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「なにい、みやぎ・アドベンチャー・プログラムだってえ?
またなんか訳わかんないこと県教委でやろうとしている〜」
というのが、初めて文書を読んだときの第一印象でした。
正直って冷ややかなまなざしで見ていました。
前任校が、その訳わかんないものの活動推進校になってしまい、
しかもその研究主任は、幼なじみの岡ちゃんだという。
好奇心だけ旺盛な私は、冷やかし半分で、
一泊二日のMAP体験会に申し込んだのです。
泉が岳青年の家で体験し、
衝撃の稲妻が背中を走り、いきなりぶっとんでしまいました。
「な、なんだ、これは・・・〇△□●▲■〜!!」
それまで、自分がバラバラに興味をもってやっていたことが、
「統合されている!」
と感じたのです。
バラバラに興味をもってやっていたことというのは、
書くのがちょっと恥ずかしいのですが、書いてしまいます。
学級活動での「構成的グループエンカウンター」「グループワークトレーニング」
道徳の時間の「短い体験活動を取り入れた価値の主体的自覚」
部活動での「チームビルディング」
プライベートでの「自己啓発プログラム」です。
「構成的グループエンカウンター」ではワークショップに参加したり、
校内研修に講師を呼んできたり、論文を書いたりしていました。
道徳でも同様です。
「自己啓発プログラム」で、いろいろなワークショップ参加費や教材費、書籍代に
だいぶ投資してきました。
それらが「PAには統合されている!」と感じたのです。
体験会で聴いた理論(体験学習サイクルやGRABBSS、目標設定SMARTなど)も
気に入りました。
いろいろな疑問点が湧いてきて、食事時や休憩時間にも、
ファシリテーターのTomoやザウをつかまえてくってかかったのを覚えています。
今年の4月から縁があって養護学校に勤務していますが、
特殊教育に携わるようになって知ったのは、
PAにはムーブメント教育の要素やリトミックの要素なども入っているということです。
いろいろおいしいものがいっぱいつまった
「チョコボールのおもちゃの缶詰め」みたいなものだと感じています。(古い!)
ただ日常生活で、そんな大上段にかまえているわけではありません。
子どものためや授業のため、仕事のためではなく、
自分のためにやっているという感じです。
自分のプラスになる趣味に、楽しんでかかわっているというのが本当のところです。
このMAP研究会だって、大学のサークルや○○○研究会に参加しているノリです。
そして、「MAPは身近なところにある」と思っています。
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