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▼きらママさん:
>さて、3日でサロンを含めて4回シリーズのYMCAの勉強会が終了しました〜!!
おつかれさまでした〜!
いやー,それにしてもすごいですね。
>皆さん、真剣なんですよ!!毎回、「前回の話で自分なりに大切、必要と思った事は何ですか?」「子どもの目線で考えるって具体的にはどういう事?」な〜〜んて、質問をするんですよ。
>当てられた人はもちろん、その他の人も前回の資料を見直したり、隣の人と話し合ったり・・・。もうもう、真剣そのものです。心地よい緊張感です。
参加者にどんな学びを与えるか,そのへんのことがしっかり計画されたきらママさんの講演。すごいです。このコメントに時間がかかったのは,実はきらママさんの投稿を読んで,いろいろ自分の中で学びがあったからなのです。
今,私が研修を積んでいるMAP(みやぎアドベンチャープログラム)は,体験学習法のひとつです。参加者の状態を把握しながら,その集団に必要な学びのきっかけを与えていくのが体験学習法における教師の役割。MAPの場合,その学びの題材が体の動きを伴うもの,特にちょっとしたスリリングな冒険活動も含まれているというのが特徴です。でも,教師が生徒に一方的に知識を与えるようなやり方ではなく,生徒自身の体験から生徒自身が考えたり気付いたりして学びが進んでいくという点は,他の体験学習法(構成的グループエンカウンターとか環境学習とか)と同じなんです。
きらママさんの投稿を読んで,まさにきらママさんの講演は体験学習になっているな〜と思いました。それに比べて自分の講演はどうだったかな?参加者の体験的な学びの機会があったかな?と考え込んでしまったんです。私の話は,まさに「教師が一方的に知識を与える」という古典的非体験型学習法です。参加者の学びを支援するという発想は,まったくと言っていいほどなかったと思います。
今思えば,スパゲティづくりで保護者参観をして,保護者に支援のしかたやこどもの活動の様子を見てもらったのは,それにちょっと体験学習的だったかな…。
実はつい最近,保護者へのアプローチも,私はずいぶん遠慮がちだったなと思ったところだったんです。もっともっと体験学習をサポートするという発想で(でも,そんなに押しつけがましくなく)接することができていたら,もっと早くお母さんたちと一緒にいろいろできたのかなと…。これは養護学校に戻るときの私の課題です。←これについても,nancyさんはいろいろ刺激的な実践をしているようです。
>また、二回目の勉強会では、私がきらにコミュニケションブックを渡し忘れてしまい・・・当然、展示しました。関心を寄せる方が多かったです。
>また、サポートブックも参考資料としてあげました。
>サポートブックの使い方、作り方の質問も多々あり。
自閉症のこどもたちが当たり前に持っている…そんな時代が来るかな〜。楽しみです。
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