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先日、東海地方にある大学の付属中学の生徒さん3人が職場に見学に来ました。
私が対応しましたが、ホントに中学生??という理解度と問題意識の持ち方にびっくり。
中学生になったときから、個々人が自分の興味のあるテーマを決めて追いかけているとのこと。3人のうちの1人は、テーマが地震予知なので、ここに来たということでした。
去年は名古屋大の先生(業界ではとても大物)に会っていろいろ話を聞いたらしく、その結果をまとめたレポートが事前に送られてきました。
何年もかけて準備や調査をしてきたせいか、質問が鋭かったです。
「東海地震観測情報段階では、テレビラジオに注意するだけで何もしなくていいということになっているが、必ず混乱が生じると思う。どのような対策を取っているのか?」
「判定会は先月、ゆっくりすべりが停滞、という見解を出したが、この状況は東海地震にはどのような影響があると考えられるか?」
等々。まさに「そりゃー私たちが今一生懸命考えていることです」ということで(^_^;)。
こんな問題意識の持ち方をし続けてほしいし、解決策を自分の頭で考える、ということも今後やっていってほしいと思いました。
それにしてもこんなレベルにまで育てるなんて、すごい学校もあるもんだなあと。
午後にうちに来た3人は、午前中は東大地震研で先生方に話を聞いてきたとのこと。
翌日はつくばで毛利さんに会うと言っていました。すごい。
この学校は修学旅行が東京、というわけではなく、このようなグループが現在一斉に全国に散らばっているらしい(自分の調べたいものがある場所へ行く)。
先生は大変どころじゃないなあと、そちらにもびっくりしたのでした。
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