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Sphinxです。
皆さん,夏バテしてませんか?
もうすぐ休み明けですね。私はもっと充電したい…。
ところで,夏休み中に何人かの高校の先生と話す機会がありました。私がMAPを学んでいると言うことを知っている先生方です(それぞれ別の高校の先生です)。先生方が言うには「MAPは知らない人同士が仲良くなるにはいいけど…」「自分の授業では使えない」などなど。MAPについてのイメージは,アクティビティ一色です。
複数の先生に同じような感想を言われて,そのたびに私は体験学習サイクルの説明をしました。体験について振り返り考察することで,次に向けて学びや成長が起こるということ。また,必ずアクティビティをしなければいけないというわけではなく,体験学習サイクルの「体験」は,学校生活の中の実体験とか,授業の中での実体験でもいいなんていうことを説明していました。
そういう話をしながら,私の心の中には一抹の不安が…。
MAP=アクティビティではないという話はよく聞きますが,その一方でMAP体験会やMAP講習I,IIでは100%アクティビティが起点となって体験学習サイクルが回っていきます。で,そういう研修を受けている頃,自分の頭の中はやはりMAP=アクティビティだったと思います。自分の授業でアクティビティをやっているイメージを持てなくて,けっこう疑問に思った記憶があります。
その後,体験学習サイクルについて理解して少し見通しが明るくなって,今,自分がMAPと思ってやっていることの中に,実はアクティビティはほとんど出てきません。
それで,一抹の不安というのは,他のMAPの皆さんは,体験学習サイクルを回すときに,アクティビティと実体験をどれくらいの割合で使っているんだろう…ということです。それから,私のアクティビティに対する理解というのは,共通体験を持たないグループで,効率的に共通体験を持たせてそこで起こる出来事に焦点を当てるきっかけをつくるもの,という理解なんですけど,皆さんはアクティビティをどのようにとらえているのかな…ということです。
講習II を受けているとき,予定したアクティビティを回すことだけで精一杯で,そこで出てきているグループのいろいろというのが,まったく見えていなかったなあと,今,思い出していたところです。本当はアクティビティをすることが目的なのではなくて,アクティビティを利用しながらグループのいろいろを見えやすくしていくということだと,今はそう思っています。と書きながら,まだ「MAPとアクティビティと体験学習サイクル」の関係が自分の中でしっくり納まらない感じなんですよ。特に高校生を相手にして,アクティビティをしながら学びをつくっていくというイメージがなかなかわかなくて…。
皆さんどうですか,この3つの関係,しっくり心の中に納まっていますか?
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