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MAP研究会は,宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。

Katman's Bag(1)
Kat通信第一便

 我が親愛なるMAP研究会の皆様、及びMAPプラスPAを日々に活かしていこうと思っておられる方々へ:Kat通信第一便です。

 MAP研究会の皆様、その後大変ご無沙汰いたしております。Katmanです。お元気でしょうか?昨年より自分の出張が学校に出向く機会が多くなりました。先生方への研修と同時にPAの手法を取り入れた公開授業に参観に行ったり、自らある学年とクラスを担当して実際に授業を行なう機会が増えてきました。昨年度終わりに近い3月には群馬県桜木小学校の6年生に卒業前の体育の時間に「Katmanのサッカー教室!」をさせていただきました。この授業は90分もらって行いましたが、サッカーというスポーツでいかにコミュニケーションが大切か、技術を覚えるステップを一つ一つ踏んでいくとあっという間にボールを扱えるようになること・・・など大変面白かったです。その後の授業の振り返りを読んでも、子どもの気持ちの変化、気持ち(感情)の変化からモチベーションが高まり、実際に行動面の変化(例えば、女子生徒が今までやったことのないチェストトラッピング(胸でボールを止めるワザ)も自然にやったり、パスは相手に思いやりを持って送ることを意識したら、声かけも動きも変わったこと・・・などなど。お互いにフルバリューしながらプレーすることをまさに実践した時間でした。ちゃんと授業案をPA的に作りました。もし興味のある方がいらしたらお見せしましょう。

 きっと皆様がMAPを初めて紹介された時に見せた多くの「?マーク」をつけた表情は今や多くの県の先生方にも同じように見られる表情でもあります。多くの方は一体MAPやPAの手法をどうやって学校生活や授業に活かせばいいの?と悩んでおられることでしょう。そこで、やっとのことで、今現在PAJが総力を結集してもっと具体的に学級活動や特別活動そして授業に応用していけるテキスト?らしきものを作成中です。と同時に、MAPの歩みを考えると今や、4年前の導入時期と異なりもう少し日常化の段階に来ていると感じています。

 そこで、毎月あるいは2ヶ月に一度でも時間を作って花山少年自然の家にてMAPの授業を展開するワザを極めようとトレーニングというか勉強会を始めたらどうか?と県教委高校教育課の鈴木先生には提案をしました。もし希望者が集えば”いざKat出陣”になります。昨年の花山でのAITC講習会で自分が提案していた、今や学校でMAPやPAを適用していく場合、MI(マルティプル・インテリジェンス=多重知能)やEQ(感情知能)、脳生理学の観点から学びを捉えること・・・を十分に考慮していなければ生徒自らの学習する力=生きる力を養うことにはならないと言えるのではないでしょうか。この領域や今何をすると子どもの力に変化が起きるのか?そんなことを主題にMAPを有効に生かそうと思っておられる先生方同士のコミュニケーションの輪と新たなエネルギーを分かち合えれば最高だと思います。

今日はここまでにします。
まだまだフルバリュースクールを築いていくチャレンジが続きます。
皆様お元気で。

Have Fun!
Katman