聴覚障害の生徒の受講を機会にプレゼンテーションソフトによる授業に完全移行してみて(理科)
これが学びの三角形といわれるものです。どういう学び方をしたときに,どのくらい定着するのかを表していて,上にある学び方ほど定着率が悪く,下にあるものほど定着率が良くなっています。下二つには何が入るがお分かりですか? ・実際の体験を模擬体験(シミュレーション) ・実際に行う・誰かに教える 先日,宇宙飛行士の野口さんがスペースシャトルの船外活動の任務を行いました。あれも本番までに何度も水中でのシミュレーションをやって本番に臨むわけですよね。そして実際に宇宙で行うことで,彼にしか分からない学びというのをやってきたわけです。 この三角形は,下に行くほど「リアリティ」が上がっていくのがお分かりですか。そして,一般的な教科書を読んだり先生の話を聞いたりする授業は,一番上とその次ぐらいでしょうか。リアリティが一番ない学び方です。視聴覚はそのすぐ下あたりですね。それでも,たった50%しか学びがないということになっています。 Cone of Learning Edgar Dale, Audio-Visual Methods in Teaching (3rd ed) Holt, Rinehart and Winston (1969).
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