MAP研究会は,宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。
■ 日 時: | 2008年11月15日(土)午前10時~午後3時 |
■ 場 所: | 富谷武道館 会議室2 |
■ 内 容: | 第3回実践研究会 |
■ 担 当: | 研究委員 |
■ 報 告: | タッキー,いっきゅうさん |
7名 |
久々にお会いした方もいましたので,近況報告から始めました。ちょっとずつ紹介すると,
というわけで,松島合宿へのMAP活用の事例報告がタッキーからありました。
松島での2泊3日の合宿。「チャレンジアドベンチャー」と「全体集会」がキーワードでした。
チャレンジアドベンチャーとは,自分のチャレンジしたい活動ごとに集まった4〜11人の児童でサイクリングやミニオリエンテーリングなどに取り組むもの。合宿に行くとあれもこれもと全員が一律にできることをすべてさせたいと考えるものですが,この実践は違います。全員がクラスごとに列をなして同じ活動をこなしていくのではなく,自分たちで判断して行動できるように小グループを作り,時間を確保してじっくり取り組めるようにしています。また保護者のボランティアを募り,たくさんの方に安全確保のための協力をしていただいたそうです。
小グループはクラスも関係なく,興味で集まったグループ。お互い初めて話したという子もいたそうです。そこでチャレンジアドベンチャーの前後に4回の全体集会を設定し,協力や挑戦をキーワードにアクティビティをしたり,全体での振り返り,ソロタイムをしたりということを行ったそうです。研修会では資料もいただきました。うーん,伝えきれない。
詳しくはタッキーまで。
次に「こんなときこう使うシート」について。
周囲から聞こえてくる声として「やってみたいんだけど,どこで,どんな方法でや成果についてが分からない」「具体的なものがあればやってみたい」という声もある。MAPはアクティビティだけではないが,出し惜しみしないで発信していくということも必要だろう。
第2回目の研修会でカラーカードに書いてもらったことを見ると,実践はたくさんされていると思う。初心者のマニュアルというよりは,MAPを知っている人に使ってもらうためのものを作りたいという趣旨について確認しました。型,残るものとして期待できるという話もありました。写真やイラストもあるととっつきやすいという意見もあり。
昼食はバイパス沿いのジョイフルでランチが499円!
そして午後。いっきゅうさんの事例報告もありました。4年生の国語「ウミガメのはまをまもる」で,説明文の構成に気付かせるために,まとまりごとに切られた文章を内容や接続詞などを手がかりに並べ替えることを初発の2時間で行うというもの。ZOOMの手法に近いかも?
そしてMAPミーティングについて。
そしてゲスト講師としては,教員が使う教員の話ということで「リーディングリテラシー」「作家の時間」などの実践をしているいわせんや宿泊学習の改革をしているというKAIの実践がいいのではないかという意見。
そこで1月17日の中間発表会は「体験学習を中心とした学び」をテーマに
午前:こんなときこう使うシートと実践事例発表(これまでの振り返りとまとめ)
午後:ゲスト講師による発表やワークショップ(これからを考える)
でどうかということになりました。
というわけで報告が少し遅くなってしまいましたが,以上のような内容で企画部,研究部,事務局で準備を進めています。近いうちに御案内を出しますね。