石巻市立住吉中学校
親子MAP体験会・報告

MAP研究会は,(財)カメイ社会教育振興財団
宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。

■日  時    :
平成13年年6月30日(土)
■場  所    :
石巻市立住吉中学校体育館
■対象および人数 :
中学3年生(123名),保護者・教員(48名)
■準  備    :
アクティビティ・シーケンスとそのシミュレーションで約2時間弱ミーティング。準備物はエレファントタグで使用する刀(剣)のみ。服装は,生徒がジャージ,保護者は活動しやすい服装。
■ファシリテーター:
ピーチボーイ,修ちゃん,岡ちゃん,和文
■報  告    :
和文(わぶん)

アクティビティ・シーケンス

  1. 約束(ルール)確認(安全に等,フルバリューコミットメントについて)
  2. エネルギーチェック
  3. ミラーストレッチ
  4. カンフーストレッチ
  5. エレファントタグ
  6. ブラインドペアタグ
  7. シットアップ
  8. PA風一本締め

活動内容

アイスブレーキング(ウォームアップ)としてミラーストレッチやカンフータッチを入れ,心と体をほぐしながら緊張感を解き,できるだけ心身ともリラックスさせるようにした。皆,楽しんでいた。

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さらにウォームアップとして集団でコミュニケーションを図る楽しく活動的なゲームのエレファントタグに移った。年齢を問わず楽しめるので,親子で走り回っていた。

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心身ともにリラックスした後でしたが,対象が中3生ということで,信頼と共感のためのアクティビティであるトラスト系のプログラムを入れた。身体的,心理的リスクを伴うものであるが,仲間といることで,自分が守られている,または協力があってはじめて成功すると実感する活動である。ブラインドペアタグは一人が目を閉じるのだが,恐怖心から目を閉じないペアがいたり,早足になるペアがいたりしてルールが浸透していなかったので,安全確認のためにも活動を中止し,ルールの再確認をした。その後,活動を再開したら落ち着いてゆっくり動き,安全面も確保でき,ブラインドペアタグらしくなり,ゲームに熱中していた。

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シットアップ(スタンドアップ)は協力して成し遂げる活動で,人数が多いほど強い達成感を味わえるが,人数が増えるほどコミュニケーションをとり,試行錯誤を繰り返して解決する必要がある。今回は人数が多く,どこまで自分たちでチャレンジするのかとか,どのようにして課題解決していくのか興味があった。居合わせた生徒,保護者の一グループの人数がだんだん大きくなって最後には170名が3つのグループに分かれ成功させることができた。途中で諦めそうになったり,グループから抜けそうになったりした生徒も出てきたが,リーダーシップを発揮する子もいて協力体制ができあがった。成功するまで時間がかかったが,皆で意見を出し合い,満足したようだった。ファシリテーターも“待つ姿勢”の大切さを学んだ。

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ここで,生徒や保護者とともに振り返りの時間を持った。

「こんな多くの人数でも成功するとは思わなかった。」
「子どものアイディアもなかなか良かった。」
「途中でやめようと思ったが,続けて考えたのが良かった。」
「みんなと一緒にいると感じた。」
などの振り返りがあった。

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最後に全員でMAP風一本締め(隣の人の手のひらをパンと一回打つ)を行った。

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生徒代表感想の中で,

「今日の活動前は,ドッジボールやバスケットボールをやりたいと思っていたが,親と一緒に楽しめて,しかもクラスの仲間と一緒に何かをやったという感じがした」
という感想発表があった。また,終了後,生徒と保護者の多くから「楽しかった」という言葉があった。


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