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きらママ
- 03/10/17(金) 22:49 -
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Sphinxさん、こんばんは〜!!
腰の方も回復されてきつつあって何よりです。(回復したと断言できない?多分)
化石採集の先生の話・・・・Sphinxさんも言葉はもとよりもその人の表情、目の動き等、微妙な所から人間観察→考察→アプローチ と組み立てるタイプですよね!!僭越ながら私も同じタイプなので、共感が湧きます。ナッハ(^_^;ゞ
クライミングのスタッフさん達も同様です。今日、それを感じさせる出来事が・。
クライミングネタは、ついついSphinxさんとお話がしたくなってこちらにお邪魔してしまいます。すみませ〜〜ん!!
一週間以上の期間をあけてのクライミング。銀杏の葉っぱも黄色くなって、季節を感じながらの自転車で気持ちよくジムに到着。今日は、空き空き〜・・ラッキー!
石の変更後、すぐに定番の壁を攻略。最近は、サポート無で15mを二本クライミングする事がウォーミングアップに・・・。そして、傾斜の強い隣の壁に挑戦!!
一本目・・・サクサク登っていって、あっという間に目標補足。
降りようとしたら・・・クライマーとホールド側のロープが交錯。
これは、ホールド側の設定ミス。しかし、今回の軽い交錯自体余り危険では無い。
それなのにきらの様子が変!!手も足も離さない。・・・石を伝って降り始めた。
「手を離して、脚を離して・・」「大丈夫だから〜・・」
中々離さない。離しても触ることを禁止されているホールド側のロープをつかむ。
「ロープは触らないで・・・」・・・で、どうにかこうにか降りてきた。
降りてきた表情は,いつもと変わりないかな?
でも、手足の筋肉の緊張が見られるよ!!怖かった?・・何が?
とりあえず、気を取り直して二回目にTry。
いつものように登って・・・?例の30CMの壁で次の石を取る為の体重移動が出来ない!!次の石をつかめない。
何回か、繰り返したけれどダメ!!本人も困惑気味・・。私達の方をしきりと振り返る・・。そして、手を離す!!
きらを座らせて、スタップさんとしばしのトークタイム。
「とりあえず、30cmの壁クリアーのプログラムに戻そう!!目標もクリアーを意識したところに(5m)」
「最初のtryの時、降りるときのきらの首周辺の筋肉がぴくぴくしていた。いつものきらはこんな所はぴくつかない。怖かったって事?」
「下を覗き込むきらの目は、『混乱して解らないよ〜!!』って、言っていたよね!!この混乱をまずは、なくそう!!その為の脚位置の再設定指導だね・」etc
みなさん、目の付け所が違う。・・・・この辺の所を、きら(生徒さん)の心の声を聴こうとするスタンスを、そしてプログラムを再設定し直す柔軟性を障害児教育の先生方にもっと意識して欲しいな〜。
勉強会でのお母様方の悩み・・対先生の場合の最初の一歩。
そして、新たに再プログラムが進められました。
また、一個、一個。右足、左足と触りながらの指導です。(手の石にはバッチリ)
どうにか30cmの壁をクリアー。でも、やっぱり、手足、首の筋の緊張は続きます。それでも少しずつ設定をあげていって・・・。再Try4本目で15mをクリアー。それを、3回繰り返す。三回ともクリアー。
クリアーのたびに、手足首の緊張、振り返り、降りる時の石掴み、ロープさわりが少なくなります。
最後は、触ろうとしませんでした。
休憩中、何が怖かったのかをきいてみました。(指差し筆談)
結果・・・ロープがいつもと違って怖かった。解らなくなった。今は怖くない。
休憩後に隣の壁に・・・・。
簡単な、きちんとしたルートを一つ一っ丁寧に指示だし。
7mまで・・・・。
ここからがこの壁の難関!!強い傾斜が1.5mほど続く・・・。
今日は、ここまで・・・・。
「きらは、壁と石とロープとホールドの位置・・これがセットになって記憶されているんだね!!だから、傾斜の壁に付いてはボルダーエリアで別トレするよりもこの壁での経験をつんだ方がよさそうだ!!」
「あと、クライミングの幅を持たせるために、たまに危険の無いようにロープを交錯させようか?ある程度、何があっても大丈夫なように・・・」 By スタッフさんと私。
たかがロープの軽い交錯・・・でも、きらにとっては重要なポイント。
ジムのスタッフさん・・・自閉症指導のベテランの領域に?
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Sphinx
- 03/11/30(日) 14:06 -
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▼きらママさん:
>もしかして、SphinxさんもAldoさんの髪型の変化に気が付かない人?
は…はい。(^_^;)
>きらは、全く動じない。これも経験のなせる技かな〜・・・・・。
>「いつもと違っても大丈夫だった!」という経験。
>「怖かった」「嫌だった」という経験から「大丈夫」「やったよ〜!」という記憶のする混み?
