トップページへのリンク 2007年度 第6回研修会活動報告(2月)

MAP研究会は,宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。

■ 日   時: 2008年 2月23日(土)
■ 場   所: 宮城教育大学
■ 内   容: 構成的グループエンカウンターの理論と実際
■ 講   師: 仙台市立向山小学校教諭 八巻寛治先生
(教育カウンセラー協会認定 上級教育カウンセラー)
■ 報   告: まんちゃん
■ 参 加 者: 10名

Ⅰ 理論編

構成的グループエンカウンターとは

エンカウンターとは

①ホンネとホンネの交流のできる親密な人間関係のこと
(相手に言える範囲で,相手の身になって言えるか)

②グループを通して実現する⇒グループエンカウンター「集団は人を育てる」
(自分一人だと自己満足に陥りやすい)

グループエンカウンターの2つの方法

①非構成的グループエンカウンター

②構成的グループエンカウンター(下の枠内)

  • 何を構成するのか・・・・・「時間」「人数」「テーマ」の枠

ア ホンネとホンネの交流とは自己疎外からの脱却

自分のホンネに気づく,気づいたホンネを表現・主張する,他者のホンネを受け入れる。

イ エンカウンターとは

エクササイズを介して,リレーションをつくり,リレーションを介して自己発見,他者発見,人生発見(発見とは認知の修正・拡大の意)を促進する教育的色彩の強い援助方法である。

※エンカウンターは,基本的には「自己発見」と「ふれあい」だけ。

ウ 発達課題を解きつつ人間成長するのを援助するのが目的

<リレーションづくりと自己発見> 人間的成長をめざした集団体験学習

エンカウンターをすると始めは変化が大きいが,そのうち下がり始める。そのときに,敢えて抵抗をつくる。するとマンネリ化しなくなる。

構成的府ループエンカウンターはスキルではない。しかし,スキルがなければならない。

Ⅱ 演習編(エクササイズ体験)

<ステージ1>

ペンネーム

① ペンネームづくり
② フリーウォーキングによるペンネームの紹介
③ シェアリング(今の気持ちを語る)

質問ジャンケン

① 質問ジャンケン(2人組)
② たこ紹介,あいこじゃんけん(4人組)

<ステージⅡ>

サイコロトーキング(4人組)

① バースデーライン
② 宇宙遊泳
③ サイコロトーキング
④ 気になる自画像
⑤ 言葉のプレゼント