうです。とにかく落ちこぼしを作らないように、早期に手を打つという考えと権利が徹底していると何度も繰り返し強調されていました。つまり、下位群の子の底上げを徹底してやっていることが上位にランクされることにつながっている一つの要因とも話していました。

少人数というごく普通のやり方が成果を出していること、子供たちの考えの中に教育の福祉があり、その考えが良好な関係を築いている、これらがPISA学力テストの結果につながっていると思いました。教育の福祉の考えが乏しい日本では、MAPのような取り組みで学びを作っていくことが有効だと私も思いました。

PS、2月のフィンランドは、バルト海の海も凍って、海の上を歩くことが出来るくらい寒かったです。

【1828】Re:学力向上とMAP
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 みっちぃ E-MAIL  - 07/6/19(火) 11:51 -

引用なし
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   Sphinxさん,こんにちは。みっちぃです。
久しぶりに掲示板を見たのですが,フィンランドの教育,とっても興味があります。昨日大学で,アメリカの教育関係者との意見交換会というのがありました。
私も含め,現職できている院生も参加しました。アメリカの教員は給料が安く,
辞める率もかなり高いこと,免許更新制,教員の試験制度などの成果主義によって,教育界に余裕がないこと,などが話題になりました。日本ではその「成果主義」を導入する動きがあるけどどう思うか?という質問をしたら,間違いなく
失敗するからやめた方がいい,と言ってました。(^^)

さて,院に来てからもう2ヶ月がすぎたのに,テーマははっきりしていません。
せっかくの立場なので,MAPというものを生かした研究にしていきたいという基本
は変わりません。ただ,単にMAPの有効性を証明するとかモデルプランをまとめる
とか,それだけではあまりにも貧弱な研究になりそうなので,どういうアプローチ
をしたらいいか,あれこれ考えています。

そんな中でSphinxさんの「フィンランドの教育」の話を見て,おっこれは絶対
読んでみようと思ってます。早速注文します。何か研究につながるものがみつ
かるかもしれません。ではまた。

【1831】テストは成績のいい子にもよくない!とい...
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 Sphinx E-MAILWEB  - 07/6/23(土) 8:29 -

引用なし
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   Sphinxです。

kenyaのフィンランドレポート,とても興味深いですね〜。

特に授業における秘策はなく,ごく普通の授業が行われているというあたりも,MAPと似ているところじゃないでしょうか。

「国全体に福祉という考えがしっかりと根付いているため、フリュバリューが出来ている」と感じたとのことですが,日本とフィンランドの文化的な違いが,互いの教育の違いにも大きな影響を及ぼしているように思います。フィンランドでは国民の一人一人に,学習の主体は自分という認識があるようです。ひるがえって,日本の一般的な感覚は「学習は学校で教えてもらえるもの」です。教育再生会議の感覚もこれですね。主体性の認識(感覚)がまるで違うと思います。総合的な学習の時間が日本で成功しないのも,ここに理由があると思っています。

そういう文化的な違いが大きすぎて,みっちぃの研究につながるものがフィンランド教育から得られるかどうかちょっと心配だったりしますが,私たちはMAPを武器にして主体的な次世代を育てたいわけですから,みっちぃには是非ともがんばっていただきたいです!!

ところで,日本ではテストがあるからこどもたちは勉強すると考えられています。ところが,フィンランドではテストがないのに,日本のこどもたちよりよっぽどモチベーションが高い。しかも,それで学力世界一。テストって本当に必要なんでしょうか。

今週の火曜日(19日)のNHKラジオ第一で,フィンランド教育が取り上げられました。朝7時20分から約10分の「ニュースアップ」という枠です。私が読んだ本を書いた福田誠治教授のインタビューでしたが,その中で「フィンランドの学校にはテストがない。テストというのは,それをすることによって成績の低い子のモチベーションを下げるだけでなく,成績の高い子の伸びる余地をも押さえ込むということに気づかされたのが,フィンランドの教育から学んだ一番大きな点です」と,だいたいこんな話をしていたんですね。

