MAP研究会 研究会<情報交差点>

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【705】山口徳地でお会いした皆さんも書き込んでね。 batti 04/2/16(月) 11:03

【732】Re:MAP研の皆様へ むしさん 04/3/7(日) 11:07
┗ 【733】書き込みありがとうございます! Sphinx 04/3/7(日) 17:36
┗ 【734】Re:書き込みありがとうございます! むしさん 04/3/7(日) 21:46
┣ 【737】Re:二人で絵を書く活動の切り口 kenya 04/3/9(火) 22:18
┣ 【738】Re:書き込みありがとうございます! batti 04/3/10(水) 9:48
┣ 【739】Re:! いっきゅうさん 04/3/11(木) 0:01
┃┗ 【740】快感 むしさん 04/3/12(金) 22:14
┃┗ 【741】Re:快感 kenya 04/3/20(土) 7:04
┃┗ 【744】コラムを読んでの感想 Sphinx 04/3/21(日) 11:48
┗ 【743】参考になりました! Sphinx 04/3/21(日) 11:33
┗ 【750】Re:参考になりました! むしさん 04/4/2(金) 15:35
┗ 【751】二人の家→四人の家 Sphinx 04/4/4(日) 12:15
┗ 【754】なるほど・・・ むしさん 04/4/19(月) 5:30
┗ 【758】Re:なるほど・・・ Sphinx 04/5/3(月) 17:26

【732】Re:MAP研の皆様へ
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 むしさん E-MAILWEB  - 04/3/7(日) 11:07 -

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   battiさんMAP研の皆様こんにちは、むしさん@山口県です。性懲りもなく書き込みしてます。せっかくお近づきになれたので・・・。そして、このまま書き込みないままにしておくと、なんだから縁まで切れてしまいそうなので・・・。年度末みんなあわただしくお過ごしでしょうね。私の学校も3月末で閉校で、毎日雑務に追われております。
 あれから、ここのHPをしっかり見せてもらいました。AITCのまとめ、興味深く拝読させていただきました。ありがとうございました。私にとってたいへん興味のある話題が満載でした。特に、脳がダウンシフトを起こす原因については、とても興味があり、これをもとに自分の授業を変えていく大きなヒントがたくさんあったように思います。
 2月のいつだったか、二人で1つのペンを持って絵を描くというのを、道徳の時間にやってみました。生徒たちも楽しみながら、とてもすばらしい???絵を描いていました。自分が想像していた以上に、この活動には切り口が多く、衝撃的なものであることを感じました。もっと、深く分析してみたいと思います。
 battiさん、山口の事例、紹介していただいたでしょうか?多少なりともフィードバックがあれば、うれしく思います。MAP研の皆様からのフィードバックもお待ちしております。また、落ち着きましたら、書き込みしようと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

【733】書き込みありがとうございます!
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 Sphinx E-MAILWEB  - 04/3/7(日) 17:36 -

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   ▼むしさん:

はじめまして。
MAP研のウェブの管理をしているSphinxです。
こうやって掲示板で他県の方が書き込みをしてくれること,とてもうれしいです。互いに忙しかったりして返事が遅かったりすることも多いと思いますが,気長にお付き合いください。

>私の学校も3月末で閉校で、毎日雑務に追われております。

わ,それは忙しそう…。

> 2月のいつだったか、二人で1つのペンを持って絵を描くというのを、道徳の時間にやってみました。

私もそのアクティビティを,先日ある高校の先生方に体験してもらいました。その時の印象は,互いの人間関係がよく見えるな〜というものでした。むしさんの切り口ってどんなかな〜。興味があります。

【734】Re:書き込みありがとうございます!
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 むしさん E-MAILWEB  - 04/3/7(日) 21:46 -

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    Sphinxさん。初めまして。レスを付けて頂きありがとうございました。2人で絵を書く活動について、私の感じた切り口に興味があるということで、さっそく書かせて頂きます。