>この記憶の刷り込み、良い経験の積み重ね・・・・話せない子どもたちがショックな事を経験して、不安定な状態にった時にも有効。事実、きらもその経験あり。
神経症とか強迫性障害などの治療法として,曝露法というのがあるようですが,きらママさんの教え方はまさにこれかなと思います。軽微な不安状況を実際に体験して慣れるところからはじめて,不安の程度をだんだん上げていきます。そうすると,治療前にはとても落ち着いていられないような状況でも耐えられるようになるというもの。そういえば,以前,この技法を不登校の生徒に適用した論文を読んだことがありました。
こどもの状況をしっかり把握しながら,適度なスモールステップを設定するのがコツというかんじがします。以前,白衣恐怖症の自閉症の生徒を担任したことがありましたが,今考えると,これも同じようにして脱感作してあげればよかったかも…。彼,最近はどうでしょう>nancyさん。
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nancy
- 03/11/30(日) 20:25 -
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▼Sphinxさん:
久しぶりにのぞいたら、いきなり呼びかけられてびっくり・・・(^_^)
>こどもの状況をしっかり把握しながら,適度なスモールステップを設定するのがコツというかんじがします。以前,白衣恐怖症の自閉症の生徒を担任したことがありましたが,今考えると,これも同じようにして脱感作してあげればよかったかも…。彼,最近はどうでしょう>nancyさん。
え〜っと・・・。誰のことでしたっけ〜?
ここ久しく「恐怖症」症状は見ないので・・・マジで記憶が・・・。
今は5人とも何かへの抵抗感はほとんどないですよ〜。
K君の「手つなぎ(相手につながれること)苦手」も「三輪車こわい」もスモールステップと私の気合いで?克服しましたし、H君の音恐怖も激減しています。
修学旅行のディズニーランドのアトラクションの大音量や金属音が心配だったんですが、
ビデオの苦手な音をわざと大きくして少しずつ音慣れし、いざというときのために耳栓も練習。あとは気合い!?「いい?準備して!ちょっとこわいよ!がまん!」「ほ〜ら、大丈夫だった!」・・・結果、バッチリ。
私は大抵これです。(^_^;)
もちろん「この辺まではいけそう」という限度とチャンスをみながらですが。
自称「そふとすぱるた」
・・・って、こういう話題だったのかな?
話がずれていたらすみません。
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Sphinx
- 03/11/30(日) 20:29 -
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▼nancyさん:
>今は5人とも何かへの抵抗感はほとんどないですよ〜。
それはよかった。(^_^)
>K君の「手つなぎ(相手につながれること)苦手」も「三輪車こわい」もスモールステップと私の気合いで?克服しましたし、H君の音恐怖も激減しています。
そのHくん,私が担任しているときは白衣恐怖症でしたよね。
1学期の健診時期に難儀した覚えがあります。
でも,それも昔の話なんですね〜。
もうあと4ヶ月弱で,中学部卒業か〜。
nancyさん,3年間担任おつかれさまでした。
卒業式に行けるといいな〜。
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nancy
- 03/11/30(日) 20:57 -
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▼Sphinxさん:
すばやいリアクションに再びビックリ!
>そのHくん,私が担任しているときは白衣恐怖症でしたよね。
>1学期の健診時期に難儀した覚えがあります。
あ〜、ハイハイ。てっきり「白衣を着たくない」って事かと思ってた。
健診恐怖ね〜。今は平気。慣れでしょう。
でも必ず一番じゃなく、前の人の様子を見て安心してから・・・程度の配慮は
いまだにしていますが。
最近、床屋さんも顔そりもクリアしたらしいですよ。
初めてのことはあいかわらずちょっと不安げなこともありますが、
「大丈夫!!やって!」と私の冷たい檄が飛ぶので、何でもチャレンジ・・・しています。(^_^;)
先日、I君が病院で採血検査を「やりません!」と拒否したときは、内心必死でした。
検査しないわけにはいかない・・・。「わかった!じゃ、私がやるから見てなさい!」
看護婦さんに注射針さす真似してもらって、「ハイ!終わり。すぐおわります!」
で納得。ちゃんと採血してくれました。
そういえば、ディズニーランドでは、彼とジェットコースターにも乗ったんですよ。
(親御さんも「無理でしょう」っていってたけど、本人が乗るって言うので)
ところが走り出してから「こわいです!止めてください!おります!」と連呼。
こういう必死な時って、スラスラ言葉が出るんですね〜。
もうこうなったら仕方ない。しっかり体を抱きとめながら「もう止まりません!がまんしなさい!!大丈夫!!」と気合いで叫ぶ私。私だってこわいのに〜。
二人とも必死で耐え、無事終点。
な〜んてそんなこともありましたっけ〜。
けっこうチャレンジャーな私たちです。(^_^)v
>もうあと4ヶ月弱で,中学部卒業か〜。
>nancyさん,3年間担任おつかれさまでした。
あ〜、そんなこと言われるとウルウルきます〜。
>卒業式に行けるといいな〜。
ぜひ、来てほしいです。
残りの日々を大事にしなきゃ、ね。
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