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Sphinxさん こんにちは。
放送見ました。「おしん」ではじまるのはNHK山形らしい・・。はさておき、4日に1度、台風並の風で風車が2度も吹っ飛ぶのは驚き。こんなところがあるのですね。番組でも紹介されていましたが、季節風は凄そうです。
>あそこは最上川が西に向かって流れていて,その両岸が高い段丘面になっているので,西風(季節風)のいい通り道になるんですよね。吹雪になると前が見えなくなるほどすごいんです。
風力発電という当時としては画期的な方法であるにも関わらず、当初は住民達も半信半疑だったのですね(2度とばされたら止むを得ないか)。また、自然エネルギーを推進するはずの通産省担当官の対応は「それはないだろう・・」と思ってみてましたが、それをも乗り越えた町役場の人たちの情熱が結実していくのが見応えがありました。最後の絵本を作って子供達に紙芝居をするシーン、いいですね。この立川町の風力発電がはじまってわずか10年たらずで、63市町村に波及してますし、立川町では風力発電による自給率が40%に届く勢いですね。
番組の中で風博士として登場した足利工業大学の牛山さんは、環境NGOにも関わっているそうです。その環境NGOでは、地域に根ざした自然エネルギーのさらなる普及を目指して「自然エネルギー促進法」制定を目指しています。
もちろん、風力発電(太陽や地熱も)は万能なものではないのですが、各地で実用が進んでいく内に技術も進歩していくと思いますし、自然エネルギーのお互いの長所を生かし、短所を補いあうシステムが各地に拡がっていけばいいと思います。
私自身は、地熱技術の研究をこれからも続けていきますが、地熱は55万Kwに達したものの現在は足踏み状態です。突破口を模索しているところですが、温泉地域の人たちがもっと地熱エネルギーのメリットを感じられるようにしていきたいところです(番組中の牛山さんのように)。
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