MAP研究会は,宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。
■ 日 時: | 2008年 9月20日(土) |
■ 場 所: | 富谷町武道館 会議室 |
■ 内 容: | 第2回実践研究会 「MAPこう使うのひな形の検討と今年度のMAPミーティングについて」 |
■ 担 当: | 研究部 |
■ 報 告: | Sphinx |
7名 |
西日本に大雨をもたらした台風13号は関東から東海上に進み,宮城県には幸いほとんど影響はありませんでした。曇り空の少し涼しい1日。富谷町武道館の会議室で,第2回実践研究会が行われました。今日のお題は,「MAPこんなときこう使う」のひな形の検討と,MAPミーティングの内容の相談です。
参加者から,それぞれの「MAPこんなときこう使う」が提出され,それを読みながらひな形の検討を行いました。
ところで,今回提出された事例を読んでみると,タイトル下の左にある項目リストに,実際にやったことを書くのか,または想定されることを書くのかという点で,それぞれの書きぶりに違いがありました。例えば「対象」に書くのは,「5年生」などと実際に実践したときの参加者を書くのか,「10歳くらい〜」というふうにその活動ができる年齢層を想定して書くのか。
ひな形を作成した担当者からは,実際に活動を行ったときに,どんな言葉で言ったのか,どういう比喩を使ったか,振り返りのときに何を話したのかという部分が出てくるような実践事例にしたいので,実際にやったことを基本にしてはどうかという意見が出ました。ただ,現状でクラスを持っていなかったりして実践の場がない場合もあるので,実践を基本にしつつも,想定した書き方になっていてもよいということにしました。
また,記入例や項目名を見ただけでは,「こんなことを書いてほしい」という細かいニュアンスが伝わらないので,「記入マニュアル」のようなものをつくるということになりました。
この「MAPこんなときこう使う」の事例は,数枚集まっただけでも読み応えがあり,自分の実践の参考になると感じました。1月に予定されている今年度のMAPミーティングや,来年度の「MAP研10周年イベント」での成果物のひとつとして,参加者へのよいお土産になると思うのですが,問題はいくつ集まるかということです。会員全員アンケートの回収率の低さから考えて,より文字数の多いものを募集しても,なかなか集まらないことが予想されます。
そこで,いかにして多くの実践を集めるかについても知恵を絞りまして,次のようなアイディアが出ました。
さて,次回の第3回実践研究は11月に予定されています。それまでに,このひな形にそった事例をできるだけ多く集めて,今年度最後の実践研究の場でそれを検討し,1月のMAPミーティングにつなげていこうと考えています。
皆さん,書く準備をお願いします!!
この「MAPこんなときこう使う」の事例は,ルーズリーフなど追加可能なファイルの形で綴じ込んで冊子にする予定です。その冊子にしたときのイメージについても,話し合いました。
いいアイディアだと思うのですが,冷静に今考えると,追加可能なファイルで「増え続ける」事例集に,最初から目次や解説をつけるというのは難しいかもしれませんね。
年明け早々の1月に予定されている「MAPミーティング」の内容を検討しました。1月の「MAPミーティング」は,来年度行われる「MAP研10周年イベント」のプレイベントという位置づけです。「10周年イベント」で発表する予定の実践研究の中間報告などが予定されていますが,それ以外のことも含めてもう少し詳しく検討しました。
ここまでイメージしてから,スペシャルゲストは誰に頼むかを具体的に話し合いましたが,そこはオフレコで…。いろんな方の名前があがったということだけ書いておきます。
午後に残ったわずかなメンバーで,午前中に話し合った「MAPこんなときこう使う」のひな形の修正作業を行いました。未完成のまま終了時刻を迎えてしまったので,今こちらには掲載できません。できあがったら,このサイトで改めてお知らせします。