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【1861】中高生リーダー研修会・終了しました! Sphinx 07/8/9(木) 8:20
┣ 【1862】中高生リーダー研修会(1) Sphinx 07/8/9(木) 8:22 [添付][添付][添付]
┣ 【1863】中高生リーダー研修会(2)失敗から学ぶ Sphinx 07/8/9(木) 8:24 [添付]
┣ 【1869】お元気ですか? ふとちゃん 07/8/16(木) 17:19
┃┗ 【1875】どうも! Sphinx 07/8/20(月) 6:59
┗ 【1874】中高生リーダー研修会(3)リーダーの立ち... Sphinx 07/8/20(月) 6:51 [添付]
┗ 【1876】リーダーについて(花山ABCへ行って) えんやす 07/8/20(月) 8:54

【1861】中高生リーダー研修会・終了しました!
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 Sphinx E-MAILWEB  - 07/8/9(木) 8:20 -

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   Sphinxです。

今年も中高生リーダー研修会(中高生フォーラム)が終了しました。

差し入れありがとう>take!

参加者は,4つの学校から19名,ファシリテーターは5名(あだっちゃん,太ちゃん,nancy,浜ちゃん,Sphinx)。今年の山場は,2日目のビーイングの前後に2回行ったマシュマロリバーと,3日目の午前に行ったバルーントロリーでした。

自分のサイトに少し感想を書いていますので,こちらにも投稿します。MAPを知らない人に向けて書いているので,少々くどいのですが。

それにしても,4校というのはさびしいです。やってみて,やはり6校ぐらいあるといいかなと思いますし,中学校からの参加が昨年に引き続き1校のみということで,中学生の負担や緊張が大きいなと感じました。来年はぜひいろんな高校や中学校から参加してほしいです。

それから場所について。梅雨明け直後の松島自然の家の体育館は,けっこう風が入って涼しかったのですが,やはり花山の冒険の森でいろんなエレメントを使いたかったなと思います。来年はぜひ花山で!

【1862】中高生リーダー研修会(1)
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 Sphinx E-MAILWEB  - 07/8/9(木) 8:22 -

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・サイズ : 16.5KB
    火曜日から金曜日まで,松島自然の家で行われた「中高生リーダー研修会」に,ファシリテーターの一人として参加してきました。

 生徒会や文化祭,部活のリーダー19名の生徒たちが,寝る時間以外はほとんど活動というハードスケジュールの2泊3日をやり遂げました。笑顔,涙,一体感,気持ちのずれ…いろんな出来事がありました。いろんな気持ちになりました。私自身,一夜明けた今でも,それらのことをまだ整理できていません。ボーッとしています。

添付画像
【IMG_0124.jpg : 19.3KB】

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【1863】中高生リーダー研修会(2)失敗から学ぶ
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 Sphinx E-MAILWEB  - 07/8/9(木) 8:24 -

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・名前 : IMG_0105.jpg
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    成功体験が大切…学校でよく聞く言葉です。

 確かにそうなんだけど,それだけではダメですよね。自分の成長を振り返って,成功から学んだことと,失敗や挫折から学んだことはどちらが多いか…物事が上手くいかない体験から,私たちは多くを学んでいるのではないでしょうか。今の学校に足りないことのひとつは,失敗体験をさせること,そこから学びを引き出すことではないかと思います。

 今回の中高生リーダー研修会では,何十種類もの活動にチャレンジしましたが,その中で生徒たちが最も印象に残った活動としてあげた活動がマシュマロリバーでした。この活動は,数ある活動の中で唯一課題をクリアできなかった,つまり「失敗」した活動なのです。

 マシュマロリバーは,人が触れている限り流れていかない魔法の飛び石を使って,全員で川を渡るという活動です。19人のグループに与えられた飛び石は15個。しかも,それぞれの飛び石は10人の利用にしか耐えられません(でも一度渡りきればそのカウントはリセットされる)。誰も踏んだり触れたりしていない飛び石があると,すぐに急流に流されてしまいます。飛び石ではないところに足や手をついたら,やはり流されてしまいます。一人でも流されたら全員が最初の岸に戻らなければなりません。

 最初に与えられた活動時間は,話し合いとチャレンジを含めて20分でした。10人と9人の2つのグループに分かれてチャレンジするというところまではすんなりと決まりましたが,具体的な渡り方の話し合いがなかなかまとまりません。一度もチャレンジしないうちに制限時間になってしまいました。生徒の希望を受けて時間を10分延長し,残り時間で片方のグループが何度かチャレンジしましたが,そのたびに飛び石やメンバーが流されて振り出しに戻ります。結局延長した時間も終わり,成功しないまま活動の振り返りに入りました。

 振り返りでは,「一体感がどうだったか」という視点を与えた上で,チャレンジしたグループの気持ちと,チャレンジを見守ったグループの気持ち,その時に聞こえていた声について話し合いました。

・話だけで想像していたことより,実際にやってみるととても難しかった。
・見ている人からのアドバイスは,あまり効果的ではなかった。
・見ているだけではちょっとつまらなかった。

ファシリテーターから指摘したことは,

・仲間が失敗して川に流されたときの,見ている側からの「あ〜あ」という声。その声がつくる雰囲気とは?

