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▼アンノウンさん:
鑑賞レポートありがとうございます!
アンノウンさんにレポートを投稿していただいた土曜日のお昼は,自分がつとめている学校で仲間の先生たちと勉強会をしていました。投稿を読んで,やっぱり見てみようという気になって,帰りにビデオ屋さんによって借りてきました。
アイ・アム・サムは1週間レンタルOKですが,一緒に借りた「さとうきび畑の唄」が新作だったので,それを早く見て昨日返し,アイ・アム・サムはこれから見ます。
>例えば自分の心をうまくコントロールできない部分や、
>むずかしい言葉を言えない部分にぎこちない行動のとり方などを主人公はうまく演出していました。
>また、場面(場所?)に合わない言葉でのシーンもなおの事であります。
>僕はこの映画を初めて見て、
>うまく表現することはできませんけれども、自分の何かを痛感させられました。
>わかる所と言えば、社会に対する適応性や人付き合いの弱さ等などが現れています。
なるほど。
他の人ができて,自分にできないというのは,くやしい気持ちになったり,がっかりした気分になったりしますよね。できる人は,なかなかできない人の気持ちを理解してくれないし…。
社会性のある人は社会性が弱い人のことが分からないし,物覚えのよい人は忘れっぽい人の気持ちが分からない。パソコンが得意な人は苦手な人の気持ちが分からない。人によって得意分野と不得意分野というのがいろいろ違うので,これはある意味「おたがいさま」な問題です。こうやって映画を見ることで,自分が不得意じゃなくて気付いていないことに,多くの人が気付いてくれるといいですね〜。
他の人ができるのに,自分はできないということ,私にもいっぱいあります。例えば「忘れっぽさ」。よく3歩歩いて忘れるというのを「鶏の頭のようだ」なんて言いますけど,それって私のためにあるような言葉!本当によく忘れるので,例えば毎朝飲んでいるお茶を入れる時も,学校で生徒の汚れ物を選択する時も,常にタイマーが必要です。ときどきそれで失敗をして,ガッカリして落ち込むことも多いんですけど,そんなときはいつもこう言い聞かせるんです。
「でも,忘れっぽいってことは,気持ちの切り替えが早くて根に持たないってことだよな〜」
これは負け惜しみじゃなくて,実際に何か嫌なことがあっても,本当にすぐ忘れられるんですよ!人の特徴っていうのは,片方から見れば短所になり,もう片方から見れば長所になる。見る角度の問題だったりするんだと思います。
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