MAP研究会は,宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。
■ 日 時: | 2007年1月27日(土)10:00〜15:00 |
■ 場 所: | 富谷町立富丘小学校 |
■ 内 容: | 今の時期 使える道具を 整備しよう 〜まとめの時期・出会いの時期に使えるアクティビティ特集〜 |
■ 担 当: | 運営委員 | ■ 報 告: | Sphinx |
25名 |
冬とは思えない穏やかな陽気の1日,富ヶ丘小学校で楽しい1日を過ごしました。今日は参加者が25名と久しぶりににぎやかです。初参加の方もたくさんいらっしゃいました。
今日の内容は,これから年度末に向けてまとめの学習で使えるアクティビティと来年度はじめの「出会い」の時期に使えるアクティビティの整理,点検です。
開会の前に,いっきゅうさんファシリテートでちょっとした手遊びをしました。
ビートみたいですが普通のビートとちょっと違って,手拍子の数を1回,2回,3回と増やしていき,次に1回に戻ります。1回・ポン(相手と手を合わせる)→2回・ポン→3回・ポン→1回・ポン→2回・ポン…と延々続けます。だんだんテンポが速くなっていって,どちらかが間違えたらおしまい!ふれあいルームが,あっという間に歓声で満ちました
次に普通のビートもやって,その後で声なしバージョン,目をつぶるバージョン,人数を増やしていくなどのバリエーションの説明を,いっきゅうさんがしてくれました。
タッキーが冬休み明けの学年集会でつかったプリント。久しぶりに会った友達と声を掛け合ってアイスブレークすることをねらいにして行ったものです。ビンゴをねらうという設定で,モチベーションが上がりにくい児童でも参加しやすくした。
縦横5マスの表に「野球が好き」「習字が得意」「冬休みに映画を見た」などのコメントが入っています。友だちに質問して,その答えがイエスのときは,その欄に署名をしてもらいます。一人に1回で聞ける質問は1つだけというのがルールです。
できるだけたくさんの欄が友だちの名前で埋まるように,いろんな友だちに次々質問をしましょう!
活動が終わってから,ビンゴになったかどうか確認。けっこう手が上がり,オーッという歓声があがりました。
※友だちトレジャーハンター(treasure.doc,treasure.jtd)←タッキーより
サザンがこどもたちと1対1の手遊びの中でやっている活動です。身体接触もなく,出会いの時期の活動としていいとのことでした。
二人組になって,一人が両手の指を組み合わせて腕をぐるっとねじり,胸の前に構えます(トラストフォールの時のように…写真参照)。もう一人が相手の指のどれかを指さします。そして指さされたその指を上げるという活動です。やってみれば分かりますが,けっこう間違えます!
バージョン2は,手の組み方を逆にします。右手を上にして手を組んだ人は,左手を上にしてやってみましょう。
○○小学校の近くで,先日恐竜のあしあとが発見されました!(→プリント配布)この足跡化石から,どんなことが分かるでしょうか,また,ここでどんなことがあったのでしょう。二人で相談して,その結果を発表します。
話し合いの後,発表しあいました。
他に,宇宙人説,身の程知らずの恐竜説が出ました。意外な研究成果に笑いの渦です!
と,そこに新たなファックスが届き,この下の足跡化石も発見されたことが分かりました!(→プリントを配布)この足跡を見て,またストーリーをつくってください。できるだけ,今の話の延長で続けてください。
再び話し合いをし,各グループから,その後の状況を発表してもらいました。
その後,そのまた続きが明らかになります。ここで一同「あ〜」っという声。どんな足跡だったのでしょう?