テストが成績の低い子のモチベーションや自己肯定感を低くするものだというのは私にもすぐに理解できますが,成績の高い子にもよくないという視点は新鮮でした。でもあらためて考えると,テストをするということは,学習内容に枠をはめるということです。MAPでは「自分の中にある枠を乗り越えよう!」と奨励しますよね(ナインドッツなどで)。テスト範囲が決まれば,そこしか勉強しません。また,勉強の内容も,他者のつくるテストに上手く反応できるような学習方法になるわけです。これでは本来の自分で学ぶ楽しさは半減です。学びたいことを学ぶから楽しいんです。今現在興味のないことを学ぶように強制されても,学ぶ楽しさは感じられない。

そういえば,養護学校のこどもたちも,テストがないけどよく学びます。養護学校から学びを見ていると,フィンランド教育の意味がより分かるような気がします。

【1833】Re:テストは成績のいい子にもよくない!と...
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 kenya  - 07/6/23(土) 23:07 -

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   kenyaです。
Sphinxの話題提供、いつも興味深くていいですね。
私も一番参考になった本は、福田誠治さんの本です。
レポートがあるため、フィンランドセミナー参加前に、フィンランド関係の書籍を読むようにいわれ紹介された本は、福田誠治さんの「競争しなくても世界一」「競争やめたら学力世界一」、増田ユリヤさん、苅谷剛彦さんの「欲ばりすぎるニッポンの教育」、フィンランドメソッド5つの基本が学べるフィンランド国語教科書小学3年4年、全国海外教育事情研究会の機関誌などです。これらの本を読みあさって行きました。

何度もいうように福祉の考えがしっかり根付いている国という印象は強いです。
教育省のお偉い方々はすべて女性の方がずらりとならんで説明していました。
「みんな女性ばかりですね。どうして男性はいないんででしょうね。」という話をしていたら、そういうことを話題にすること自体失礼かもしれないよ。歴史的に女性の地位が早くに確立した革新的な国なんだから、と一緒に参加した先生に指摘されてしまいました。実際、女性が社会の中でたくさん活躍しています。フィンランドの家庭は、基本的に共働きだというのも驚いたことの一つです。だからこそ子育てや教育に対する権利やサービス、予算のかけ方が日本とは大違いなのです。自治体で余った予算は教育に割り振るという考えもすごいです。未来の子供たちの教育に投資をすることが国の発展につながるということだそうです。その分、物価はすごく高いです。コーラは300円もします。たばこは800円位します。店に入ってビール1杯と料理1品を頼んで夕食をとると、大体5000円位を払っていました。サービスや権利を受ける福祉のための税金はかなり高いです。ユーロも高いです。
なので、Sphinxが言うように「文化的な違いが大きすぎて」日本に簡単には当てはめられないことも多いと私も思います。でもそこを日本の教育で研究していくのもおもしろいと思って今いろいろ考えています。フィンランド教育が話題となって同じものをそのまま入れようとする流れがあるとは思いますが、土俵が違うということで割り切って、みっちぃの研究も考えたら取り組みやすいかもしれません。

成績の良い子はどうするのですか?
この質問はセミナーに参加した方々からよく話題に出ていろいろなところで質問がされていました。これについては、答えはちょっとにごした感じで曖昧なものでした。日本のように、よく出来る子への手立てをどうするか?ということはあまり考えていないようなのです。それよりも分からない子を引き上げる手立てに力を入れているようです。実際の授業では、できる子は、どんどん発表したり、グループ活動で活躍していて、それがその子にとってもいい評価となっているような印象を受けました。できる子は自分で勉強するからそれでいいと本には書いてありました。自分でいろいろ進めていくというところができる子にとってはプラスになるのかなぁ・・・とそう思う反面、それだけでいいのかなぁと思うのも反面。日本は個に対応した授業として、両方をねらっています。このあたりが教育の福祉という考えで、日本と違うところかなと思いました。
テストがない、とは言われていますが、私が小学校を訪問したときは英語のテストをやっていました。ただし、それで成績をつけると言うよりは、理解度を把握して次の授業に生かすためのテストのようです。時間割や教科のカリキュラムの説明もありましたが、大きなテーマがあり、教科がいろいろクロスしてじっくり取り組めるようになっていました。成績重視のテストがないため、カリキュラムもゆったりしていて、つけさせたい力をじっくりと伸ばすための教育ができる余裕があるように感じました。
テストに追われてしまいそうになるこの時期には、フィンランドの教育の説得力が増しそうですね。

