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▼きらママさん:
自閉症カンファレンスNIPPONで,『光とともに』の著者,戸部けいこさんにお会いしてきました。もうすぐ3巻がでるらしいですよ。楽しみです。蔵王高校の図書館にも,『光とともに』の1巻と2巻を3冊ずつ置いてるのですが,女子高生たちにすごい人気だそうです。きっとF小学校でもたくさんのこどもたちが読んでくれるでしょう。
>K中学、K小学校、K6小、G中の子供たちは、ちらっとは見るけれど、(中にはいい意味で振り返りもしない子供もいます)そのままです。しかし、F小学校、F中学校の子供たちは、みんな一様にジーッと見つめて、下を向いて、友達と耳打ちをして、みんな遠巻きに下がってしまいます。先日は、F小学校正門近くで、声を上げてしまい、腰をバンバン!!4,5年の子供が正門に駆け込み!!守衛さんに助けを求めました。よっぽど、びっくり怖かったんだと思います。びっくりさせてごめんね!!・・でも、知らないって!!知ってもらえないってつらいですね!!・・という事で、リアクション!!
さすが,きらママさん。即行動ですね。
多様性が保証されるというのは,それ自体大切なことだと思います。
生物の進化を考えても,最初の生命誕生から遺伝子を少しずつ変えながら多様に進化してきて,だからこそ中生代末に代表されるような環境の激変があっても,生命全体が消滅することなく,35億年以上地球上で生き続けることができています。恐竜など中生代末で絶滅した生命はその環境変化を乗り越えられなかったけど,それを乗り越えられる他の種がいたんですね。もしそのときの生物が全員恐竜だったら,今,この地球に生命はいなかったというわけです。
思考(頭脳)の多様性というのも大事ですよね。京都大学でノーベル賞受賞者が多い理由の一つに,カフェの存在があるという話を聞いたことがあります。そこに行くと,いろんな学部の研究者が集まるので,新しい発想やひらめきが生まれるのだそうです。それに比べて東京大学には,そういうみんなが集まるようなカフェが存在しないとか…。
そしてもちろん,人にも多様性があり,行動パタン,思考,好み,姿形なども多様です。ところが,日本の普通の学校はその多様性を否定することが多い。「みんなと一緒」を強制される。そう指導されたこどもが,多様性を認められない人間に育つというのは道理なわけです。先生の言うことをよく聴くよい子ほど,多様性を認めたがらなかったりして…。
そんなあほくさい教育に反旗を翻しましょう。私は私のやり方で,きらママさんはきらママさんのやり方で。(ちょっと過激かな?)
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