古川市教育研究会
保健体育部会研修

MAP研究会は,(財)カメイ社会教育振興財団
宮城県教育公務員弘済会の支援によって活動しています。

■日時:2001年11月8日(木)午前9時00分〜11時30分
■場所:古川市総合体育館
■報告:ショウ

ブリーフィング

 古川市教育研究会保健体育深いでは,平成11年度より毎年PAの活動を体験している。初年度は「PAって何」から始まって「楽しさ」を体験していただきました。その中で一人一人の先生方は何かに気づいたと思います。それは体験した人でなければわかりません。「体育の授業の中に取り入れるには」と考えはじめると,悩みが多くなります。そんな時,「仲間と共に体験しながら学んでいくことで,多くのことを学ぶことができました。」という声を耳にし嬉しくなりました。当日も「導入の部分で入れたり,展開のところで入れたり」と,いろんな実践例や意見が出されました。これがすべてではないので,これから一人一人が試行錯誤でチャレンジしてほしいものです。そして,古川市独自の方法を確立できればと願っています。

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「アクティビティをやることが目的ではない」先生方が授業の中で一つの道具としてどう取り入れるかである。そのためには,常に「GRABBSS」を考えながら進めることが大切である。

  • 目標(Goals)
  • レディネス(Readiness)
  • 感情(Affect)
  • 態度(Behavior)
  • 身体(Body)
  • 背景(Setting)
  • グループの発達段階(Stage of Development)

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輪になることの意味のお話

  • 「今ここに」,「全員の顔が見え安心する」などを付け加える。
  • 「なぜ輪になるのか」を活動を通して体験してもらう。
    (クイックジャグ=直線と半円で違いを感じとってもう。そうすれば先生方も納得するのではないか。)=実体験納得していた。

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体験学習サイクルについて掲示し,説明。(振り返りについても)

  • 活動するだけでなく,どう振り返りをしていくか。
    (What? So What? Now What?)を大切に。

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目標設定

  • 明確なもの,測れるもの,達成可能なもの,関連性のあるもの,追跡可能なもの

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グループプロセスをどう読むか,見るか。成長のために何が必要か。

  • 目=どう見えますか。
  • 心=どう感じますか。
  • 耳=どう聞こえますか。

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体験学習=時間がかかる

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アドベンチャーウェーブについての説明

アクティビティ

 アクティビティは,1)W-upや体ほぐしに取り入れやすいもの,2)各単元での取り入れられるもの,という観点で選んで行った。

○タグゲーム系(集団コミュニケーション)

○ストレッチ系(ペアでストレッチ等)

○リズムにのって

○布フリスビーサッカー(布フリスビーは人数に応じて何個にするか決める)

 最後に「何が見えるか・何が見えたか,何が聞こえるか・何が聞こえたか,何か感じるか・何か感じたか」を大切に。


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