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▼まんちゃん:
>サイトのリニューアルおめでとうございます。
ありがとう!
>長いものに巻かれない,自分の頭で考える,など今,僕が研究しているPISA型読解力であり,クリティカルシンキングです。
「ひとこと」からリンクしようと思っている記事に,ちょうどクリティカル・シンキングという言葉が出てきます。まんちゃんも読んだかもしれませんが,例の日経ビジネスオンラインです。
なぜ「ゆとり教育」は失敗したのか?〜せっかちな創造性の追求【前編】
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20071112/140401/
(広田教授の「教育も、教育改革もけしからん」)
MAPの研修会でカズさんが「教えは学びに優先する」とおっしゃっているのも,考えさせる前にまず知識を与えるのが先ということで,広田教授と同じ問題点を指摘しているものだと思います。
その視点に強く同意しながら,一方で「では,どこまで知識を貯えたら,クリティカル・シンキングができるようになるのか(あるいはしてよいのか)」という点が,自分の中で釈然としません。
思考対象について必ずしも十分な知識がなくても,クリティカル・シンキングはできると思っていないと,「知識がない人はダメですよ」と排除する論理になってしまうのではないかと思うのです(しかもどこから知識があるのかの線引きもはっきりしない)。人の意見と自分の意見をつきあわせながら,自分に足りない知識があることに気づくというプロセスも,クリティカル・シンキングの必要な要素と思ってはどうでしょうね。また,そういう考え方を,MAP----例えば小学生の話し合い学習----に適用したら,どうなるんでしょう…。(あまり時間がなくて深く考えずに書いています)
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