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▼Sphinxさん&きらママさんへ
おひさしぶりです〜。
なんだか妙に時間に追われて余裕のないこの頃です。
最近は、きらママさんから色々教えていただいたことを少しずつ実践しております。
「待つこと」について。昨年までは結構子どものマイペースを認めていたんですが、
やっぱりまわりにあわせて動けること、待てることは生活上大切なことだ、と
最近痛感し、学習や生活の中で意識して取り入れています。
>課題が間に合わずに「待つことも勉強」と豪語する先生も現実に存在するわけで,それをやっちゃあお終いでしょう?とずっと思って教員をしてました。だから,私の発想の中に「何もしないで待つ」ということを個別目標で取り上げたり実際に指導したりっていうことはなかったんですよね〜。だけど,実際に家族との生活では,確かに「何もしないで待ってて!」という場面も少なくないでしょう。んー,でもそれを学校で指導しているイメージがわかないです。
そうそう。手抜きのいいわけにしちゃあいけません。それは同感。
で、私が最近やっているのは、給食時間に「ごちそうさままでは座って待つこと」
学習の終わりの挨拶までは席を立たないこと。
今日は、個別学習の始めに男子3人と向かい合って、5分間正座をして気持ちを集中してからそれぞれの勉強を始めました。背筋を伸ばしてお互いの鼻のあたりをじっと見る・・・なんか道場みたいですが、これがなかなかいい気持ちなんです。その後の学習への集中や意欲、落ち着き、指示の通りもよくなります。
ま、結局正座しながら絵カードを選ぶ勉強なんかをちょこっとついでにやっちゃったりも
してるんですが。ほとんどは、「じっと座る」ことに集中していました。
I君はその後自分からふっきんやなわとびをやりたがり、息が切れるまでがんばり、運動嫌いのN君もはじめて自分でフープなわとびに挑戦して跳んでました!
私にとっては、一人一人の子どもとじっくり面と向かう(文字通り)、自分の気持ちも落ち着ける、ちょっとしたメディテーションタイムにもなります。
考えてみれば、学校生活の中でたった5分もじっとしている時間がないんだということに
驚きます。
これからどう発展させていこうか考え中です。
少しだけアプローチの意識を変えたことと関係あるかどうかはわかりませんが、
最近は、整列しても誰もフラフラしないし、「待っててね」と言えば待っててくれるし・・・。集合の合図があれば、子ども同士で手をつないだり、呼び合ったりしてそろって集まるし・・・なんだかミョ〜に落ち着いたクラスになっちゃいましたよ。
(内心ちょっと寂しかったりして・・・(^_^;)
家庭生活の中で、親御さんが一番困っていらっしゃるのが、待てないことだったり、声を出すこと、ウロウロしてしまうことなどであるならば、その困難さを少しでも改善、解消
していけるスキルを自分が持ちたいものだと、目下勉強中です。
H君とN君のお家で、絵カードスケジュールを家庭でもやってみたいと相談があり、
今日試作品が完成しました。これを機にお家で色々工夫していっていただければいいなと
思います。コミュニケーションブックもちょっと素敵なニューバージョンが完成!
私のブックもバージョンアップ!見せたいわ〜。
ところで自閉症カンファレンス、今年は私も行くつもりです。
よろしくお願いします。(^_^)
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