その結果,この活動から生徒が学んだことは,

・ただ話し合いを続けるよりも,早めにやってみることが必要だ。
・実際に体験しないと分からないことがある→体験を共有する必要がある。
・一体感を高めるためには,チャレンジしていない人の関わり方が大切。

というようなことでした。この3つの学びは,その後のチームの活動に大きな影響を与えましたし,リーダーとして各学校に帰ったときにもそのまま生かせる学びですよね。

 今回の参加者を見ていると,失敗を必要以上に回避したがる雰囲気がありました。1回で成功させようと思えば思うほど,実際の行動に踏み出せずに話し合いだけが続いてしまうのです。しかし,そのような生徒たちでも,このように失敗から貴重な学びを引き出すことができます。学校で私たちが成功体験にこだわるのはなぜでしょう。失敗させないように先回りして支援するのはなぜでしょう。もしかしたらその支援が,生徒の成長を妨げているのかもしれませんね。

 最後に,今回の参加メンバーの中には仙台二高の文化祭のスタッフが5名いました。彼らのサイトをリンクします。お近くの方,仙台二高の文化祭に行ってみませんか?

宮城県仙台第二高等学校 北陵祭実行委員会・通称『北実』のHP
http://x40.peps.jp/hokuzithu/?_cus=jm8l20&cn=30

添付画像
【IMG_0105.jpg : 16.2KB】

【1869】お元気ですか?
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 ふとちゃん  - 07/8/16(木) 17:19 -

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   スフィンクス!みなさん!お元気ですか?
私もファシリテーターの1人として参加させてもらい、
大変貴重な4日間をいただきました。

前泊も含めての3泊4日間は、毎夜2時までの計画作りや、
朝5時半起きでの会場準備(もっと早い人もいました)と、
とにかくものすごくハードスケジュールな毎日でしたが、
この夏一番の大切な学びの機会となりました。

リーダー研修会に参加した中高生たちの学校生活への熱い思い、
1人1人が目の前にある自分自身の壁を乗り越えようと
勇気を振り絞って自己を振り返り涙する姿に、
私まで何度ももらい泣きしてしまいました。

私自身、ファシリテーターとしてうまく説明したり
フィードバックできないことも多かったと思いますが、
そんな時、それすらもまったく問題にしない程
みんなが真摯にアクティビティに取り組んで、
何だか助けられたような不思議な気持ちになりました。

うまく言葉になりませんが、
失敗から学ぶということの意味が、
また1つ理解できたような気がします。

ありがとうございました。

  《210ちゃん》

【1874】中高生リーダー研修会(3)リーダーの立...
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 Sphinx E-MAILWEB  - 07/8/20(月) 6:51 -

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[添付]〜添付ファイル〜
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・サイズ : 6.0KB
    今年の中高生リーダー研修会で,マシュマロリバーの次に印象的だと生徒が指摘した活動が,最終日(3日目)の午前中に行ったバルーントロリーでした。こちらの事前の想定では30分以内のちょっとした活動というイメージだったのですが,やってみたら1時間かけたメインの活動になってしまいました。こういうのはうれしい誤算ですね。

 バルーントロリーというのは,風船を使った単純な活動です。みんなで1列縦隊になって,前の人と自分の間に風船をはさみ(手で触れたり腕で支えたりしてはいけません),その状態でみんなで前に進むというものです。前の人が急ぎすぎると,後ろの人との間隔が広がって風船が落ちてしまいます。もし誰かの風船が落ちたり,風船にさわってしまったりしたらアウト!先頭の人が一番後ろに回って,再スタートになります。

 今年のリーダー研修会のグループ目標は,2日目にみんなで話し合って「絆信迅輝」ということになりました。絆を大切にして,互いに信頼し,決定行動は迅速に,そしてみんなの個性が輝くように…という意味で,四字熟語のように漢字を四つ並べてつくりました(四字熟語のように…というのは中学生のアイディアでした)。盛りだくさんな目標で,4つすべてについて活動で深めることはできなかったのですが,みんなの様子を見ていると,4つの中でも「絆」という部分を大切にしたいという気持ちが見えたので,バルーントロリーもそこに焦点を当ててみました。「絆」という言葉の意味をどう共通理解するか,体験をとおしてその言葉に乗せた互いの思いを理解していこうというわけです。

