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昨晩,ペリカン便で本が届きました。
本と言うよりは小冊子といったかんじですね。
訳者あとがきまでいれても60ページの本です。
30分もかからずに読み終わりました。
レイチェルがおいのロジャーとともに楽しんだ,別荘の周りの自然...
森の中や,海岸での出来事を中心に,自然をありのままに受け止めて
感じることの楽しさを説いた本です。文章の中に織り交ぜてある写真が
とってもきれいです。
この本を読んで,自分のこどもの頃の気持ちを思い出しました。
満天の星空を観ながら天文学者になろうと思った頃のこと。
学校の池の水を顕微鏡で見て,たくさんの微生物を飽きもせずに眺めていた頃のこと。
あのころは私にもセンス・オブ・ワンダーがあったなー。
そして今,理科の教師となっていますが,こどものセンス・オブ・ワンダーを
高めてあげること,満たしてあげることが,理科教師の仕事なんだと思います。
来月,中学校の理科の先生方を相手に,双眼顕微鏡を使った火山灰の観察実習や
野外での地層観察実習をさせていただくことになっています。そのときに,この
センス・オブ・ワンダーの本から一部紹介して,先生方にもお薦めしようと思いました。
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