今回この活動をしてみて、以下の切り口があることに気づきました。例えば・・・
・ 2人で共同作業をすることの難しさに気づくこと。
・ 相手の考えに、ゆだねることで完成度の高いものができること。
・ 1つのお題に対して、それぞれが持っているイメージのギャップに気づくこと。(りんごと一言にいっても、それぞれの受け取り方と、イメージするものは全く違うこと)
・ 1つの絵を完成させるためには、いろいろな協力の形があること。
・ 2人とも意志がなければ、何もできないこと。(ある意味リーダーシップや積極性が必要なこと)
・ 相手を意識して協力することが必要なこと。
などです。もっといろいろな切り口が他にもたくさんあるとは思うのですが・・・(これから、活動をしていく中で見つけたいと思いますが、他にもMAP研のみなさんの視点で何かあれば教えてください)。

 つまり、この活動で、上に書いたようなことを引き出すことができることをファシリテーターが知っていれば、どんなことを考えさせたいときに、このアクテビティをもってくればいいかという、シーケンスができるわけですよね。

 そして、ファシリテーターとして、参加者やグループからこれを引き出すため、こんな問いや投げかけができるということになります。
・ 2人で描いた絵には、お互いのイメージが何パーセントずつ反映されていますか?
・ 共同で作業して、お互いの思いを反映するためには、何が必要ですか?
・ 自分の意志を通そうとしたか、相手の意志を尊重しゆだねようとしたか?あなたはどちらの立場でしたか?
・ 普段の生活の中で、自分はどんな立場にいることが多いですか?(意志を押し通す方?それとも、誰かの意志にのっかってしまう方?)
・ 2人の意志が対立したとき、どのような解決策が考えられる?
・ 2人とも積極性がなくて、絵が描けない状況では、2人は何をすべきでしょうか?

などなど・・・。これがそのまま、ふりかえりの視点になりますよね。(きっと、このアクテビティには、もっとたくさんの切り込み方がまだまだあるに違いない!!!)

 そして、特定のことに的を絞るならば、下のようなバリエーションもいろいろ考えられます。
・ 自分の意志をなるべく反映できるように(お互いゆずり合わずに)書いてみる。
・ 相手の意志を反映できるように、自分の意志を押し消して書いてみる。
・ 事前に2人で話し合い(打ち合わせ)をしてから書くのと、その逆をやってみる。etc.

 エレメントもアクテビティもそうなのですが、やはりフレーミングがすごく大切だといつも感じます。
 実際にファシリテートしていて、参加者やグループの振り返りから、あっ、そんな切り口もあったのねぇ〜と、そのアクテビティから今まで自分の頭の中になかった新しいフレーミングが見つかったりして、思わず「もうけた!」と感じることも多々あります。
 1つのアクテビティにも、いろいろな切り口があって、ファシリテーターがそのグループに何を気づかせたいのかによって、使うアクテビティも一連のシーケンスの中での位置づけも決まってきますよね。
 アクテビティを使いこなせるファシリテーターになるためには、アクテビティの持っているフレームをたくさん引き出し自分のものにしておくことと、それを一連のシーケンスの中でどこに組み込んでいくかを見極めることができることが大事だと感じてます。

 長々と書かせてもらいました。すみません。また、色々な方から御意見がもらえること、楽しみにしております。では、また・・・。

【737】Re:二人で絵を書く活動の切り口
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 kenya  - 04/3/9(火) 22:18 -

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   むしさん、はじめまして。
ちょうど二人で絵を描く活動を学級で行ったばかりなので、興味深く読んでいます。
学級の中で悪口を手紙に書く行為が少し続いた時にこの活動を行いました。5人か6人の生活班で行ったので、ペアが組めない人はその様子を観察して後で述べる役にしたり、男女のペアでもいいかどうかはチャレンジバイチョイスでいい、そしてそのチャレンジを尊重しよう、ということで始めました。わいわいがやがやで笑い声がいっぱいの楽しい活動になりました。

子どもからは、相手に全部任せていたからうまく書けた、相手が全部書いたからあまり何もしていない、ふたりとも力が入っていて変な絵になった、マジックが行ったりったり来たりで大変だった、ふざけてけんかみたいになって書いていた・・・となりました。