また,リーダーとしての悩みを1日目の活動で出し合ったときに,「リーダーと一般の生徒の気持ちの温度差」というのが多く出されていて,リーダーとして「笛吹けど踊らず」といった状態に悩んでいることが分かり,ちょっと視点をかえるきっかけになるといいなという思いもありました。

 さて,自分の風船を選んでふくらませ,活動開始です。はじめは3つの班に分かれて,それぞれアイディアを出し合ってチャレンジしました。早くゴールする班,何度も風船を落としてもたつく班と,三班三様の取り組みでしたが,一番最後にゴールした班から最後に出たアイディアが「後ろから風船を押す感覚で…」というものでした(このやり方でやっと成功!)。

 すべての班がゴールした時点で,みんなで輪になって振り返りです。まずは先頭・最後尾・その間の3つの役割でそれぞれどう感じたか出し合いました。次に上手くやるためにどんな作戦を立てたかを各班から発表してもらい,最後にゴールした班から「後ろから押すように」という話が出ました。他の2班に「そういう感覚はあった?」と聞くと,イマイチ分からないといった様子だったので,もう一度やってみることにして,今度は全員で1列になって「後ろから押すように」してやってみました。19人が1列になって風船だけでつながって進むというのはとてもタイヘンでしたが,ゆっくりと時間をかけて,生徒たちはゴール地点まで進むことができました。

みんなでゴールした一体感を感じながらの振り返りでは,先頭が進みすぎると後ろが困るという状況が,いつも自分たちが学校でリーダーとして困っている状況と似ているよねということ。風船を互いの絆だとしたら,風船をはさまずに普通に一列になって歩くならとても簡単だけど,互いの絆を確かめ合いながら進むととてもタイヘンだった。でもその分,やり終えて気持ちがいい。「絆」ってこういうことかもね。というような話になりました。

 このバルーントロリーをしていつも思うのは,先生たち,とくに校長や教頭になるような人には,ぜひ体験してもらいたいということです。なぜなら,やる気があってリーダーシップがある(と思っている)校長の下で働くのは,苦労が多く楽しくないんですよ。後ろの人たちのやる気で踊らされる(ように見える)校長ほど,いいリーダーシップをとっているということだと思います。クラス経営も,きっと同じなんだろうな…。

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【DSCF0055.jpg : 6.0KB】

【1875】どうも!
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 Sphinx E-MAILWEB  - 07/8/20(月) 6:59 -

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   ▼ふとちゃん:

>前泊も含めての3泊4日間は、毎夜2時までの計画作りや、
>朝5時半起きでの会場準備(もっと早い人もいました)と、

私たちも互いにはじめてのチームですが,準備の時間を共に過ごすことで,言葉には出さないけど,互いの感覚や目標設定のすりあわせみたいなものをしているんですよね。いつも思うのですが,パッと集まった3人なり5人で,チームとして機能していくというのがすごいです。

>私自身、ファシリテーターとしてうまく説明したり
>フィードバックできないことも多かったと思いますが、
>そんな時、それすらもまったく問題にしない程
>みんなが真摯にアクティビティに取り組んで、
>何だか助けられたような不思議な気持ちになりました。

そうですねー。同感です。
こちらで「あ…(汗)」と思っても,生徒たちはとても積極的に取り組んでくれますね。ファシリテーターも含めた一体感みたいなものを感じる瞬間があります。
私も,バルーントロリーで段階をひとつとばしてしまって,あちゃーと思ったんですが,それなりに上手くまとめてくれて,生徒たちに感謝です。(前半の振り返りから一気に全員にしてしまいいましたが,まず押す感覚を3つの班で確認してから全員にするべきだった)

【1876】リーダーについて(花山ABCへ行って)
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 えんやす  - 07/8/20(月) 8:54 -

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   リーダーということについて,ファシリテーションともつながると思い,Sphinxの投稿につなげさせてもらいます。昨日,花山で行われているABCを見学してきました。参加者のみなさんは,自分たちのグループを成長させ,自分が(も)成長しようと一生懸命活動していました。そして,心に残った言葉はPAJのMAB(鎌田学さん)の言葉でした。「ファシリテーションは,グループに活動を委ねながら,ファシリテーターがグループをよく観察し,適切な言葉をかけていくことが大切」という言葉です。集団(個人)をみる目,成長を促す言葉がけが大切であることを再認識できました。

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