■PAJ主催研修
ABC研修会 in 花山(8月)

MAP研究会は,(財)カメイ社会教育振興財団
宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。

■日時:2002年8月17日〜8月21日
■場所:花山少年自然の家
■担当:トモ,おやじ,はるみちゃん,リッツ
■報告:だいり

■ 第1日目(8月17日)

―ここから2つのグループに分かれて活動―

・トモ・リッツグループ

―2つのグループ一緒に活動―

―2つのグループに分かれて―

=自分とまわりの関係=
 自分にとってグループとは?
 グループにとって自分とは?
 この研修で自分は何をしたいの?
 この研修でみんなは何をしたいの?
 自分はどう思っているの?
 みんなはどう思っているの?
 そのためにはどうするの?

■ 第2日目(8月18日)

・トモ・リッツグループ

 =ここにいることとは?=
 =この場にいることとは?=
 =体験することとは?=
 =感じることとは?=

■ 第3日目(8月19日)

・トモ・リッツグループ

=楽しむとは=
 ・・・何を楽しみと感じるか・・・
  • みんな(グループ全体)が楽しむことが自分自身の楽しみ・・・
  • 自分自身が楽しむことが楽しみ・・・
=妥協とは=
 自分の価値観とは違う価値観を受けいれる事・・・
 価値観は人それぞれ違う。似ているなぁと感じても、まったく同じということはない。
 お互いがお互いの価値観を受けいれる
    |
 それができる環境づくりとは?
    ↓
 言葉・感情・沈黙・葛藤
    信頼
=自己開示=

 完璧な人なんていない
 「生きる」ことにこれが答えだ!という答えはない!

 自己開示する自分・・・それに対してのみんなの反応

◇ ともから紹介されたBook

  • 【この気持ち伝えたい】・・・Discover 伊藤 守著
  • 【GOLD NUGGETS】・・・Jim SCHOEL and Mike STRATTON著

■ 第4日目(8月20日)

・トモ・リッツグループ

=言葉のプラス面とマイナス面=

 大丈夫大丈夫大丈夫
 頑張れ頑張れ頑張れ
 無理しない無理しない無理しない

 いけそうな気がする・・・でももうダメそうなのかなぁ
 ・・・いけないのかもしれない・・・でもいきたい・・・

 葛藤・・・。

 そこから学ぶものとは・・・。

 =みんなの存在の大きさ=・・・ここにいる
 =言葉の大きさ=
 =みんなの手の大きさ=

 まわりを見る人・伝えようとする人・自分の役割を果たそうとする人
       ↓
 成功し、グループでたてた目標を達成した時、何故か自然にみんなから笑いが・・・。
       ↓
 一人一人が何かを感じた瞬間!

・ファシリテ―ターの情報

・シークエンスが大切(ABC版 P13)

⇒同じアクティビティーのトライ・・・
  ファシリテーターである自分ができること、つかえるもの
  みんながどんな事を感じるか
  みんなを知れるもの

・グループのよみ(ABC版 P12)
 <GRABBS 評価・・・判断材料>

⇒ファシリテーターがだした課題に対して、思いがけないような事をする場合は、グル―プの意見を尊重したいと思いつつも、危険を感じた時は、それを先に伝える。

⇒楽しむためには、敏感に感じること
 同じものをやっても、その時その時に感じる事はいろいろで・・・
 この人、前とかわったことあるなぁーとか
 この人、こんなこと感じてるなぁーとか

⇒答えはない。自分らしく、道具(活動を)うまく使う   By トモ

=生きる=
活動・体験・学び・ふりかえり・・・それが繰り返される

■ 第5日目(8月21日)

・トモ・リッツグループ

 =言葉の意味=
 =言葉の大きさ=

 日常で何気なく話す言葉・聴く言葉・感情・行動
  この時こう言ったよなぁ〜
  この時こういう気持ちだったよなぁ〜
  この時こうしたよなぁ〜

 でも現実は、それの一つ一つを記録しておくわけではなく・・・・・
     ↓
 意識し、気づき、振り返った時、それは、
 もっともっと日常での自分や周りにいきてくる。

 自分の成長
 グループの成長
 一人一人の気づき・成長

◆ 全体を終えて

 今回の研修は、行く前からかなり緊張し、不安の大きなものだった。周りのみんなはAP研修会から続いて参加しているメンバーで、その中に自分がどのような形で入り、何を体験し、感じていくのか・・・。実際その場に行ってみて、自分が考えていた以上に自分自身が越えなくてはならない壁、私にとってのCゾーンは大きく、逆にこの研修が終わる頃、それはどうなっているのか、自分はどうなっているのか、みんなはどうなっているのかがとても楽しみになっていた。

 様々なアクティビティーを通して、いろいろな展開があった。時にはウ〜ン・・・と思うような空気や雰囲気さえ、次の瞬間の展開を求め、それがどうつながるのか、どうしようかと考えるうち、その場が何となく心地良くなっていったように思う。

 『ここにいる』事。グループの中では、一人一人が素直であろうとすればするほど、他者と向き合い、開示していくことが必要で・・・。グループに属する一人一人がやれる事、やるべき事は何かと考えた時にそれを話せる場、いかせる場があることは、とても大切なのではないか。

 そのために、どうしたらそういう場を作れるか・・・。お互いが個人個人の存在価値を認めることなのかもしれないが、実際にはそういう形や言葉で意識づけられたものだけではなく、もっと人間らしく、人間臭い(表現が難しいが・・・)ストレートな関わりがあってこそのような気がする。それは生きていきながら学ぶ事であり、永遠の課題なのではないだろうか。

 1日1日のみんな、グループ、自分の変化を意識しながら見ていくと、ありきたりかもしれないが、生きることってすごいな、やっぱり生きるって楽しいな、と思ってしまった。

 そう思える瞬間をたくさんの人がもてるようなきっかけになるよう、今回、私が経験した事、感じた事、学んだ事を少しでも多くの人に、自分なりの形で伝えられるよう、人として成長していきたい。

                                

活動報告一覧表に戻る

表紙に戻る