みんなの絵を黒板に貼って、どんな様子だったかを聞いていきました。

ここから先は、切り口というか先生の視点を与えていきました。(これは良くないかもしれません)
全部相手に任せてしまうとこういう整った絵になりますね。でも、もう一人の考えはあまり出ていないようですね。二人とも考えを押しだしてマジックが動きにくかった所はうまく絵が書けなかったようですね。

さて、相手に全部任せて一緒に書いた絵は整っていますが、いい絵なのでしょうか?
二人とも考えを押し出してマジックが動かなかった絵は、だめな絵なのでしょうか?
もしこれが悪いことをしようとしている時だったら、どうでしょう。
この整った絵のもつ意味は何でしょうね。
勝手に動いていくマジックに触っている手はどんな気持ちなの?
マジックが互いに違う方向にひっぱって動かないことは何を表しているの?
このうまく書けていない絵のもつ意味は何でしょうね。
相手に任せた方がいい時ってどんな時、どんな場面?
お互いの考えを出し合い、ぶつけ合った方がいい時ってどんな時?どんな場面?

ということを投げかけ、考えさせて終わりました。

ちょっと使い方は違うかもしれませんが、子ども達が考え始めたようで、その後、悪口の手紙は陰を潜めています。

これは生徒指導的な視点の切り口として使った例でした。
kenya

【738】Re:書き込みありがとうございます!
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 batti E-MAIL  - 04/3/10(水) 9:48 -

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   ▼むしさんさん:
お久しぶりですね。むしさん。Battiです。
私の学校も現在、入試の真っ最中で業務に追われています・・・。昨日も7時近くまで会議でした・・・。そんなこんなでホームページをしばらく見ていなかったので、返事が遅くなっちゃいました。
さて、書き込みありがとうございます。二人で一本のペンを持って絵を描くアクティビティは僕も知っています。生徒に実際に使ったことはないですが、研修会で一度やってみたことがあります。振り返りのポイントはたくさんあると思いますが、むしさんやMAP研のみんなの書き込みを見て、また新たな発見もありました。こうやって自分を磨ける仲間がいることが一番ありがたい・・・。
こんな風にいつでも気軽に書き込んでください。MAP研の仲間にも山口でお会いした皆さんのことは話しております。MAP研のみんなが温かく迎えてくれると思いますよ!
中学校も忙しい時期だと思いますが、お体にはくれぐれもお気をつけください。
それではまた!

【739】Re:!
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 いっきゅうさん E-MAIL  - 04/3/11(木) 0:01 -

引用なし
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   むしさん、はじめまして。
わたしはこのアクティビティは知らなかったのですが、いろんな人のレスをあわせて読んでみて、イメージができてきました。

このアクティビティをしっていたら、今、総合でやっている調べ学習の導入に持ってきたと思います。
大体同じテーマに興味を持った2人で組ませ、発表までしてもらう予定なのですが、まさにこのアクティビティをすると見えてくるだろう様子と今同じです。「自分の思いは何パーセントぐらい反映されてる?」ということを今投げかけてみたいグループもあります。調べる計画を立てる一つ前にこのアクティビティを持ってきていたら、2人の話し合いの仕方も変わっていたのではないだろうか、ペアの友達にまかせっきりの子供への声がけも、効果が違っていたのではないかと思います。

kenyaの投稿を読んで、私もちょっと考えさせられることが。あんまり2人の自己主張が強すぎてなかなか進まないと、発表会に間に合わないんじゃないかとせかしたり、逆にあんまりすんなり進んで早く終わると、もっと深く調べなさいと言ってみたり。反省。あと、出来上がった絵(発表)だけを見て判断してはいけませんね。もっと活動の様子を見てなきゃ。明日からがんばろうっと。
                          いっきゅうさん

【740】快感
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 むしさん E-MAILWEB  - 04/3/12(金) 22:14 -