【1834】Re:テストは成績のいい子にもよくない!と...
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 みっちぃ E-MAIL  - 07/6/25(月) 9:06 -

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   Sphinxさん kenyaさん

みっちぃです。
Sphinxさん,kenyaさん,私の研究のことにまでアドバイスをいただきありがと
うございます。

昨日,まんちゃんからフィンランド教育に関する本をたくさんお借りしました。
こういうとき,情報をたくさんもっている方が近くにいるというのはたいへん
ありがたいことです。(まんちゃんの家は私の家の斜め向かい)
フィンランド教育に関する本を注文する際,レビュー(評価)を読んだら,国の
規模も文化も違うのに,それを比較することはバカげている,というような批判
的なものもありました。まぁ確かにそりゃそうだなぁ,と思いますけどね。日本
はすぐ他の国のいいところを真似したがるけど,だからといって「今度はフィン
ランド教育だ〜!」なんてことにはならないと思いますけどね。
私の研究の方向としては,フィンランド教育は参考になる部分も多いと思います
が,やはり基本は「MAPをどう生かすか」「MAPをどう広めるか」ということで考
えていくのが,立場上いいのかなぁと思っています。ただ,自分のクラスや一部
のクラスに,MAPを実践して,その効果をまとめるっていうだけでは物足りないし
そのあたりをあれこれ悩んでいます。あぁどうすっぺー(^o^)

【1835】ヒューマン・ネットワークです!
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 タッキー E-MAIL  - 07/6/25(月) 20:48 -

引用なし
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   ▼みっちぃさん:

こんばんは,タッキーです。
いつぞやは突然のお誘いにも応じてくださってありがとうございました。

研究の方でも,がんばっていらっしゃる様子。
エールを送ります!

やはり基本は「MAPをどう生かすか」「MAPをどう広めるか」ということで考
>えていくのが,立場上いいのかなぁと思っています。

私もそれに賛成です。MAP研で取り上げているテーマそのものですよね。
これまでの研究会の活動内容にも,大いに生かせるものがあると思います。

ただ,自分のクラスや一部
>のクラスに,MAPを実践して,その効果をまとめるっていうだけでは物足りないし
>そのあたりをあれこれ悩んでいます。あぁどうすっぺー(^o^)

それも,ヒューマン・ネットワークですよ。
みんなが実践していることの情報をもらって,
実践した人の考えを聞いたり,子どもたちの声をまとめたり,
それこそQUなどで数値化したり,
かなりのデータが集められると思います。

(私は今年学級をもっていないので昨年のデータしか提供できませんが,・・・。)

7月の研修会にはいらっしゃいますか?
ぜひ,そういったことも持ち寄ってみませんか?
いろいろな視点からのプログラミングも刺激になって,またいいアイディアが生まれるかもしれません。お待ちしています。
(すみません,企画部モードになってしまいました。)

【1836】Re:ヒューマン・ネットワークです!
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 みっちぃ E-MAIL  - 07/6/25(月) 22:37 -

引用なし
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   ▼タッキーさん:

みっちぃです。
お誘いありがとうございます〜
なんか,この前の件といい,タッキーに誘われることが続きますねぇ。(^.^)
実は,タッキーからのお誘いの前に,どうしても研修に参加したくて,
家族と交渉していたのです。その結果・・・・
ジャジャーン!2日間とも参加できることになりました。(^-^)//""パチパチ
どうぞよろしくお願いします。今のところ泊まりは考えていません。
2日間通うつもりです。しっかり研修したいと思います。

