MAP研究会は,宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。
■ 日 時: | 2008年 5月31日(土) |
■ 場 所: | 仙台市青年文化センター |
■ 内 容: | 平成19年度活動報告ならびに平成20年度事業計画について |
■ 担 当: | 事務局 |
■ 報 告: | Sphinx |
14名 |
さあ,今年もMAP研究会が始まりました。あいにくの雨模様でしたが,午前中はMAP研究会総会ということで,今年度の事業計画を決定し,午後は,その中の「実践研究」をどうしていくか,具体的な話し合いを行いました。
今年度は,来年度に計画されているMAP研究会10周年の記念イベントに向けて動き出す,重要な1年となります。午後の話し合いでは,10周年イベントに向けての具体案をまとめましたので,最後までスクロールしてしっかり読んで,ご意見をいただきたいと思います。160余名のMAP研究会メンバー全員がかかわる活動を予定しています!
昨年度の事業報告,決算報告と監査報告がありました。
今年度の役員,事業日程,予算について,事務局から説明がありました。すべて提案の通りに承認されましたが,いくつかのトピックについて簡単に説明します。
今年度の定例研修会は,総会を含め7回となりました。総会が1回,例年行っている「体験会」が2回,今年度から始まる「実践研究会」が3回,そして1月に締めくくりの「MAP Meeting 2008」です。
日 程 | 内 容 | 場 所 |
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5/31(土) | MAP研究会総会 | 仙台市青年文化センター |
6/21(土) 22(日) | ①MAP研研修会(体験会1) プロジェクトアドベンチャー体験会(講師:鎌田晴美氏) | 花山青少年自然の家 |
7/26(土) | ②MAP研研修会(第1回実践研究会) | 富谷町公民館 |
9/20(土) | ③MAP研研修会(第2回実践研究会) | 富谷町公民館 |
10/18(土) | ④MAP研研修会(体験会2) | 富谷町公民館 |
11/15(土) | ⑤MAP研研修会(第3回実践研究会) | 富谷町公民館 |
1/17(土) | ⑥MAP研研修会(MAP Meeting 2008) | 富谷町公民館 |
今年から始まる「実践研究会」というのは,10周年イベントに向けて,具体的なテーマを3〜4つ立ててMAP研究会のメンバー全員が参加して研究を進めていこうというものです。今年度中には3回の実践研究会を実施し,その結果を1月の MAP Meeting 2008 で発表するという流れです。
いつも十数人という参加人数で行っているMAP研究会ですが,160余名の会員全員が参加して研究を行うことでメンバーの参加意識と連帯感を高め,研究発表の場となる MAP Meeting や10周年イベントへの参加人数も増やしていこうというねらいがあります。午後の話し合いで,そのあたりのことを詰めましたので,ぜひそちらもお読みください。
予算の中に,研究補助という項目で5万円が計上されています。これは,MAP研のメンバーが,自費でPAJ主催研修(AP,ABCなど4泊5日の研修)に参加するときに,その参加費の一部を支援するためのものです。
昨年度は希望者が1名しかいなかったために,今年度の予算は大幅に減額になりました。6月の案内文書で今年度の希望を募りますが,もし希望者がいなければ,来年度は研究補助としての予算は計上しないことになります。
このような補助は,MAP事業の立ち上げの頃に,一人でも多くの教員にPAJ研修を受けてもらいたいということで始めたものですが,時が経ち状況も変わってきたため,縮小する方向で考えていくことにしました。
昨年度の研究部の活動として,Q−UアンケートによるMAPの効果測定を行いました。その研究のまとめが,いつどのような形で提出されるのかという質問が出ました。
それについて,Q−Uアンケートについては,今後データを集めて,実践研究の中で分析していきたいという回答がありました。また,Q−Uアンケートの集計結果や,みっちぃの研究報告を,広報部が作成している,平成19年度の活動報告CD-ROMにも掲載していこうということになりました。
午前中の余った時間で,実践研究についての検討(午前の部)を行いました。
実践研究のコンセプトは「みんなで渡ろうマシュマロリバー」です。「みんなで渡ろう」というのは,固定化されたいつもの参加メンバーだけではなく,土曜日にはなかなか参加できないメンバーも含めて,160余名のMAP研究会の全メンバーによる研究を行いたいという意思表示なのです。
実際に「みんなで…」という形をどう作っていくか,また,実践研究の内容をどうしていくか,まずはフリートーキングでいろいろ意見を出し合いました。
ここで,MAPの生みの親の一人,ピーチボーイ(猪股洋文氏)が登場!
12時をまわったので,一度お開きにしてランチタイムへ!
青年文化センターの向かいに「インドネシアレストラン ワヤン」というお店があり,行ってみたところ「予約じゃないとダメだよ」と断られ,結局,青年文化センターに戻って「ウィーンの森」というカフェレストランで食べました。
食事が出てくるまでの短い時間も,いろいろ話が弾みます。あべPAPAはリュックから本を2冊出して,それについて熱く語ってくれました。
あべPAPAが紹介してくれた本は,「作家の時間」という作文教育の本と,「てん」という絵本です。どちらもいいですよ!
・作家の時間(新評論 図書目録) こちら
・てん(Amazon) こちら
それにしても,次に青年文化センターでやるときは,ぜひ「ワヤン」を予約して行ってみたいものです。
午後は,事務局のいっきゅうさん,えんやす,浜ちゃん,あべPAPA,Sphinxの5人で,実践研究会について具体的な話し合いを行いました。
研修室は3時まで借りていましたが,3時以降は場所をロビーに移して話し合い,やっと「行けるかな」という感触を得ることができました。
5人で話し合う中で出てきた,実践研究のイメージは次のようなものです。
キャッチフレーズ | みんなで 渡ろう マシュマロリバー! |
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イメージ |
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まとめの方向性 |
基本的には「MAP研究会10年の成果と課題」ですが,その中で次のような視点が浮かび上がるといいなと思っています。
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ゴール設定 |
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そのための具体策として,会員の皆さんを対象にアンケート調査を行おうと考えています。アンケートの質問内容は次のとおりです。
これらの質問に対する回答を色別のカードに書いて,封筒に入れて返送してもらいます。例えば,「MAPで何してますか?」の回答はグリーンのカードに書くといったかんじです。1枚のカードには1つのトピックと書いた人のサインを書いてもらいます。ですから,一つの質問に複数の回答をするばあいは,回答の数だけの枚数のカードを使うことになります。質問と回答用のカードは,事務局から6月研修の案内と一緒に送る予定です。
7月27日に第1回の実践研究会がありますが,その日は送られてきたカードを,内容別に並べてメッセージキルトのようにまとめます。それをみんなで眺めながら,成果や課題の傾向をつかみ,その後の展開を考えようという計画です。
実践研究のイメージと具体案を,参加した5人でこのようにまとめました。 この実践研究は,今年度のMAP研究会の活動の柱となるものです。そして,来年度に迫っている10周年イベントの目玉でもあります。
6月の案内に間に合わせることを考えるとあまり時間がないのですが,ぜひ多くのメンバーの意見をうかがいたいと思っています。これを読んで,どんな感想をもったか,疑問・質問,意見など,どんな些細なことでも聞かせてください。一人一人の参加から始まる研究です! ウェブサイトの情報交差点(掲示板)か,MAP研究会のメーリングリストでお待ちしています!