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    battiさん、kenyaさん、いっきゅうさんはじめMAP研の皆様こんばんは。むしさん@山口県です。私の発言から、どんどん会話が広がっていく、それもそれぞれの実践も交えて・・・。PA導入の先進県としての宮城のすごさ、そしてMAP研のモチベーションの高さをひしひしと感じさせてもらっています。こうして、中身の濃い意見交換がなされることに快感を覚えています。
 いっきゅうさんの発言にあるように、学校のどんな活動の布石としてこのアクテビティをしたらよいか・・・というところまで考えられておられることは、まさにシーケンスまでを考慮されていると言う風に感じました。AITCの大切なものの1つはやはり、学びの環境(活動する生徒の心の準備、FVC、感情の取り扱いができるかなど)をしっかり作ってやってそれが土台にあることなんだと強く感じています。みなさんそれぞれの実践にそれぞれの切り口があって大変勉強になります。これからも、情報交換できることを期待しております。
 実はこのアクテビティの後に、こんなこともしてみました。それは、「自分のイメージを言葉だけを使っていかに聞き手に正しく使えるか?」というものです。
これは、私の学校の国語の先生が2年前に国語の授業でやっていたものです。これをPA的に意味づけ、そしてフレーミングしていくとけっこう楽しくできました。
手順は次の通りです。
 1.出題者が回答者に見えないように紙に簡単な絵を書きます。
 2.出題者は、言葉だけの説明でこの絵を回答者に忠実に書いて貰います(大きさや位置関係も)。回答者はもちろん、出題者の書いた絵を見ていません。
 3.できあがった絵を見せ合い、出題者のイメージとどれくらい一致しているかを見せ合いながら、そこで起こった現象について、ふりかえりをします。
 この活動についても、いろいろなフレームがあると思います。
 PAのアクテビティの中にも、相手に何かを正確に伝えることや、伝わることのあいまいさを知るものがたくさんありますよね。例えば、混線電話や、背中に文字をかいて前の人にまわすやつとか・・・。絵を書くという活動は、また違ったものを伝えてくれるようで、けっこう楽しめました。
 やはり大切なのは、この活動にどんな意味があって、どんなときに使うかです。今回は、私のフレームについては、あえて言及せずにおいておきます。機会があってやってみられたら、その様子を教えてください。では、また。

【741】Re:快感
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 kenya  - 04/3/20(土) 7:04 -

引用なし
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   むしさんの

> やはり大切なのは、この活動にどんな意味があって、どんなときに使うかです。今回は、私のフレームについては、あえて言及せずにおいておきます。機会があってやってみられたら、その様子を教えてください。

に関して、いいやり方ってどういうのかなといろいろ悩んでいること、私たちが試行錯誤でやっていること、こうやっていろいろな実践をシェアしていることにすごく響くコラムがあったので紹介します。

@@@コラム@@異文化知ってるつもり?@@@@@@@@@@@@@@@@
〜マニュアル世代のトライアンドエラー〜

(前略) 日本には“マニュアル世代”という言葉がある。なんでもマニュア
ルに頼らないとやっていけない、独創性に欠けた人たちを指すのだそうだ。実
際、タイで出会う20代、30代の日本人の中には、“マニュアル世代”を意識さ
せる行動を取る人たちも多い。

そういう人たちは、「タイで海外生活を送るためのマニュアル」や、「タイで
仕事をするためのマニュアル」を探しているように見える。でも、使う人の絶
対数が少なければ、市販のマニュアルも存在しない。本来、マニュアルなんて
いうのは、自分自身が日々トライアンドエラーで作り上げていくものではない
だろうか。そうして培った経験というのは何物にも代え難いし、お金を出して
買えるものでもない。そんな日々の積み重ねが、人間としての成長にもつなが
っていくような、そんな気がしている。 (後略)

            (増成ヒトミ 「ヒトミのバンコクな毎日」より)
詳しくは→  http://www.alc.co.jp/kaigai/world/hitomi/index.html

【743】参考になりました!
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 Sphinx E-MAILWEB  - 04/3/21(日) 11:33 -

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   ▼むしさんさん:

お礼が遅くなってすみませんでした。
むしさんの切り口,とても参考になりました。

特に,これ(↓)が面白かったです。

>・ 2人とも意志がなければ、何もできないこと。(ある意味リーダーシップや積極性が必要なこと)
>・ 2人とも積極性がなくて、絵が描けない状況では、2人は何をすべきでしょうか?