【1842】国際的な学力
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 まんちゃん  - 07/6/28(木) 19:36 -

引用なし
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   みなさん,こんにちは。
さすがMAP研究会。
文部科学省の「生きる力」「確かな学力」という語句は出るとしても,
フィンランドの教育,アメリカの教育,PISA型学力などの語句も出てきました。

僕も何も新しいもの好きなわけではなく流行好きなのでもなく,やはりフィンランドの教育やアメリカの教育から学ぶべきことは大きいなと考えています。

今,求められているのは日本でしか通用しない学力(?)ではなく,本当に「生きる力」につながるような国際的な学力なのだとこの頃,思っています。
現実社会で直面する,生きるために必要な実際的な課題を解決できる学力。
これがきちんと身に付いていかないと,もう日本はまずいです。

僕は最近,「PISAの読解力調査」の問題を手に入れて,悪戦苦闘して解いています。

PISA調査の問題に対する理解がないと,
今年(4月の国語・数学)から始まった「全国学力・学習状況調査」の問題の解き方を指導できないと考えます。

だって「PISA型の影響大」でしたから。

また,国が数十億円かけて行った調査のための問題ですから,よくできていると僕は思います。

おそらく,4月の全国学力・学習状況調査の問題の影響を受けて,10月の「県学習状況調査」の問題傾向も変わるのではないかと考えています。

笑われそうですが,僕にとってはけっこう切実な問題です。


データが語る3. 家庭・地域の課題
団らん・しつけ・地域の力を徹底検証
河村茂雄(図書文化)

【1860】日本とフィンランドの教員、どう違うの?...
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 Sphinx E-MAILWEB  - 07/8/6(月) 18:17 -

引用なし
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   Sphinxです。

こんな調査がありました。参考までに…。

日本とフィンランドの教員、どう違うの?……日教組が国際比較調査
http://benesse.jp/blog/20070806/p5.html

もちろん,日本の教員の仕事が間違っていて,フィンランドが正解であるという単純な話ではないですが,こうやって比べてみると日本の特質みたいなものは見えてきますね。

個人的には,私は部活動を地域の組織に譲るべきだという考え方です。土日まで学校にしばりつけて地域社会から隔絶させるやり方は,イマイチ好きになれません。

【1978】MAPとPISA型読解力
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 まんちゃん  - 08/2/12(火) 11:04 -

引用なし
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   こんにちは,みなさま。
まんちゃんです。

みっちぃ,2月23日(土)の研修の段取りありがとう。
Sphinx,さっそくHPに広報してくれてありがとう。
えんやす,いろいろ配慮してくれてありがとう。
助かります。
当日,司会と記録は,研究委員ですることになるので,
研究部のみなさん,よろしくお願いします。

恐縮ですが,番宣をさせていただきます。
前日の2月22日(金)は,
涌谷町の,
文部科学省指定国語力向上モデル事業中間発表日。
PISA型「読解力」をテーマにとして,
うちの学校では発表します。

僕は,
PISA型「読解力」を養う「ディベート」の授業を行います。
当然,MAP的展開になります。

アイスブレーキングとディインヒビタイザーを意識して,
活舌調音を行います。
その後のディベートは,
イニシアチブです。
「フルバリュー」と「対立がちからに」にも関係してきます。

僕の頭の中では,
PISA型「読解力」やフィンランドメソッドと,
MAPが完全にリンクしています。

SPhinxの大もとのHPにもありますが,
MAP民のみなさんには,
分かってもらえそうな気がしています。

当日,MAP事例集に,
ディベートの授業実践を掲載してくれた,
おさっち(長田先生)も参観してくれるので,
共有できて嬉しいです。

今からでも間に合いますので,
参加申込みをしてもらえれば幸いです。

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