※ソースはPWです(詳しくはそちらを参照してください)。
ファシリテートしたいっきゅうさんから,振り返りの切り口として,説の絞り方のテクニック,コミュニケーション,いろんな視点・いろんな感性などいろいろありますという話がありました。また,今回のようなプリントではなく,OHPを使って行うと,また雰囲気が変わるそうです。
ファシリテーターが出すお題を見て,グループでジェスチャーをします。解答者は,みんなのジェスチャーを見て,お題を当てます。
今日のお題は,水族館,オリンピック,デパート,干支。干支はけっこう難しいですね〜。
4人一組になります。各グループの陣地(フープ)には,4つのアイテムが置いてあります(写真参照)。
4人が一人ずつ順番にプレイして,自分の陣地に置いてあるアイテムを,他のグループの陣地に移動させます。1つのアイテムを移動させたら,ラバベース上で次の仲間にタッチして交代。
グループ対抗の競争で,自分の陣地が空になったら勝ちです。また,自分の陣地に同じアイテムが4つそろってしまったら負けです。どこかのチームが勝つか負けたら,その時点で1回戦終了です。
活動の後,どんな作戦を立てたかという観点で振り返りを行いました。
最初に自転車操業のグループで集まり,午前中の活動の振り返りを行いました。体験しての感想と,学校で実践したアクティビティがあったら,そのときのことについて。
飛行機のように4列前向きで座席をつくって座ります。
飛行機で急病人が出たとき,フライトアテンダントが「お客さまの中にお医者様はいらっしゃいませんか?」と尋ねます。そんなふうに,誰でもいいのでこんな質問をします。「この中に○○の方,いらっしゃいませんか?」
みんなの中に該当する人がいたら起立します。もし,たった一人だけが該当だったときは,みんなで拍手で褒め称えます。
※答えたくない質問に無理して答えなくてよい。
この教室が宮城県だったとして,自分の住んでいる場所に立ってください。
イースター島のモアイはご存じですね?あのモアイは,みんな同じ方向を向いています。
皆さんは今,つくられている途中のモアイです。方角はこちらが北です。「日没」と言われたら,東西南北どちらか好きな方角を向いてしゃがみます(目を閉じて,周りが見えない状態で)。「夜明け」と言われたら,そのままの方向で立ち上がって,周りを見渡します。
全員のモアイが,同じ方向を向いて立ち上がったところで終了です。
活動後,やっている間に感じたことについて,振り返りを行いました。合意形成のプロセスだという意見がありました。
数人のグループに分かれて,碁盤の目のような場所に隠された見えない迷路に挑戦します。
スタート地点とゴール地点は明らかにされますが,その途中のルートは不明です。グループごとの正解ルートはファシリテーターのみが知っています。迷路にチャレンジするのはグループの1人だけ。正解ルートから外れたときには,ファシリテーターが「ブー」という声でお知らせします。「ブー」となったら次の人に交代し,スタート地点からたどり直します。グループのメンバーは,枠の外から言葉や身振りでアドバイスしてもかまいません。
活動が始まると,とたんにワイワイがやがや,「ブー」「あー」など盛り上がりました。失敗は成功のもと。「右と前がダメだから,左だ」のようなかんじで,失敗してもぜんぜん平気で楽しいアクティビティです。
好きな折り紙を1枚選びます。私から指示を出すので,指示通りに折ってください。質問は受け付けません。周りの人に惑わされないように,目をつぶって折ります。
同じ指示を受けてその通りにつくったのですが,比べてみるとかなり違った作品になりました。振り返りでは,指示の出し方について,指示をどう受け止めたかなどの観点が出ました。
その後,指示者を変えて,今度は質問もOKにして再度チャレンジ。今度はまぎれがないように事細かに指示が出ました。それでも指示者が思いも寄らないところから質問が出て大笑い。
今回は指示の出し方の不完全性という角度から考察していきましたが,違った作品のどれも正解という理解のしかたもありますね。
今からグループに,決められた枚数のカードと,腕を広げた長さのセロハンテープを配ります。これらの材料でできるだけ高い塔をつくってください。制限時間は15分です。カードは折ったり丸めたりしていいけど,切ってはダメです。カード10枚と交換で,追加のテープをゲットできます。
完成したらファシリテーターが計測します。計測が終わるまで立ち続けていることが条件です。
活動後,ファシリテートしたタッキーから,「決められた時間,材料の中でどう工夫していくか」という観点で行ってもいいし,時間延長をして納得するまでやってもいいという話がありました。また,Save the Egg,エッグシェルター,Bridge It!など似たような活動もあることも紹介してもらいました。
今日1日の活動で,よかったこと,新しかったことを,グループで振り返り,みんなで共有しました。
初顔合わせ |
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2〜3人で |
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4〜6人 |
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クラス全体 |
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一人一人に返す 再発見 |
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成長確認 |
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次の学年へ |
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クラス全体 |
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