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▼まんちゃん
書いた本人が「慎みます」と言っている発言にコメントつけていいのかなと思いつつ,コメントをつけてしまいます。
>「子供は親を選んで生まれてくる」と、
>たいした根拠もなく僕は思っています。
そういう考え方は夢がありますね。障害児を授かった親御さんの中にも,そう信じて子育てを頑張っている方が少なくないように思います。この子は自分を選んでくれたと思うと,私でもいつもよりパワーがでる気がしてきます。
>そういえば、このHPのWebmasterは
>第二子・ジローくんをもうすぐ授かるとのこと。
はい。4月2日予定です。一応,立ち会い出産の予定で,先日,病院の両親学級を受講してきました。どんなヤツが出てくるのか,楽しみです。
ところでこどもといえば,KATが「フルバリューとは葛藤すること」とおっしゃっていたそうですが,私はこの言葉に少し救われた思いがしました。
長男のタローがもう少しで3歳になりますが,うちの子育ては毎日が葛藤です。フルバリューの子育てを目指してはいるものの,息子と自分の間に生じる対立をうまく処理できていない日常があります。あれこれ考えながら円満解決を試みるのですが,だいたい最後には時間切れで強権を発動してしまいます。泣いて怒っている息子を前にして,もっとましな方法はないんだろうか?と考え込む毎日です。もちろん考えても明確は答えは得られずに,次の日にまた同じ状況が発生してしまいます。
昨日も,長男のタローを小児科に連れていったときのこと。その小児科にはちょっと広いプレイエリアがあって,うちにはないおもちゃがたくさんあります。診察が終わって帰りたい私と,もっと遊んでいたいタローの気持ちの対立が生じました。少し時間をあげて遊ばせてもまだ遊び足りない。病院に長居すると余計なウイルスまでもらいかねないし,今帰れば配膳の時間までに学校に着ける。焦った私は,次に買収に出ます。「お家に帰ると,こんなおもちゃもあるし,あんなおいしいものもあるし,おもちゃもお菓子もお母さんも猫もみんなタロー帰ってこいって言ってるよ」なんて言って。昨日はそれでもだめで,結局最後は強権発動。「はい,では10秒数えたら赤い車に出発です!」と宣言。10秒後に暴れるタローを小わきに抱えて小児科を後にしました。
こんな状況の中で,「フルバリューは葛藤すること」という言葉にはずいぶんと救われるわけですが,自分の場合は時間切れということで権力者に変身する瞬間があるので,そこが私の課題ということなのでしょう。
みなさんのところでは,どんなかんじなんでしょうね。
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