スクールカウンセラーの集まりの中で,MAPの概要について15分程度でしゃべる機会を与えられているのですが,大講義室でぎちぎちに集まっている状態でもこのアクティビティならできるかなと,候補にあげているところです。15分で話し終わるということは,体験にかけられる時間は数分だけということになりますが,カウンセラーの人たちですから,体験してもらって振り返りの視点をいくつか指摘すれば,その雰囲気は理解してもらえるかなと…。

そのときに,むしさんの振り返りの視点を,もう一度参考にさせていただきます。
ありがとうございました!

【744】コラムを読んでの感想
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 Sphinx E-MAILWEB  - 04/3/21(日) 11:48 -

引用なし
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   ▼kenyaさん:

>増成ヒトミ 「ヒトミのバンコクな毎日」より
>詳しくは→  http://www.alc.co.jp/kaigai/world/hitomi/index.html

これ,読みました。
それで思ったことは,私はタイに行くと普通の人なのかも…ということ。

・音楽を聴きながら仕事をする。(職員室などで):142話
・ひげを剃らない。:142話
・「仕事がまだ残っているけど、定時になったからかーえろ」:146話

タイ人の働きぶりで,日本人が違和感を感じることという文脈で取り上げられているいくつかの特徴は,自分にしっかり当てはまるのです。なるほど〜,だから私は職員室という場所が好きになれないんだ。(-.-);

そういえば,2年ほど前にJRC(青少年赤十字)の合宿に,タイの中高生と引率の先生が参加してくれたことがありましたが,皆さんとてもいい感じの方で,働きぶりに特に違和感は感じなかったです。まあ,日本にこれる人たちというのは,一部の恵まれた人たちなんだと思いますが。

kenyaのおすすめ内容とは違う観点がヒットしてしまいましたが,これを読んでたいへん勉強になりました。ありがとう>kenya!

【750】Re:参考になりました!
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 むしさん E-MAILWEB  - 04/4/2(金) 15:35 -

引用なし
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    少々レスが遅れましたが、ようやくなんとかなりそうな雰囲気になって
きました。4月から現場をはなれ、山口教育研修所なる職場にての勤務と
なりました。
 子どもがいない環境で実践はなかなか難しそうですが、1年間しっかり
研修はできそうです。AITCについては、すごく興味がありますので、
ここにもしっかり顔をだしていきますので、今後ともよろしくお願いいた
します。
 Sphinxさん、2人で絵を描く活動をされるそうで、その反響や、その他
の切り口などありましたら、またお聞かせください。楽しみに待ってます。

【751】二人の家→四人の家
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 Sphinx E-MAILWEB  - 04/4/4(日) 12:15 -

引用なし
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   ▼むしさん:

> Sphinxさん、2人で絵を描く活動をされるそうで、その反響や、その他
>の切り口などありましたら、またお聞かせください。楽しみに待ってます。

先週の木,金の二日間,テニス部の新2年生(4人)を対象にして,1時間ずつチームワークを主題にした活動をしました。この4人の間には,テニスの実力の差とモチベーションの差がかなりありまして,意欲的な生徒が空回りして疲れてしまうという状況が発生していました。そこで,後輩を向かい入れるこの時期に,4人のチームワークを少し高めておこうと思ったのです。

その中の1日目のメインの活動を「二人の家」,2日目のメインの活動を「バスは待ってくれない」にしました。1日目のシーケンスは次のようなものです。

1.5−5−5ストレッチ
2.ビート
3.ぞうさん〜エーデルワイス
4.チームワークという言葉がら連想するものを紙に書く。
5.二人の家(1)二人でしゃべらずに
6.みんなの家(2)全員でしゃべりながら
7.チームワークで大切なことは? …先ほどの紙に付け足す。
8.縄抜け(魔法のロープ)

