MAP研究会は宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。
■ 日 時: | 2019年 6月29日(土) 13:00〜 |
■ 場 所: | 宮城学院女子大学 講義館C511 |
■ 内 容: | 協同教育とMAPの手法で外国語学習を体験する |
■ 担 当: | かんちゃん |
■ 報 告: | かんちゃん |
■ 参 加 者: | 18名(FT含む) |
4人グループに分かれて自己紹介し,「シャベリカ」のお題を順に英語で話す,というアクティビティから始めました。グループはFTが意図的に指定し,初対面の人が顔を合わせるように設定しました。
取り上げた楽曲はジャマイカのレゲエミュージシャン,Bob Marley の Redemption Songs です。アメリカ英語でない発音の楽曲の単語を聞き取るのは,なかなか難しかったようですが,グループの力で少しずつ解明していくことができました。春美先生からは,リズムに乗せて発音することの有用性やチャットや歌の意義などについてご指導いただきました。
MAPではおなじみの ubuntuカードを英語でやってみる,というアクティビティ。一通り体験していただいた後に,かんちゃん自作の動物と体のオリジナルバージョンでも体験していただきまし た。やはり小道具の持つ力,ミスを笑い合える仲間の関係性の大切さを感じました。
アルファベットがランダムに6面にプリントされたさいころを使って単語を作るアクティビティです。まずはお隣と1つずつさいころを振って,出たアルファベット2つが含まれる単語を互いに言い合いました。
続いて4人で2つのさいころ,3つのさいころとハードルをあげていき,ゴールは4人で24個のさいころを使ったクロスワード作りに挑戦しました。一人ひとりが持つ語いが違ったり,詳しいジャンルが違ったりすることが新たな発見につながりました。
これもMAPではおなじみの「Zoom」を英語でやってみました。人数の関係で1人が2枚のカードを持つところから始め,英語で情報交換をし,カードを交換し,ストーリーを創り上げていきました。
最後に宮城学院大学教育学部の木村春美先 生による専門的な視点からのご講話でした。
個人で振り返った後,4人グループで共有しました。振り返りの視点は,日本協同教育学会による協同教育の定義とMAPの3つの柱です。
現職の先生や学生さんなど,それぞれの立場から協同・MAP・外国語について考えを深める機会になったことと思います。