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【661】高知野外教育研究会 やだぴー 03/12/22(月) 1:25
┣ 【662】Re:高知野外教育研究会 Sphinx 03/12/24(水) 10:44
┃┗ 【663】Re:高知野外教育研究会 やだぴー 03/12/25(木) 0:09
┗ 【669】Re:高知野外教育研究会 batti 04/1/6(火) 9:48
┗ 【714】Re:高知野外教育研究会 やだぴー 04/2/18(水) 18:11

【661】高知野外教育研究会
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 やだぴー E-MAIL  - 03/12/22(月) 1:25 -

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    宮城の取り組みをいつもうらやましく思っています。高知のやだぴーです。4月から中学校に復帰し(9年振り)現場で試行錯誤しながらPAの手法を使ったアプローチを試みています。皆様方が、実際に学校現場でどのような実践をされているか情報としてお構いない範囲でお教え願います。

【662】Re:高知野外教育研究会
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 Sphinx E-MAILWEB  - 03/12/24(水) 10:44 -

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   ▼やだぴー:

はじめまして!

私も皆さんの実践を知りたいです。
実は先日,ある高校に出向いて自分の実践の一部をご披露したんですけど,その時につくった原稿を下に貼り付けます。私はこんなかんじで試行錯誤してます。新入生オリエンテーション合宿については,MAP研ウェブサイトの「資料室」に掲載しています。詳しくはそちらをどうぞ。

やだぴーの試行錯誤はどんなかんじですか?

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▼実践事例

  ▽氷山の話
    ・氷山の一角
      →海面に出ている1割:アクティビティをつかった活動
      →主に特定少数の生徒に対して,非日常の学習場面で用いることがい。

      →海面下で見えない9割:アクティビティを使わない活動
      →日常のすべての指導場面で,つまり生徒と接するときにいつも,
    生徒の内面で体験学習サイクルをまわすイメージを持つということ。
    あるいは,それがうまくまわるような支援をしていくということ。

  ▽アクティビティをつかった活動
    ・新入生オリエンテーション合宿での仲間づくり
    ・テニス部の合宿
      →テニス部:ダブルスのチームの協力が不足している状況
               二人で協力するアクティビティ
               年度初め→チーム全体の目標設定
    ・特別指導(教師への暴言と器物破損)
      →自分の感情のコントロールがうまくできていない結果
          →まずそういう自分の状態を認識する(LOOK)
          →次にどうすればいいか考える(THINK→Plan)
         ※「対立が力に」の温怒計と対立エスカレーター

  ▽アクティビティを使わない活動
    ・欠点者指導(保護者・生徒)
      →普通の欠点者指導は?
         → 保護者と生徒が一方的に怒られる(私のイメージ)
          でもそれで,生徒の内面にPlan→Do→Look→Thinkのサイクルは
      まわるだろうか?
         →まず,欠点をとる生徒はPlanもDoもない!
          そういう状況をLookさせるところからはじめる必要があるよね?
          資料の説明〜保護者と子のコミュニケーションの中で仕上げていく。
    ・クラスの規範作り
      →1年生:秋になって居心地が悪いという生徒が急増!
      →生徒に書かせると,ちゃんといろんな意見が出てくる。
      →自分たちの意見だから,説教よりずっと重みがある。
    ・新入生オリエンテーション合宿で発生した問題
      → 合宿中にいくつかの班で仲間はずれの事件(よくあること)
         ※そういうとき普通は?
          「仲間はずれをするな」という指示(正解)が
       前面に出てこないですか?
         →答を見つけるのは教師ではなく生徒。
          生徒の心の中にLook→Thinkが生まれないと,
      どうしようかというPlanも出てこない。

          私たちの最初の仕事は,見えたこと,起こったことを
                       生徒にそのまま返すこと。
           「今,こんな事が起こったよ」
           「今,みんなのこういう点が見えたんだけど」

  ▽まとめ
    ・例えば新入生オリエンテーション合宿などの行事。
       体験して「あー楽しかった」で終わり→
      その後の生活に合宿の体験が何も活きない。「体験だけ学習」

       常に「生徒の内面にPlan→Do→Look→Thinkのサイクルをまわす」
    というイメージを持って指導すると,

         言葉がけ,用意する資料,与える教材,

   そんなものが根本から変わってしまうというのが私がMAPに出会って
   取り組んでいるなかでもつ印象です。

【663】Re:高知野外教育研究会
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 やだぴー E-MAIL  - 03/12/25(木) 0:09 -

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   ありがとうございます。参考にさせていただきます。私は、教科(社会科)と学活(担任)、生徒指導のなかで主に実践しています。
 とくに、「関係性」をどう高めていくかについて日々試行錯誤を繰り返しています。
 

【669】Re:高知野外教育研究会
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 batti E-MAIL  - 04/1/6(火) 9:48 -

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   ▼やだぴーさん:
> 宮城の取り組みをいつもうらやましく思っています。高知のやだぴーです。4月から中学校に復帰し(9年振り)現場で試行錯誤しながらPAの手法を使ったアプローチを試みています。

やだぴー様、お久しぶりです。宮城県のBattiです!私もこの春異動を命ぜられ、仙台のお隣町、大和町というところにある黒川高校に勤務しています。やだぴーも学校現場へ戻られたのですね。

皆様方が、実際に学校現場でどのような実践をされているか情報としてお構いない範囲でお教え願います。

現在、宮城では授業における実践事例集を作ろうとみんなで知恵を出し合っているところです。今年度中には出来上がると思いますので、その時は紹介したいと思います。
来月、おそらく2月14日、15日に山口徳地のミーティングに参加すると思います。やだぴーは参加されるのですか?またお会いできる時を楽しみにしています。
それではまた。

【714】Re:高知野外教育研究会
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 やだぴー E-MAIL  - 04/2/18(水) 18:11 -

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    ありがとうございます。残念ながら山口へ行けませんでした。
 高知野外教育研究会は、4月から今までの活動(過去8年間)をふまえ、体験教育を今以上に普及、啓発していく予定です。
 全国の皆様と連携を図りながら、着実に進みたいと思います。

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