 5で普通の「二人の家」をしたあと,6では4人で一本のペンを握って,しゃべりながら家を描かせてみました。そのあとの振り返りで,生徒から「犬を描こうと言って描いたんだけど,みんなそれぞれ違う犬をイメージするので描きにくかった」というコメントがでました。そこをさらにつっこんでみたら,みんなでひとつのことをするには「イメージの共有」が必要で,そのために「自己表現」が必要だという認識につながりました。

むしさんが [#734]で書かれた切り口の中の
・ 1つのお題に対して、それぞれが持っているイメージのギャップに気づくこと。(りんごと一言にいっても、それぞれの受け取り方と、イメージするものは全く違うこと)
がそのまま再現されたかんじです。

 本当はここで,相手の表現(ニーズ)を引き出すことも必要という認識まで持って行きたかったのですが,そこまでは行きませんでした。でも,二日目に行った「バスは待ってくれない」の中で,活動が沈滞したときに「ねえ,Aちゃんからは何かないの?」と相手の発言を促す言葉が出てきて,その点を指摘できたので,まあよかったかなと思います。

以上,簡単な報告でした。

【754】なるほど・・・
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 むしさん E-MAILWEB  - 04/4/19(月) 5:30 -

引用なし
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    うまい具合に活用されていますね。参考になりました。二人の家とか、みんなの家とかいう活動だったのですね。アクティビティは、使う人の意図によってどんどん形を変えていくものですから、名前もいつしかわからなくなってしまいます。
 活動から察するに、家を書くということは、それに付随するたくさんのイメージを共有するという活動になるのでしょうね。私がやったものよりも、かなりハードルの高い活動ですね。ある程度できあがったグループに、もう一度チームを見直させるのにとても良い活動のように感じました。機会があればやってみたいと思います。
 私自身、アクティビティにはまだ弱いので、引き続きの情報交換、楽しみにしております。私的には、アクティビティにどんな暗喩(メタファー)を乗せるのか(これが、ファシリテーターの意図するところ)が、とても興味あるところです。
 1〜3及び8のアクティビティについては、名称からでは、内容を察することができませんでした。またの機会に教えて頂けるとうれしく思います(きっと、名称が違うだけで内容は知っているものも、あるのでしょうけど・・・)。
 それと、4月から勤務場所が変わりました。1年間の長期研修で現場から離れることになりました。生徒との距離がちょっと遠くなり長期的な実践の場がありませんが、単発ではいろいろな所にでられそうです。これを機に、生徒のみならず、いろいろなグループにかかわる機会がありそうです。では、また。

【758】Re:なるほど・・・
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 Sphinx E-MAILWEB  - 04/5/3(月) 17:26 -

引用なし
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   ▼むしさんさん:

コメントありがとうございました。

> 1〜3及び8のアクティビティについては、名称からでは、内容を察することができませんでした。またの機会に教えて頂けるとうれしく思います(きっと、名称が違うだけで内容は知っているものも、あるのでしょうけど・・・)。

5-5-5 ストレッチ(アイソメトリック・ストレッチ)
http://www.isn.ne.jp/%7Ehiro-y/map/hokoku00/genryu-3.html#555

ビート
http://www.isn.ne.jp/%7Ehiro-y/map/hokoku02/ken02_1.html
二人で向き合って,
自分で拍手(1回)→相手と2回手を合わせる→自分で拍手(2回)→相手と2回手を合わせる→自分で拍手(3回)→相手と2回… と,拍手の回数を5まで増やしたら,1ずつ減らして最後は1で終わるというもの。

エーデルワイス
http://www.isn.ne.jp/%7Ehiro-y/map/hokoku00/kenshu4.html
このページの10番。曲を「ぞうさん」にしてもOK。

縄抜け
http://www.isn.ne.jp/%7Ehiro-y/map/hokoku00/kenshu5.html
このページの6.人間知恵の輪のところを参照。

取り急ぎ,関連箇所のリンクを並べました。違う名前のついたアクティビティ,ありました?
むしさんの実践も,ぜひまたここで紹介してください。
楽しみにしています。

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