MAP研究会は宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。
■ 日 時: | 2016年 5月14日(土) 10:00〜12:00 |
■ 場 所: | ホテル白萩 |
■ 内 容: | 平成27年度活動報告ならびに平成28年度事業計画について |
■ 担 当: | 事務局 |
■ 報 告: | Sphinx |
■ 参 加 者: | 15名 |
MAP研究会,平成28年度の活動が始まります。
今年度も一般の先生方向けワークショップを実施します(8月予定)。昨年度末に完成したばかりの冊子『グループの力でレジリエンス〜しなやかな心〜を育む』を使った学級作りのワークショップを実施します。研修会の回数は,総会も入れて全部で6回です。手帳に日程を書き入れて,みんなで集まって研修を積み重ねましょう。
昨年度の事業報告,決算報告と監査報告がありました。昨年は書籍「クラスの絆が深まる楽しい活動集」をテキストにした「クラスの絆が深まる楽しい活動ワークショップ」を夏休み中に1回実施することができ,14名の参加者で学級作りをイメージしたワ ークショップを行うことができました。また,11月研修会では「防災教育とMAP」と題して故佐藤浩樹氏に今後の防災教育にMAPをどう生かしていくかという方向性について講話を頂きました。1月研修会では創価大学教授の関田氏を招いて,アクティブラーニングにMAPをどう活かすかという観点で講話を頂き,学びを深めることができました。最後に,いっきゅうさんを中心に取り組んできた心の復興冊子「グループの力でレジリエンス(しなやかな心)を育む」を発行することができました。この1年,研修を支えていただいた関係者の皆様に,あらためて御礼を申し上げます。
11月研修会講師の佐藤浩樹氏は,2016年3月8日に逝去されました。まいけること佐藤浩樹氏には,MAP研究会創設当時からいろんな面で支えていただきました。もっと長く近くで指導していただきたかったと,深い喪失感を禁じ得ません。ご冥福をお祈りいたします。
今年度の役員,事業日程,予算について事務局から説明がありました。すべて提案の通りに承認されました。
〔MAPの積極的な発信・普及と新たな教育活動の創造に向けて活動する〕
昨年度からの継続です。今年度もこの目標に向かって一歩一歩,歩んでまいりましょう。
今年度の定例研修会は,総会を含め6回となりました。
日 程 | 内 容 | 場 所 | 担 当 |
---|---|---|---|
5/14(土) | MAP研究会総会 | ホテル白萩 | 事務局 |
6/24(金) | (1)MAP研研修会 心の復興プログラム研修会 | 総合教育センター | 県の事業 |
6/25(土) | (2)MAP研研修会 心の復興研修会 女川の現在(いま)を巡ろう ゲスト:PAJ | 女川町 | 運営 |
8/ 6(土) | (3)MAP研研修会【一般参加者募集】 を用いたアクティビティ体験会 | 古川第四小学校 | 企画 |
6(日) | (4)MAP研研修会 MAP指導者講習会(MAPLS) 講師:PAJ | 花山青少年自然の家 | 運営・企画・研究・事務局 |
1/28(土) | (5)MAP研研修会(実践研究会) | (未定) | 研究 |
立て続けに震度7の激震に襲われた熊本県に,宮城県教育委員会が4人の職員を派遣しました。先日の河北新報で紹介されていましたが,MAP研究会のメンバーもその一人として現地入りし,熊本県の子どもたちとMAPの活動を行いました。
2011年の東日本大震災から5年が経ちました。災害をしなやかに乗り越えていく人を育てるために,MAPがとても大きな役割を果たせることを私たちは復興過程で学んできました。その学びが『グループの力でレジリエンス(しなやかな心)を育む』という冊子に結実しました。そしてその学びを次の被災地に伝えることができたことは喜ばしいことです。
さらに,文部科学省が今,注目しているアクティブ・ラーニング。1月研修ではアクティブラーニングの第一人者である創価大学の関田先生から「宮城県の方言でアクティブラーニングは「MAPティブラーニング」と言えるのではないか」という力強い励ましの言葉をいただきました。
MAPができること,MAPがすべきこと。日々の忙しさに負けそうになることが多いですが,自分のクラス,自分の学校という視点だけでなく,時々は大きい視点を持ってMAPについて考え行動することも必要だと改めて感じています。