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>>>小学部の先生方の考えが甘いから、将来の見通しが甘いから、宮城県の自閉症関係の一般就労が少ないのかな〜・・・・。
20日東北大で行なわれた「日本特殊教育学会」でM教大付属養護小学部のパソコンを使用した活動記録が紹介されたので、一昨年と今年学校見学をしたことも含めて書かせていただきます。
記録は、毎日これだけ入力するの大変だろうなと思われるほど細かく、動画映像などもありました。後から全部読むの大変だろうなと思ったら、パソコンだとピックアップして一覧表にも出来るので使いこなせるとホント便利!(シンポジウムのプレゼンほとんどパソコンが使われていましたが、使い慣れていないとバレますね。)それで、私が見学してきた様子はというと、一昨年は転校を考えた見学でかなり長い時間2回も行ったのですが、小学部はほとんど自由遊びでした。今年は学校指定の見学日に行ったのですが、小学部はみちのく湖畔公園へ、高等部は職場実習と居たのは中学部の生徒さんだけ。ただでさえ生徒数が少ないのに、誰もいない教室を見るだけで、何故・・・と思ってしまいましたね。
私は記録重視派で、課題があるときには、昨年のこの時はどうだったとか、他の人はどう取り組んだかとかデータが欲しくなるし、多くの人が支援に関わる時、記録を共有することが大切だと思う。(特に自閉症は、人によって違ってしまうと混乱するし。)でもただ記録するだけで、指導する場面が少なかったら、学校って何をするところなの!?って感じです。個別指導教室があっても小学部は成果が上がるほど利用は出来ないようだし。「知的障害児に勉強を教えるの無理させてかわいそう。」というような先入観があって、できる芽まで摘んでしまっていないのかな。個別指導計画はあるのでしょうか?
中等部、高等部は作業と就労訓練一辺倒のイメージがあるので間違っていたら、「こんなことをしていますよ。」と教えてください。
一般就労が少ないことについては、小さい頃からの取り組みが無いことばかりでなく、自閉症の就労に向くような特例子会社の工場などが無いこと、支援体制ができていかったなどもあると思います。自閉症に限らず、障害者の就労は、理解のある職場でないと定着できていないのが現実です。子どもの適応をよくする子育てを考えるとともに、理解ある職場を増やしていく開拓が必要で、実習だけでも受け入れてくれる会社があったら紹介してください!
先日の自閉症カンファレンスで「重度への取り組みが無い。」と不満そうでしたが、門先生のホームページによると「TEACCHは療法ではなく、概念モデルであって、それぞれに合わせたプログラムなので、理論的にはTEACCHが合わないというのはありえない。」そうで、私の考えでは、重度の人でも視覚支援などでやることを伝えたり、選ばせたりすることが出来るとかなり適応がよくなると思うのですが、重度支援では甘い考えでしょうか?
「自閉症の教育が楽しくなる本」を買ったので、今度読んでみてください。
それでは
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